JMS 2025:マツダ、2台のビジョンモデルを世界初公開
・マツダは10月29日、東京ビッグサイトで開催されている「Japan Mobility Show 2025 (ジャパンモビリティショー、プレスデー:10月29-30日、一般公開日:10月31日-11月9日)」のプレスカンファレンスで、代表取締役社長兼CEOの毛籠 勝弘氏が登壇し、2台のビジョンモデル「MAZDA VISION X-COUPE(マツダ ビジョン クロスクーペ)」と「MAZDA VISION X-COMPACT(マツダ ビジョン クロスコンパクト)」を世界初公開した。
・同社は2035年の未来に向けて、同社の原点である「走る歓びは、地球を笑顔にする」をテーマに、「走るほどにCO₂を減らす」ことを目指している。微細藻類由来のカーボンニュートラル燃料とエンジンから排気されるCO₂の回収技術を鍵として、モビリティの未来を実現できると考えている。
・「MAZDA VISION X-COUPE」は、微細藻類由来のカーボンニュートラル燃料と、マツダ独自のCO2回収技術「Mazda Mobile Carbon Capture」(マツダ モバイル カーボン キャプチャー)の組み合わせで、走るほどに大気中のCO2を削減できる。2ローター・ロータリーターボエンジンとモーター、バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム(PHV)を搭載。システム最高出力510PS、航続距離はモーターのみで160km、エンジン併用で800kmで、エンジンと電動化のベストバランスを実現する。車体サイズは全長5,050mm、全幅1,995mm、全高1,480mm、ホイールベース3,080mm。
・「MAZDA VISION X-COMPACT」は、人の感覚をデジタル化した「人体・感性モデル」と共感型AIの融合で、人とクルマの絆がさらに深まることを目指したモデル。車体サイズは全長3,825mm、全幅1,795mm、全高1,470mmで、ホイールベース2,515mm。
・その他、一般向けには世界初公開となる、電子プラットフォーム「MAZDA E/E ARCHITECTURE+(マツダ イーイー アーキテクチャー プラス)」を搭載し、進化した運転体験の提供を目指した欧州仕様の新型「MAZDA CX-5」も展示された。将来的にはGoogleアシスタントからGoogleのAIアシスタント「Gemini」へのアップデートを通じて、新しい運転体験が可能になる。
・また、マツダは同日、新バージョンのブランドシンボルを展開することを発表。「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」の同社ブースに採用された。
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