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ロサンゼルス・オートショー2024:米国市場のHMI

現代IONIQ 9、Teslaの自動運転タクシーなど

2025/01/15

要約

  2024年11月22日から12月1日にかけてロサンゼルス・コンベンションセンターでLAオートショーが開催された。このショーは米国4大モーターショーの1つ(他はデトロイト、シカゴ、ニューヨーク)であり、多くのメーカーが出展した。シボレー、キャデラック、フォード、ジープ、RAM、ダッジ、テスラの米国勢に加え、韓国の現代、起亜、ジェネシス、日本のトヨタ、ホンダ、アキュラ、日産、スバル、欧州のVW、アルファロメオ、フィアットなど、ドイツの高級ブランドを除くほとんどのブランドが参加し、最近の米国市場を確認する上で格好の場となった。

ロサンゼルス・コンベンションセンター 会場案内図
ロサンゼルス・コンベンションセンター 会場案内図

現代(ヒョンデ)の車両群
会場のエントランスに並べられた現代(ヒョンデ)の車両群

  展示面積は現代、起亜、ジェネシスを合わせた現代(ヒョンデ)グループが一番大きく、米国市場における同グループの勢いを表していた。その勢いは会場場外の広告やエントランス付近での特別展示にも見られた。近年の世界各地のモーターショーはBEVが主役であるが、今回のショーでもそれは変わらず、IONIQ 9などのワールドプレミアに注目が集まった。


  またテスラのコックピットレスの自動運転タクシーが展示されたことも大きなトピックであった。先行する自動運転タクシーのWaymoの展示はなかったが、会場内に広告が掲示され、会場周辺を多くの無人自動運転タクシーが走っており(Waymoは11月からロサンゼルス地区でもサービスを開始している)新しい時代の到来を感じさせた。

 

自動運転タクシーWaymoの広告 テスラの自動運転タクシー
自動運転タクシーWaymoの広告 テスラの自動運転タクシー


  本稿では今回のショーの展示車両のHMIを分析し、現在のHMIのトレンドを確認すると同時に、主要な車両のHMIの特徴を解説する。


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分析レポート:コックピット

 

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