Tesla Model Y 分解調査:サスペンション
欧州プレミアムセダンに似た高運動性設計、Model 3との共通化も徹底 ~Munro社の分解調査データより
要約
Model YはModel 3を基本的に踏襲し設計されており、車両全部品の点数ベースで約54%がキャリーオーバーである。前後サスペンションも基本的にModel 3と共通の設計で、後輪のアーム類は5本中4本まで部品番号が同一のものを使用している。サスペンション形式は欧州の高性能セダンが好む、運動性を重視した設計である。なお、Model Xなど上級車で選択可能なエアサスペンションや車高調整機能はModel 3, Yとも設定がない。
本稿では、Munro社による2020年モデル5人乗り・AWD・パフォーマンスアップグレード版(456 HP)の分解調査レポートをもとにサスペンションの構成部品を示す。本稿で言及しない部品や、全部品の重量・材質・製造工程分析・コスト分析はMunro社のレポート本編に示されている。
|  | 
| 前後サスペンションは、駆動モーターとともにサブフレームを介してボディに取り付けられる。写真はフロントが車両前方から、リアが車両後方からのアングル。(出所:Munro) | 
マークラインズは、デトロイトに本拠地を置く車両ベンチマークのエンジニアリング会社Munroと提携している。Munro社は各種車両の分解調査を行い、全ての部品について、重量・寸法など詳細スペック、コスト分析を実施、分析結果のレポートを提供している。詳しい情報をご希望の方は、下記へお問い合わせください。
|  | 
Tesla Model Y 分解調査レポート: 
Tesla Model Y 分解調査:ボディ骨格・強度部材(2021年6月) 
Tesla Model Y 分解調査:電動パワートレインの技術(2021年5月)
Tesla Model 3 分解調査レポート:
Tesla Model 3 分解調査:シャシー、ボディ(2019年5月)
 Tesla Model 3 分解調査:インテリア、HVAC(2019年4月)
 Tesla Model 3 分解調査:モーター、インバーター、バッテリー(2019年3月)
関連レポート: 
Tesla:2022年に生産・販売100万台体制を目指す(2021年5月)
 The Battery Show & EV Tech Digital Days 2020(2020年12月)
 Teslaは自動車会社か、テクノロジー企業か?(2020年11月)
 キーワード・画像検索はこちら
                        キーワード・画像検索はこちら
                         
                     AIナビはこちら
                        AIナビはこちら
                         ログイン
                        ログイン
                    



























 
                    




 
                            



 
     
                                                         
                                                     
                                                     
                                                     
                                                     
                                                     
                                                             
                                                     日本
 日本 03-4241-3907
                03-4241-3907
             
                 米国
 米国 メキシコ
 メキシコ ドイツ
 ドイツ 中国 (上海)
 中国 (上海) タイ
 タイ インド
 インド

