フォルシアクラリオン・エレクトロニクス (株)
会社概要
業容
-Faurecia (フォルシア)系列のカーオーディオ、カーナビゲーションメーカー大手。
-主な事業内容:
- コックピット・エレクトロニクス
- ディスプレイ技術
- 先進運転支援システム
-2019年3月にFaureciaの完全子会社となり、2021年1月より現社名「フォルシアクラリオン・エレクトロニクス」に変更。
資本構成
-非上場
主要製品
-スピーカー (Speakers)
-アクティブノイズコントロールシステム (Active noise control systems)
-内装音響におけるスピーカーレスソリューション向けエキサイター (Exciters for automotive interior sound surfaces to create a speakerless solution)
-デジタルサウンドチューニングシステム (Digital sound tuning systems)
-スピーカー及びマイク付きサウンド・スマートヘッドレスト (Sound and smart headrests with integrated speakers and microphones)
-近赤外線カメラ (Near infrared cameras)
-温度カメラ (Thermal cameras)
-レーダーセンサー (Radar sensors)
-生体センサー (Biometric sensors)
-センサーデータ融合システム (Sensor data fusion systems)
-人工知能テクノロジー (Artificial intelligence technologies)
-システムオンチップ使用コックピットドメインコントローラー (Cockpit domain controllers utilizing system-on-a-chip architecture)
-車載インフォテインメントシステム (In-vehicle infotainment systems)
-リアシートインフォテインメントシステム (Rear seat infotainment systems)
-マルチビューグラフィカルインターフェイス「Quadview」(Quadview multi-view graphical interface)
-バーチャルアシスタント向けインフォテインメントシステム (Infotainment systems compatible with virtual personal assistants)
-HMIシステム (HMI systems)
-ユニバーサルリモートチューナー (Universal remote tuners)
-Androidベースアプリライブラリー (Android-based app library)
-リア・サラウンドビューシステム (Rear and surround view systems)
-E-mirror
-カメラ・ライダークリーニングシステム (Camera and lidar cleaning systems)
-自動駐車支援システム (Automated parking assist systems)
-自動ピックアップソリューション (Autonomous pickup solutions)
-最長1.5m対応ディスプレイ (Large display systems up to 1.5 meters in length)
-平面及び曲面対応フレキシブルディスプレイ (Flexible display appearances including flat and curved structures)
-カラーマッチングディスプレイテクノロジー (Color matching display technologies)
-先進バックライトディスプレイテクノロジー (Advanced backlighting display technologies)
-タッチセンシティブディスプレイ (Touch-sensitive displays)
-力センシングディスプレイ (Force sensing displays)
-アクティブ/パッシブ触覚フィードバック技術付ディスプレイ (Displays with active and passive haptic feedback technologies)
-オプティカルボンディング技術 (Optical bonding technologies)
沿革
1940年12月 | 東京都文京区白山前町21番地に白山無線電機株式会社を設立。電池式家庭用ラジオの製造を開始。 |
1943年11月 | 瀧澤無線電機工業株式会社を合併、帝国電波株式会社と改称。 |
1948年10月 | 日本最初のカーラジオ、バス用拡声装置を開発、製造販売を開始。 |
1962年08月 | 東京証券取引所市場第二部に株式上場。 |
1963年10月 | 日本最初のカーステレオを開発。 |
1964年01月 | クラリオン・コーポレーション・オブ・アメリカを設立。 |
1967年09月 | 埼玉県戸田市に埼玉事業所を新設、量産体制を整える。 |
1968年03月 | 日本最初のカセットカーステレオを発売。 |
1969年08月 | 大阪証券取引所市場第二部に株式上場。 |
1970年02月 | 東京証券取引所・大阪証券取引所市場第二部より第一部に上場指定替。 |
1970年04月 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目22番10号に本社事務所を設置。 |
1970年12月 | 商号をクラリオン株式会社に改称。 クラリオン・マレーシアSdn., Bhd.に資本参加。 |
1976年08月 | 業務用カラオケを発売。 |
1978年10月 | 福島県郡山市に東北事業所を設置。 |
1980年01月 | 東北事業所敷地内に半導体研究所を設置。 |
1980年11月 | 東京都渋谷区渋谷2丁目22番3号に本社事務所を移転。 |
1982年09月 | 東京証券取引所貸借取引銘柄となる。 |
1983年11月 | 群馬県邑楽郡に群馬事業所を設置。 |
1987年07月 | CDカーステレオを発売。 |
1989年10月 | クラリオン・マニュファクチュアリング・コーポレーション・オブ・ザ・フィリピンズを設立。 |
1990年08月 | Clarion Shoji Co.,Ltd. (U.S.A.) が米国の高級オーディオメーカーマッキントッシュ・ラボラトリーInc.を買収。 |
1991年03月 | 決算期日を9月30日から3月31日に変更。 |
1992年02月 | 日本最初の音声誘導式ナビゲーション (マップナレーションシステムNAC-200) を発売。 |
1993年04月 | SS無線モデム技術基準適合証明をわが国ではじめて取得。 |
1995年01月 | クラリオン (香港) インダストリーズCo., Ltd.を設立。 |
1995年03月 | ISO-9001を取得。 |
1995年04月 | 中国に生産子会社ドンガン・クラリオン・オリエント・エレクトロニクスCo.,Ltd.を設立。 |
1996年08月 | SS無線モデム (10Mbps) 米FCC (アメリカ連邦通信委員会) より認可。 |
1996年10月 | 広告宣伝部門を分社化し、クラリオンアドプランニング (株) を設立。 |
1997年10月 | ハンガリーに生産子会社のクラリオン・ハンガリー・エレクトロニクスKft.を設立。 |
1997年12月 | メキシコに部品製造会社プレシジョン・メタルS.A.de C.V.を設立。 |
1998年01月 | 米マイクロソフト社と世界初の車載用コンピューティングシステム「Clarion AutoPC」を共同開発。 |
1998年03月 | 米ロックウェル社とGPSレシーバーを共同開発。 |
1998年10月 | 物流部門を分社化しクラリオンロジスティクス (株) を設立。 |
1999年01月 | 米IBMと車載用コンピューティングシステム用ディスクドライブの開発で技術協力。 |
1999年08月 | ETC (自動料金収受システム) で日立製作所と共同開発。 |
1999年10月 | シトロエンからAutoPC OEM受注。 |
2000年03月 | クラリオン販売 (株) を設立。 |
2000年04月 | クラリオンデバイス (株) を設立。ISO-14001を取得。 |
2000年12月 | クラリオン、日立製作所、ザナヴィ・インフォマティクスの3社で合弁会社「(株) エイチ・シー・エックス」を設立。 |
2001年05月 | 白山本店 (東京都文京区白山5丁目35番2号) に本社事務所を移転。 |
2001年07月 | 執行役員制を導入。 三和クラリオン (株) と二本松クラリオン (株) がクラリオン東北製造 (株) に統合 |
2001年12月 | メキシコ生産会社4社を1社に統合。 |
2002年03月 | 北米衛星放送シリウスラジオを発売。 |
2002年09月 | 本社を埼玉県戸田市に移転。 |
2002年10月 | クラリオン東北製造 (株) にクラリオン (株) 自機生産部、クラリオンロジスティックス (株) を統合し、社名をクラリオン・エム・アンド・エル (株)に変更。 |
2002年12月 | 国内向けとして初のAutoPC CADIAS (カディアス) を発売。 |
2003年02月 | 世界初、後方確認用俯瞰カメラシステムを日産車向けに納入。 |
2003年06月 | HDD搭載AVナビゲーションを発売。 |
2003年08月 | 中国・上海GM社へCDカーオーディオを納入。 |
2004年02月 | 業務用車両として世界初のLinuxとJava J2ME CDCを搭載した車載情報端末を開発。 |
2004年06月 | 7インチ大型モニター搭載AVナビゲーションを発売。 |
2005年01月 | モニター画面上の仮想iPodで、iPod本体操作可能なAVセンターユニットを北米で発売。 |
2005年03月 | ポルシェ・ジャパン全車種へのAVナビゲーションを展開。 |
2005年05月 | 業界初、国内向けにipod対応AV一体型HDDナビゲーションを発売。 |
2006年06月 | 中国、北米の市販市場にカーナビゲーションを初投入。 |
2006年12月 | 親会社、(株) 日立製作所に異動。 |
2007年01月 | (株) ザナヴィ・インフォマティクスを100%子会社とする。 トヨタ車にカーオーディオを初めて納入 (ダイハツ受注生産)。 |
2007年08月 | 「本社事務所」をさいたま新都心へ移転、名称を「本社事務所・技術センター」に変更。 |
2007年12月 | DVDワイド7インチAVセンターユニットと6ディスクDVDチェンジャーがNASAに採用。 |
2008年11月 | 携帯通信端末Clarion MiNDを北米で発売。 |
2009年04月 | 100%子会社の (株) ザナヴィ・インフォマティクスを吸収合併。 |
2010年04月 | クラリオン製造プロテック (株) にクラリオンサービス(株)を統合し、クラリオンマニュファクチュアリングアンドサービス (株) に変更。 |
2010年10月 | 本店所在地をさいたま新都心へ移転し、名称を「本社・技術センター」に変更。 |
2011年03月 | 世界初の車載用フルデジタルスピーカーを開発。 |
2011年03月 | 白山分室・座間事業所をさいたま新都心へ集約。新たに「本社事務所」を開設。 |
2012年06月 | 自動車向けクラウド情報ネットワークサービス「Smart Access」を構築、日本および北米でサービス開始。 クラウド情報ネットワークサービス「Smart Access」対応のカーナビゲーションシステムを発売。 |
2012年12月 | フルデジタルスピーカーシステムシリーズを立ち上げ。 車載用フルデジタルAVナビゲーション/スピーカーシステム、ポータブルフルデジタルスピーカーを発売。 |
2013年06月 | 天井埋め込み型フルデジタルスピーカーを発売。 |
2013年10月 | 「クラウド型音声認識検索機能」対応のナビゲーションシステムを発売。 |
2014年04月 | 商用車向け2.4GHzデジタルワイヤレスカメラシステム2モデルを発売。 |
2014年06月 | 自然対話型音声認識「Intelligent VOICE」対応のナビゲーションシステムを発売。 トラック、路線バス向け安全走行支援システム「SurroundEye」を発売。 |
2015年04月 | 業務車両向けAndroid車載端末「SOLID AD-1」を発売。 |
2016年04月 | 車載用フルデジタルサウンドシステム「Full Digital Sound」を日・米・欧・豪州で発売。 |
2016年05月 | 中国のソフトウェア開発会社 武漢光庭信息技術股份有限公司 [Wuhan KOTEI Informatics Co., Ltd.] との共同出資による合弁会社、武漢楽庭軟件技術有限公司 [Wuhan Clarion Kotei Software Technology Co., Ltd.]を設立。 |
2017年10月 | 自動駐車用ECUを日産自動車向けに納入 |
2019年03月 | Faureciaの完全子会社となる。 |
2021年01月 | 社名を「フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社」に変更。 |