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ニューヨーク・モーターショー2023:BEVのHMI

北米におけるHMIの新たな潮流

2023/05/01

要約

ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センター
ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センター

 ニューヨーク国際オートショーは2023年4月7日から16日までの間、ニューヨークのジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターで開催された。同ショーはコロナ禍で2020年、2021年と続けて中止された後、2022年に復活したものの参加メーカーが減少していた。しかし今回は、テスラこそ参加しなかったものの、GM、フォード、ステランティス(ジープ)、現代(起亜、ジェネシス含む)、トヨタ(レクサス含む)、日産、ホンダ、スバルと北米の主要プレイヤーがほぼ全員参加する形での開催となった。4月後半に開催される上海モーターショーほどの規模や華やかさはないものの、北米の「今」を知るのにちょうどよい機会となった。


 会場の入り口には現代・起亜とトヨタの巨大な垂れ幕が飾られている。現代・起亜はさまざまな賞を受賞しているBEVのIoniq 5/6、EV6/9でAll Electricをアピールしているのに対して、トヨタは多くの種類のクルマで全方位戦略をアピールしているのが対照的であった。


 今回は、本ショーの展示から最新のBEVのHMIを確認すると同時に、普段日本ではあまり意識されていない北米のHMIの新しい流れに着目してレポートする。

HYUNDAIとトヨタの巨大な垂れ幕 HYUNDAIとトヨタの巨大な垂れ幕
会場入り口の現代とトヨタの巨大な垂れ幕

 

 

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