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OEM各社の電動化戦略:EV・PHVのラインアップ拡充を加速

BMW、Daimler、VW、Renault・日産・三菱、PSA、Teslaの動向

要約

  世界各国で環境規制の強化が進む中、主要自動車メーカーは電動化戦略を発表。各社とも2022~2025年を目途に電動車のラインアップ拡充や、EVの投入目標を掲げている。

  本稿では、BMW、Daimler、VW、Renault・日産・三菱、PSA、Teslaについて、グループごとに電動車拡充方針・投入計画の概要、主なEV・PHVのラインアップを取りまとめ、電動化に関するロードマップを編集した。また、MarkLinesモデル別販売台数データをもとに、主な電動モデルの販売台数実績(2015~2017年)を集計した。

  ドイツ3社は既存車種にPHVやEVを設定して販売しており、2018年以降はEVのラインアップ拡充を加速する。Renault・日産・三菱は中核モデルの日産LEAF、Renault ZOE、三菱Outlander PHEVの新型モデルを順次投入。今後はEV専用の共通プラットフォームを採用していく方針。PSAも新たに開発する電動車用プラットフォームを採用してEV・PHVを投入していく。ラグジュアリーEV市場で先行するTeslaは、Model 3を発売して手頃な価格(affordable)のEVも量産化。さらに商用車も含めたEVラインアップの拡充を進める。

  レポート巻末にはLMC Automotiveによる電動車のグローバル市場予測(2017年下期)を掲載した。ライトビークルの世界販売台数に占める内燃機関車(IC Only)の割合は、2018年の9割超から2025年に7割程度に低下する。一方で、電気自動車(BEV)と48Vシステムのマイルドハイブリッド車(MHEV)は顕著な増加が見られる。

  次稿では、トヨタ、ホンダ、現代・起亜、GM、Fordについて、電動化戦略の概要を掲載する予定。


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