CES 2023 総括

センサー、プラットフォーム、車両など

2023/02/01

要約

本レポートについて

 本レポートは、MarkLinesのポータルユーザー向けにVSI Labs(VSI)によって作成された。VSIは、アクティブ・セーフティと自動運転を支えるテクノロジーを対象に、深い洞察と分析を行い業界に発信するテクノロジー調査会社である。

 

要約

 CES 2023の入場者数は2022年の2倍以上にあたる11万5,000人を突破し、うち4万人以上が海外からの来場者だった。出展社数は2022年の1,900社に対して3,200社以上で68%以上増加した。メディア関係者は4,800人を超えた。ただし、来場者数18万5,000人以上、出展社数4,500社以上だった2019年と比較すると集客数はまだ回復途上である。

 CES 2023ではADAS(先進運転支援システム)と自動運転が大きな話題となった。ロボタクシーを開発しているすべての大手技術企業や、数十の新興企業を含む主要自動車部品サプライヤーが参加した。主なトピックスを以下に示す。

  • ロボタクシーと自動運転トラック
  • ADASソリューション
  • 農業、鉱業、海洋技術の自動化
  • コンポーネント(チップ)、センサー、センサーモジュール
  • サービス(遠隔操作)、ツール・シミュレーター、デジタルツイン

 このTech Briefでは、自動車向けのADASおよびAV(自動運転車)の技術に焦点を当て、重要な製品発表を総括するようにした。

CESの要約
基本情報 備考
主催者 www.cta.tech ・ 全米家電協会(Consumer Technology Association)
参加者 ・ 11万5,000人以上 ・ CES 2022の2倍以上
出展社 ・ 3,200社以上
・ 出展社のウェブサイトのリンク
・ 2022年比で1,900社以上、68%の増加
https://www.ces.tech/exhibits/exhibitor-directory.aspx
CESニュース ・ プレス発表ウェブサイト https://ces.vporoom.com/News-Releases
出典:VSI Labs 2023年1月


資料:Egil Juliussen氏とPhil Magney氏による2023年1月13日付けTechnology Brief "CES 2023 Round-Up: Sensors, Platforms, Vehicles and More" をVSI Labs(同社ウェブサイト VSI Labs AUTONOMOUS SOLUTIONS PORTAL)の許可を得て掲載しています。

VSI Labs


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車線区分線の調査(2022年11月)
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[Ecosystem Brief] 自動運転車(AV)エコシステムと業界の現状(2022年5月)
CES 2022 総括:2022年はEV、プレミアムADAS、レベル3自動運転、ロボタクシー (2022年1月)

 

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