ReVision 自動運転・ADASサミット2023
ADASの現在地点から、自動運転とクルマの未来図を捉える
2023/12/07
- 要約
- 基調講演
- カーメーカーの取り組み(トヨタ、マツダ)
- 自動運転・SDV関連法規と法的課題(法律専門家、PwC)
- OTA(エアリス、日立製作所)
- ソフトウェア(SUSE、ストラドビジョン)
- 部品、システム(Mobileye、コンチネンタル)
- HMI、ナビデータ(パイオニア、Nexar Japan)
要約
昨年同様、九段下で開催されたReVision 自動運転・ADASサミット2023は、国際ジャーナリスト清水さんの基調講演をはじめに、多くの分野の第一人者の方々から現状の課題と将来形について様々な報告がなされた。
トヨタ、マツダからは国内向けを中心に実際の商品開発の取り組み状況について、またモービルアイ、コンチネンタルといったグローバルメガサプライヤーからはより広い視点での活動と将来展望について報告された。
技術的な内容に加えて弁護士の方から日頃触れることの少ない法律関連テーマで、安全水準、刑事責任、過失判断等の使い慣れない言葉が登場する提言に新鮮な印象を持った参加者は多かったのでないだろうか。
各分野のエキスパートからはソフトウェアにかかわる多くの報告がありSDV(Software Defined Vehicle)の流れが定着しつつある現状を認識させられるものであった。まさに自動運転とクルマの未来を、様々な視点と深い洞察でとらえた発表の数々であった。以下、使用されたスライドに沿ってそれぞれの発表内容を紹介する。
ReVision 自動運転・ADASサミット2023 会場:東京・ベルサール九段 |
破壊的イノベーションBy wire Brake (出典:清水和夫氏の基調講演資料) |
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