Bharat Forge Ltd.

会社概要

■URL

https://www.bharatforge.com/

■本社所在地

Mundhwa, Pune Cantonment, Pune 411036, Maharashtra, India

業容

-Kalyani Groupの旗艦会社。自動車および非自動車部門の鍛造・機械加工部品製造のインド大手としてインドの8拠点を含む5か国に15の製造拠点を持つ。

-2023年3月末時点で子会社33社 (孫会社を含む)、関連会社3社、合弁会社2社を有し、子会社・関連会社を含め、年産750,126トンの鍛造能力を有する。

-同社はEモビリティ事業を独立企業としてスピンオフした。Kalyani Powertrain Limited (KPTL)は、EV部品、電動二輪車、電動三輪車、及び商用車向け後付け部品を主に扱う。

資本構成

-Bombay証券取引所、Pune証券取引所、インド国立証券取引所上場 (2023年3月31日時点)
株主区分 保有比率 (%)
プロモーター 45.3
海外機関投資家 16.2
投資信託会社 (インドのUnit Trustを含む) 19.9
保険会社 5.7
その他 12.9
合計 100.0

主要製品

エンジン部品 (Engine)
-クランクシャフト (Crankshafts)
-コネクティングロッド (Connecting rods)
-エミッション/アフタートリートメント (Emission/After Treatment)
-インジェクションシステム (Fuel injection system)

シャシー部品 (Chassis)
-フロントアクスルビーム (Front axle beams)
-ステアリングナックル (Steering knuckles)
-コントロールアーム (Control arms)
-ナックル (Knuckle)
-フォーク (Fork)
-リインフォースメントブラケット (Reinforcement Bracket)

トランスミッション部品 (Transmission)
-メイン&カウンターシャフト (Main & Counter Shafts)
-インプットシャフト&アウトプットシャフト (Input Shaft & Output Shafts)
-シリンドリカルギア (Cylindrical Gear)

ドライブライン部品 (Driveline)
-スピンドル (Spindle)
-タンデムアクスルコンポーネント (Tandem Axle Component)
-ニアネットシェイプギア (Gears with Near Net form Teeth)
-ニアネットシェイプピニオン (Conventional and Near net forged pinion)

E-Mobility部品 (E-Mobility)
-フューエルパワートレーンソリューション (Fuel Powertrain Solutions)
-システム/サブシステム (Systems & Sub Systems)
-パワートレイン部品 (Parts for Powertrain)

 

Kalyani Powertrain Ltd.
-DC-DCコンバーター (DC-DC Converter)
-車両制御ユニット (Vehicle Control Unit)
-モーターコントローラー (Motor Controller)
-650V -740V高電圧システム (650V -740V HV system)
-48Vシステム (48V LV System)
-電動パワートレインキット (Electric powertrain kit)
-ナノ強化鉛酸バッテリー (Nano-enriched lead acid battery)

沿革

1961年 インドにて設立。
1970年代 M&Aによる成長でインド最大の鍛造メーカーとなる。
1980年代 事業多角化により、自動車向け加工メーカーから総合エンジニアリング企業となる。
1990-91年 フロントアクスルビームやクランクシャフトといったサスペンション、エンジン部品を日本、米国、英国といった先進市場に供給開始し、事業が伸長を遂げる。
1997-98年 クランクシャフト、フロントアクスルビーム、ヘビーステアリングナックル用の機械加工工場を設立。
2002年01月 英国のKirkstallおよびLeedsに拠点を置くDana Spicer Europe Limitedに鍛造部品を供給する契約を締結。
2004年01月 ドイツの大手鍛造メーカーCarl Dan. Peddinghaus GmbH & Co. KG (CDP) を買収。
2004年12月 ドイツの子会社を通じて、CDP Aluminiumtechnik GmbH & Co KG (CDP-AT) の株式を100%取得。
2005年06月 自動車用鍛造スチール部品の設計・製造メーカー、Federal Forge Inc. (米国) を買収。
2005年09月 スウェーデンのImatra Kilsta ABを完全子会社化。
(Imatra Kilsta ABの100%子会社であるScottish Stampings Limited.も含む)
2006年03月 中国の第一汽車集団との合弁会社 FAW Bharat Forge (Changchun) Co., Ltd.を設立。
2008年 大型車用クランクシャフトの鋳造、機械加工施設をBaramatiに設立。
2009年 リング圧延施設をBaramatiに設立。
2010年 Kalyani技術革新センターを設立。
2012年11月 Bharat Forge Americaを閉鎖。
2014年01月 中国の合弁会社FAW Bharat Forge (Changchun) の株式を28.2百万ドルで合弁相手の第一汽車 (FAW) へ売却。
2014年09月 KPIT Technologies Limited (KPIT) との合弁会社「Impact Automotive Solutions Limited」の株式50%を、KPITに108百万インドルピーで売却。
2016年11月

子会社Bharat Forge America Inc.がWalker Forge Tennessee LLC & PMT Holdings Inc. USA (WFT)の全株式を14百万ドルで買収。

2017年11月

Andhra PradeshにLight Weighting Technology (LWT)センターを設立。

2018年01月 英国MIRA Technology Parkに研究開発施設を設立。
2018年06月 Tevva Motors (Jersey) Limitedに10百万ポンドを投資。
2019年04月 Eternus Performance Materialsの株式50%取得。
2019年05月 Aeron Systemsの株式26%取得。
2019年09月 Refu Drive GmbHの株式50%取得。
2021年03月 Kalyani Powertrain Private Limitedを買収。
2022年03月 米国ノースカロライナにおいてアルミ鍛造工場の稼働を開始。

補足 1