オートモーティブワールド秋2023:AD、ADASの新たな取り組み
センサー技術、自動運転解析ツール、ソフトウェア開発
2023/10/30
- 要約
- AD、ADAS用カメラ技術(センチュリーアークス/Prophesee、AOTOP TECH、ASK/フクロウビジョン)
- LiDAR技術(ASK/Innoviz、ITOP)
- ソフトウェア関連(国立情報学研究所、アイティアクセス/AdaCore)
- システム開発支援(Sonatus、AKKODiS、パーソルエクセルHRパートナーズ)
要約
2023年9月13日から15日に幕張メッセにて、第2回オートモーティブワールド秋が開催された。今回の特徴はアジアからの出展社が目立ったことと、生産技術など異分野からAD、ADAS技術の出展が見受けられたことである。ADAS関連の出展社数は多くなかったものの、特異な技術や新しい取り組みの紹介などがあり、クルマの先端技術展示会の名前に相応しい内容であった。
センシング技術に関しては、人の眼が光を感じる仕組みを模したとする、イベントベースビジョンセンサーがセンチュリーアークス社から展示されていた。国立情報学研究所(NII)からは自動運転車の安全性を数学的に証明する新たな手法が紹介されていた。ソフトウェア開発や実験サポートの領域でも参加者の注目を集める展示が見られた。
イベントベースビジョンセンサー(EVS)の技術展示 (センチュリーアークス) |
自動運転の安全性を証明する新手法の紹介 (国立情報学研究所) |
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