メキシコ新車販売、4月は3.3％減の11.4万台

・メキシコ自動車工業会(AMIA)が発表した2017年4月の新車販売台数(輸入車を含む)は、前年同月比3.3%減の11万4,477台となった。内訳は乗用車が6.7%減の7万2,778台、ライトトラックが3.3%増の4万1,699台。
・4月の販売が減少したのはイースター休日で営業日が少なかったことが原因。イースターの影響を取り除く3-4月販売合計では2017年は前年同期比で6.9%増になった。
・メーカー/ブランド別では、首位は日産で4.6%減の2万7,434台でシェア24.0%、2位はGMで14.6%減の1万9,584台でシェア17.1%、3位はVWグループで12.1%減の1万7,228台でシェア15.0%、4位はトヨタで16.6%増の9,009台、5位は起亜で78.8%増の7,210台となった。起亜が初めてトップ5入りを達成した。
・セグメント別に見ると、サブコンパクトカーは4万1,239台で、VW「ヴェント(Vento)」が5,565台、シボレー「スパーク(Spark)」が5,058台、シボレー「アベオ(Aveo)」が4,650台。コンパクトカーは2万5,265台で、日産「ヴァーサ（Versa）」が6,657台、VW「ジェッタ （Jetta）」が2,965台、日産「セントラ(Sentra）」が2,618台の順となっている。SUVは2万5,121台で、ホンダ「CR-V」が3,040台、起亜「スポーテージ(Sportage)」が1,978台。ピックアップは1万5,629台で、日産「NP300」が6,022台でトップとなっている。
・なお、1-4月累計販売は5.8%増の49万2,725台で、過去最高となっている。
AMIAの発表をみる

メキシコの自動車販売台数　（単位： 台）

出所：AMIA
注：輸入車を含む