SUBARU:2030年にBEV販売60万台(比率50%)を目指す
2028年末までにBEV 8車種をラインアップ、米国で40万台販売を計画
2024/01/12
- 要約
- 新経営体制における方針:2030年にBEV販売60万台を目指す
- パナソニック エナジーと電池の供給に関する協議を開始
- 新型車:フォレスター米国仕様車、日本向けSUV「レヴォーグ レイバック」
- 米国市場:2028年にBEV 40万台販売を計画
- 2023年度業績見通し:営業利益4,200億円(57%増)、営業利益率9.0%
- GlobalDataの販売予測:Subaruのライトビークル販売台数は2026年に101万台へ
要約
![]() |
SUBARU SPORT MOBILITY ConceptとSUBARU AIR MOBILITY Concept (Japan Mobility Show 2023に出展) |
2023年6月に大崎 篤 氏がSUBARUの代表取締役社長 CEOに就任し、8月に「新経営体制における方針」を発表した。新たに、2030年に世界販売台数120万台、BEV販売60万台(販売比率50%)の目標を設定。米国においてもBEVを生産する。経営資源をBEVに集中し、2028年を一つの区切りとして「モノづくり革新」と「価値づくり」に取り組む。
SUBARUは2023年10月開催のJapan Mobility Showでは、日本向けSUV「レヴォーグ レイバック」を発表。BEVコンセプトモデルのSUBARU SPORT MOBILITY ConceptとSUBARU AIR MOBILITY Conceptを参考出品した。2023年11月のロサンゼルス・オートショーでは、新型(第6世代)「フォレスター」(米国仕様車)を世界初公開した。
SUBARUのグローバル販売の70%近くを占める米国販売は、生産台数の回復に伴い順調で、2023年度に68.6万台(前年度比15.9%増)を計画。2025年より北米で販売するBEVの充電ポートに、北米充電規格(North American Charging Standard: NACS)を採用することでテスラと合意した。
関連レポート:
タイ国際モーターエキスポ 2023(2)(2023年12月)
日系自動車メーカーの電動車投入計画(2023年8月)
人とくるまのテクノロジー展2023:AD、ADAS実用化とSDV開発への取り組み(2023年7月)
自動車技術会シンポジウム「電動車両技術の最新動向」講演(2023年3月)
自動車技術会シンポジウム「電動車両技術の最新動向」車両・部品展示(2023年3月)
SUBARU:グローバルBEVソルテラを発売、2025年をめどにBEVを自社生産(2022年12月)
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。