東京モーターショー2019:トヨタが多彩なEV/FCVとモビリティを出展

超小型EV、次期型MIRAI、LQ、e-Palette、Gran Ace、新型Yaris、LEXUS LF-30 Electrifiedなど

2019/11/01

要約

LF-30 Electrified Concept
LEXUSの電動化ビジョンを具現化したLF-30 Electrified Concept

  本レポートは、東京モーターショー2019におけるトヨタの出展内容を報告する。

  トヨタのメインブースには、来年発売されるクルマは1台もなく、「モビリティのテーマパーク」として未来空間を体感できるエンターテインメントショーを開催した。東京オリンピック・パラリンピック2020で使用予定の「e-Palette」を始め、TOYOTA Micro Palette、箒型モビリティe-broomなど、未来型体験コンテンツを豊富に提供した。

  市販(予定)車も、隣接するトヨタ車体のブース、ヴィーナスフォート、MEGA WEBなどの会場で、超小型EV、次期型MIRAI、LQ、新型Yaris、フルサイズワゴン「Gran Ace」など多数展示していた。

  LEXUSは、電動化ビジョン「Lexus Electrified」と、そのビジョンを象徴するコンセプトカーLF-30 Electrifiedを公開。四輪インホイールモーターや、緻密なモーター制御で従来のガソリン車では不可能な高度かつ自由度の高い姿勢制御を実現する「Lexus Advanced Posture Control」を採用する。LEXUSは、2025年には全車種に電動車を設定し、電動車の販売台数がガソリンエンジン車の台数を上回ることを目指している。


関連レポート:

トヨタ:EVのビジネスモデルを発表、電動車550万台計画を2025年に5年前倒し(2019年6月)

 

 

 

このレポートは有料会員限定です。 残り 8 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。