日産のe-4WDリア/軽EV搭載e-Axle 分解調査
次世代自動車センター浜松・部品ベンチマークルームの展示内容から
2022/11/04
- 要約
- 次世代自動車センター浜松の取り組みと部品ベンチマークルーム
- 搭載車(日産e-POWER e-4WDリア、軽EV)とe-Axle
- e-Axleの構成
- インバーター(MCU)
- モーター
- 減速機
要約
次世代自動車センター浜松における日産のe-4WDリア/軽EV搭載e-Axle分解品展示 |
次世代自動車センター浜松ではさまざまな電動車に搭載されている電動パワートレインの分解、展示を行っており、分解品を会員企業が見学することが出来るようになっている。
本稿では次世代自動車センター浜松・部品ベンチマークルームで見学した、日産オーラe-4WDリアに搭載されているe-Axleの内容を紹介する。
日産のノート、オーラe-4WDリア、及びサクラの駆動モーターでは新たに開発された明電舎製のe-Axle(原動機型式:MM48)が搭載されている。
e-4WDリア&軽EV用のe-Axleは直冷型IGBTを搭載したインバーター、SC巻線を採用したIPMSMタイプのモーターと減速機で構成されていてコンパクトにまとめられている。
ハウジング形状などはオーラe-4WDリアの搭載要件に合わせたものとなっているが、モーターのアクティブパーツ(電磁気回路)などの基本部分はe-4WDリアと型式(MM48)が同一の軽EV駆動モーターも共通とみられる。
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