Knorr-Bremse AG

会社概要

■URL

https://www.knorr-bremse.com/en/

■本社所在地

Moosacher Strasse 80, 80809 Munich, Germany

業容

-商用車および鉄道車両向けにブレーキシステム及びその他システムの開発・製造を行うグローバル大手メーカー。

-同社事業は以下2部門で構成。

  • 商用車システム (Commercial Vehicle Systems)
  • 鉄道車両システム (Rail Vehicle Systems) 


-商用車用システム部門は、ブレーキシステム、運転支援システム、自動運転システム、ステアリングシステム、トーショナルバイブレーションダンパー、パワートレイン関連ソリューション、電力供給・配電システム及びトランスミッションコントロールシステムなどを開発、製造している。

-商用車用ブランド:

  • Knorr-Bremse
  • Bendix (エアブレーキシステム)
  • Bendix Spicer Foundation Brake LLC (ブレーキ部品)
  • HASSE & WREDE (ダンパー)
  • Truck Services (サービスソリューション)
  • GT Emissions Systems (オン/オフハイウェイ用排ガス制御バルブ)

資本構成

-フランクフルト証券取引所に上場 (2020年12月31日時点)
株主 保有比率 (%)
KB Holding GmbH 59.0
浮動株 41.0
合計 100.0

主要製品

ブレーキシステム (Braking Systems)
-空圧ブレーキ (Pneumatics)
-メカニカルブレーキ (Mechanics)
-電子部品 (Electronics)

ダンパー (Dampers)
-ビスカスダンパー (Visco-dampers)
-油圧ダンパー (Hydraulic dampers)

コンプレッサー (Compressors)

エキゾーストブレーキ (Exhaust brake)

トランスミッションマネジメント (Transmission Management)
-クラッチマスターシリンダー (Clutch master cylinder)
-クラッチサーボ (Clutch Servo)
-サーボシフト (Servo-shift)
-AMT用ギアコントロールユニット (Electronic gear control unit for automated manual transmission)
-AMT用クラッチアクチュエーター (Electronic clutch actuator for automated manual transmission)

エアトリートメント (Air Treatment)
-圧縮空気除湿装置 (Air drying)
-油水分離器 (Oil separation plus air drying (Oil Separator Cartridge - OSC))
-エアプロセスユニット (Air processing unit (APU))
-エレクトロニックエアコントロール (Electronic air control)

電子システム (Electronic Systems)
-ABS、ASR
-EBS、CFC (カップリングフォースコントロール)
-ESP
-ELC (エレクトロニックレベリングコントロール)
-ACC

ステアリングシステム (Steering Systems)

バルブ (Valves)

ディスクブレーキ (Disc Brakes)

パッドホルダースプリングシステム「ProTecS」

ドラムブレーキ (Drum Brakes)

アクチュエーター (Actuators)

沿革

1905年 ジョージ・クノールが (Georg Knorr) がクノール・ブレムゼ (Knorr-Bremse GmbH) を設立。
1910-1924年 貨物列車用エアブレーキの新技術の導入により、欧州でこの分野の主導的な地位を確立。
1922年 商用車用のエアブレーキを開始。
1931-1939年 ヒルデブランド・クノール・ブレーキング・システム (Hildebrand Knorr braking system) が競争相手を一掃し、17ヶ国において急行列車用のブレーキング・システムの標準となる全ドイツのトラックの90%がクノールのブレーキング装置を装備。
1945年 第2次世界大戦にともない、ベルリン工場が没収される。
1945-1953年 西ドイツでブレーキ装置を再開し、本社を再びミュンヘンへ移転。
1960-1980年 鉄道および商用車用ブレーキの技術の発展に決定的な影響を与え、KEバルブがUIC標準となる。
1985-1993年 AAR DB-60バブルによって、米国の鉄道車両ブレーキ市場へ参入。
徹底的なリストラクチャリングと会社のグローバル化によって、ブレーキ技術の分野で主導的な地位を確立。
1996年 業界で初の商用車用のエア・ディスクブレーキを生産。
1997-1998年 Turkey's Orsan Yedek Parca Sanayi ve Ltdとのジョイントベンチャー企業Knorr-Orsan Ticari Arac Sistemleri LtdがCorlu (トルコ) を設立。トルコに新工場オープン。
1998年 Knorr-Bremse Systeme fürNutzfahrzeugeはRobert Bosch GmbHの商用車用ブレーキ部門との合併を発表 (保有率はKnorr-Bremse AG; 60%, Bosch; 20%, AlliedSignal; 20%)。
1999年9月 神戸製鋼が33%保有するNabco (日本) と商用車用ブレーキ・システムの分野で協力を発表。
1999年 グループ全体の連結売上高は2兆5,000億ドル。
1999年12月 Berlin-Marzahn工場のリノベーションに5,500万マルクの投資計画を発表。
1999年12月 1999年12月、コスト削減を目的に、ブタペスト (ハンガリー) に研究開発センターを設立し、ドイツからハンガリーへ多くの部品生産を移管する一環:ハンガリー部門は欧州最大の生産拠点で西欧に製品の85%を輸出。
2000年 バイブレーション・ダンパー部門がシカゴ (米) に新工場を設立し、生産開始。
2000年4月 商用車用ブレーキの分野で同年末までに日本での提携を目指すと発表。
2000年4月 Alderbach (ドイツ) にディスク・ブレーキの新しい生産ラインと2500㎡の物流センター建設のを発表。投資額15百万マルク。
2001年 Bosch Braking Systems社との合弁会社JKC Truck Brake Systemsの持ち株比率を引き上げる(35%→80%)により、支配権を獲得(1月)。
2002年1月 Honeywell International Inc. (米国) から、同社と設立した欧州およびブラジル合弁会社の株式を買収。Bendix Commercial Vehicle Systemsを子会社化。
2004年 BendixとDanaが米国に、合弁会社Bendix-Spicer Foundation Brake LLCを設立。Bendixが株式の大部分を保有し、運営管理を担当。この合弁会社設立により、Bendixのドラムブレーキ事業への参入が可能になった。
中国では、Dalian Innovation Parts Manufacturing Co.と合弁会社を設立し、トーションバイブレーションダンパーを生産。この新会社の社名はHasse & Wrede CVS Dalian China Ltd.。
2007年 2007年度初め、Hasse & Wredeは、ベルリン近郊のKliekenを本拠とする世界第3番位の粘性ダンパーメーカー、STE SchwingungsTechnik GmbH (以下、STE) を買収。
2007年12月 Knorr-BremseとKAMAZは、ロシアでトラック用ブレーキシステム一式を生産するため、合弁会社を設立することで正式に合意した。KAMAZは旧ソ連邦国 (CIS states) の中で最大規模を誇るトラックメーカー。
2008年 タイヤ空気圧のワイヤレス計測システムメーカーのSmarTire社と、Eatonの衝突警報システムのVORADテクノロジー事業部を買収した。
2011年 Knorr-Bremse Asia Pacific (Holding) Ltdと中国のChongqing CAFF Automotive Braking & Steering Systems Co. Ltd. [重慶卡福汽車制動轉向系統] は、商用車用ブレーキシステム部品およびパワートレイン部品を生産する合弁会社Knorr-Bremse CAFF Systems for Commercial Vehicles Chongqing Ltd. [克諾尓卡福商用車系統 (重慶) 有限公司] を設立した。
2014年7月 Knorr-Bremse Asia Pacific (Holding) Ltdと東風電子科技股份 [Dongfeng Electronic & Technology Co., Ltd.] が合弁会社「東科克諾爾商用車制動技術有限公司 [Knorr-Bremse DETC Commercial Vehicle Braking Technology Co., Ltd.]」を設立。
2019年4月 日立オートモティブシステムズの商用車用ステアリング事業部門を買収。
2020年1月 北米市場向け商用車用ステアリングシステムメーカーのR.H. Sheppard を買収する契約を締結したと発表。
2020年6月 R.H.Sheppardを149.5百万ドルで買収完了。

補足 1