Focus (Ford)

 ニュース
2024年03月21日(木)

・ドイツ最大の労働組合である金属産業労組IGメタル(IG Metall)は3月18日、ストライキを行っていたサプライヤー5社全てが交渉結果を受け入れたと発表した。これを受け、フォードのザールルイ(Saarlouis)工場は生産を再開した。

・交渉を通じ、サプライヤー側は相当額の退職金に合意した。フォードを含む6社は同様の労働協約を共有しているが、財務上の取り決めは異なる。

・3月18日に行われた2回目の組合員投票の結果、Learでは100%、Rhenus LMSでは97.74%、Bentelerでは93.33%、Tennecoでは90.6%、Magnaでは77.4%が労働協約に賛成した。労働協約により、組合員は2025年11月にフォードのコンパクトセダン「フォーカス(Focus)」の生産が終了するまでの期間の見通しと保障が与えられる。

Based on IG Metall press release

2024年02月09日(金)

・ドイツの金属労働組合であるIGメタルは2月7日、フォードと労働協約を締結したことを発表した。

・協約に基づき、フォードはドイツ・ザールルイ(Saarlouis)工場における「フォーカス(Focus)」の生産を2025年までに段階的に廃止した後も、同工場で現在雇用する約4,500人の従業員のうち1,000人の雇用を維持する。この雇用は団体交渉の内容を遵守するものであり、2032年までは人員削減の対象から除外される。さらに、「フォーカス」の生産スケジュールも2025年11月30日まで延長される。

Based on IG Metall press release

2023年07月28日(金)

・フォードは7月26日、欧州の顧客向けにアレクサ・ビルトイン機能を導入したと発表した。
・アレクサ・ビルトイン機能は、フォード・パワーアップ・ソフトウェア・アップデートを介して無線配信で提供され、コミュニケーション・エンターテイメント・システムSYNC 4およびSYNC 4Aを搭載した幅広い車両で利用できるようになる。
・これによりフォードは、欧州の顧客のドライビング体験を向上させるため、さらなるエンターテイメント、生産性、車両制御機能を提供するという。
・今年発売される車両には、車両生産中にアレクサ・ビルトイン機能が組み込まれる予定。対象車両は、「マスタング マッハE (Mustang Mach-E)」、「マスタング マッハE GT」、「フォーカス(Focus)」、「フォーカスST」などである。
Based on Ford Europe Blog