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中国市場2021年第1四半期:NEVの販売台数は50万台超、中国OEMはCASEを加速

1-3月は生産が81.7%増の635.2万台、販売が75.6%増の648.4万台

2021/05/12

要約

2020年vs2021年销量

 中国汽車工業協会(CAAM)の4月9日の発表によると、2021年1-3月の生産台数は前年同期比81.7%増の635.2万台、販売台数は前年同期比75.6%増の648.4万台となった。このうち新エネルギー車(以下、NEV)の生産台数は前年同期比3.2倍増の53.3万台、販売台数は前年同期比2.8倍増の51.5万台であった。

 2021年3月単月では、生産台数は前年同月比71.6%増の246.2万台。販売台数は前年同月比74.9%増の252.6万台で、生産・販売ともに前年同月比大幅増となった。NEVの生産台数は、前年同月比2.5倍増の21.6万台、販売台数は前年同月比2.4倍増の22.6万台で、3月としては過去最高を記録した。

 大手メーカー各社の2021年第1四半期(1-3月)の動向として、中国主要メーカーはNEV及びコネクテッドカー分野のラインナップを増強させ、特に自動運転に重点を置いた。また、バッテリーや水素エネルギーに関する技術成果も注目すべき点である。欧米メーカーはNEVの生産関連の動きが多い。日韓メーカーは、トヨタと現代・起亜はNEVに重点を置き、ホンダと日産はコネクテッド分野に力を入れている。

 全体的に、中国メーカーは積極的にかつ迅速に新四化(電動化、インテリジェント化、ネットワーク化、共有化)の変革動向に対応しているが、外資メーカーは当分野において対応がやや遅れている傾向が見受けられる。本レポートでは「中国新興EVメーカー()()」で報告した内容に関しては省略する。

 

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