ベトナム新車販売、2月は50.4%増の1.8万台

・ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表した2017年2月の総販売台数(輸入車およびVAMA未加盟メーカーを含む)は、前年同月比50.4%増の1万7,621台となった。CKD生産車は1万4,560台、CBU車は3,061台だった。
・VAMA加盟20社による2月の新車販売台数(バスシャシーは除く)は、53.6%増の1万7,156台。車種別では、乗用車が53.1%増の9,775台、商用車が48.9%増の6,171台、特殊車両(SPV)が89.1%増の1,210台。
・マークラインズ集計による2017年2月のメーカー・ブランド別新車販売台数では、地場メーカーのチュオンハイ(Truong Hai)が102.5%増の5,882台(シェア33.4%)、トヨタ(レクサス除く)が51.2%増の3,579台(同20.3%)、フォードが23.4%増の1,881台(同10.7%)、ビナマツダが44.7%増の1,816台(同10.3%)、GMベトナムが79.7%増の825台(同4.7%)などとなっている。
・ASEAN物品貿易協定(ASEAN Trade in Goods Agreement: ATIGA)によって、2017年1月からASEANからのCBU輸入車に対する関税が40%から30%へ引き下げられた。
・順調な経済成長、中間層の拡大、可処分所得の増加、ASEANからの完成車輸入関税引き下げなどで、VANAはベトナム市場が2017年は10%増になると予想。