・ドイツ最大の労働組合である金属産業労組IGメタル(IG Metall)は3月18日、ストライキを行っていたサプライヤー5社全てが交渉結果を受け入れたと発表した。これを受け、フォードのザールルイ(Saarlouis)工場は生産を再開した。
・交渉を通じ、サプライヤー側は相当額の退職金に合意した。フォードを含む6社は同様の労働協約を共有しているが、財務上の取り決めは異なる。
・3月18日に行われた2回目の組合員投票の結果、Learでは100%、Rhenus LMSでは97.74%、Bentelerでは93.33%、Tennecoでは90.6%、Magnaでは77.4%が労働協約に賛成した。労働協約により、組合員は2025年11月にフォードのコンパクトセダン「フォーカス(Focus)」の生産が終了するまでの期間の見通しと保障が与えられる。