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ホンダ(1):軽自動車を国内販売の4割に、HVを登録車の5割に拡大

新パワートレイン技術を導入し、3年以内に全カテゴリーで燃費No.1を目指す

要 約

 以下はホンダの、(1)日本国内市場において、HV(Hybrid Vehicle)と軽自動車を強化し販売増を図る計画と、(2)今後の商品およびパワートレイン開発計画、の概要である。(ホンダの海外事業については、別途レポートする予定。)


 (1)日本国内市場の強化については、ホンダが国内で販売するHVは6車種に増え、2012年3月(単月)には登録車のHV比率が50%に達し、さらに上昇する見込みとしている。

 また2011年12月、新型軽自動車「N」シリーズの第一弾となる、背高ワゴンタイプのN BOXを発売した。軽自動車市場は今後も堅調に推移するであろうと見て、軽自動車生産を連結子会社の八千代工業からホンダ本体の鈴鹿製作所に移すなど体制を強化。2012年度に国内販売目標70万台のうち4割、28万台を販売し、さらに安定的に30万台販売する体制を構築する。

 N BOXは、新世代のガソリンエンジンとCVTを搭載するとともに、最新製造技術の採用により、ホワイトボディーを10%軽量化した。今後この工法を国内外の工場に導入し、登録車を含む各車種に展開する。


 (2)今後の商品およびパワートレイン計画では、ホンダは2011年11月に、次世代革新技術"EARTH DREAMS TECHNOLOGIES"を発表した。ガソリン/ディーゼルエンジン、CVTを一新、新たな電動車両システムを導入して、3年以内に各カテゴリーで燃費No.1を目指すとしている。

 新たな電動車両としては、Fit EVを2012年夏に日米市場で発売し、現行の1モーターのIMA(Integrated Motor Assist)に加え、2 モーター式HV/PHVシステム搭載車を2012~2013年に導入する。また、2012年1月のDetroitモーターショーに、NSXコンセプトを出展した(Acuraブランドで発売し、新開発の電動四輪駆動システムを搭載する)。ホンダは、ホンダらしい個性の際立ったクルマづくりに再度取り組むとし、その象徴として中断していたNSX後継車の開発を再開したとしている。

 また北米をAcuraブランド車開発・生産の拠点とし、今後3年間で全モデルを一新すると発表した。

関連レポート: 東京モーターショー2011 (日本自動車メーカー取材 1: 2011年12月掲載)

                  (日本自動車メーカー取材 2: 2011年12月掲載)、 ホンダ (2010年度:2011年5月掲載)

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