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日産:セレナ自動運転車、ノート・シリ-ズHVを2016年内に国内投入

知能化、電動化を推進、2020年までに国内販売の5割を電動化

要約

ニッサン インテリジェント モビリティ(資料:日産)

ニッサン インテリジェント モビリティ(資料:日産)

 本レポートは、日産の「知能化」と「電動化」の路線について報告する。

 日産は、2016年3月に、自動運転を目指す「インテリジェント・ドライビング」、電動化を促進する「インテリジェント・パワー」、ネットワーク化を進める「インテリジェント・インテグレーション」の3つからなるビジョン「日産インテリジェント・モビリティ」を発表した。

 自動運転については、Renault-日産は2016年から2020年にかけて、段階的にPilot Drive 1.0、Pilot Drive 2.0、さらにPilot Drive 3.0を導入する予定。2016~2020年の間に、Renault-日産の10以上のモデルに自動運転技術を採用する。

 まず、2016年内に国内で販売するミニバン・セレナにPilot Drive 1.0を搭載し、2017年には欧州で販売するキャシュカイに搭載する。

 電動化については、電動パワートレインとバッテリーをコア技術とし、様々な技術を組み合わせて電動車両を開発していく。EV航続距離が500kmを超える容量60kWhのリチウムイオン電池を開発し、バイオエタノールから発電する電気で走行する新燃料電池システムの開発にも取り組んでいる。また、現行のEVリーフより3割程度低価格のEVを開発し、EV/PHV市場が急速に拡大している中国市場に投入する計画。

 HVシステムでは、EV開発で培った電動化技術を盛り込んだシリーズHVシステムを開発し、2016年秋に日本で発売する次期型ノートに搭載する。

 日産は、2020年までに国内販売の5割を電動系車両に、10%をEVとする計画。

 ネットワーク化については、日産は、急速充電器網構築(既に世界に10,000基以上設置済み)や、これから進める非接触充電ネットワークなどを含めた広い意味で使用している。今後、カーシェアリング、統合的な交通マネジメントシステムなどの実現にも取り組む。IT先端技術を応用した、「アライアンス・マルチメディア・システム」などを搭載することも発表している。



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