Bharat Forge Ltd. 2013年3月期の動向

ハイライト

事業概況

-2013年3月期の連結売上高は、前年比8.7%減少の58,148百万ルピー。EBITDAは、前年比16.7%減少の8,978百万ルピーとなった。

-2013年3月期の国内売上高 (単体) は、前年比18.9%減少の15,025百万ルピー。同輸出売上高は、前年比で8.5%減少し、15,866百万ルピーとなった。年度末にかけて自動車および産業セクターの需要が急落したことが影響した。

海外事業

<米国>
Bharat Forge Americaを閉鎖
-2012年11月、損失が続いた子会社のBharat Forge America (BFA) を閉鎖した。既存事業のほぼ大半がインドに移管され、BFAの全資産は2013年5月に11.25百万ドルで売却された。今回の閉鎖により生じる損失は168百万ルピー。

開発動向

研究開発費

(単位:百万インドルピー)
  2013年3月期 2012年3月期 2011年3月期
研究開発費 147.2 88.9 75.2
売上高 (単独) 32,428.5 37,535.4 29,935.5
研究開発費用の売上高に占める割合 0.5% 0.2% 0.3%

研究開発活動

-2013年3月期、同社が注力した研究開発活動は以下の通り:
  • 強度重量比の向上を目的としたクランクシャフトの適正設計
  • 鍛造工程の簡素化、動釣り合わせの向上を目的としたクランクシャフトのリエンジニアリング
  • フロントアクスルビームおよびステアリングナックルの軽量化
  • 金型設計の適正化による原料歩留まり率の向上
  • 原材料と加工済みクランクシャフトにおける耐久性の相関関係に関する研究