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CES 2022:EV時代のHMI

ディスプレイの配置や操作性、ドライバーモニタリングシステム

2022/02/22

要約

Sony Vision-S 02 のコックピット
Sony VISION-S 02 のコックピット
(CES 2022に出展、マークラインズ撮影)

  世界最大の家電とデジタル技術の見本市であるCESが2022年1月5~7日に米ラスベガスの会場で開催された(オンライン配信は1月3日から)。直前のオミクロン株の流行で出展を辞退する企業もあったが、SDGsを大きなテーマとして様々な発表がなされた。その流れの中で自動車関連では電動化が最大のテーマとなり多くのEVが発表された。EVは電気製品のショーであるCESに大変よくマッチしている印象があり、今後「EVの発表はCESで」という流れができそうな予感をさせた。

  HMI視点で考えた場合、自動車が電動化されたことで新たにHMIに求められることは、実はあまりない。せいぜい充放電にかかわる細やかな情報提供程度である。しかし自動車各社はEV化による自動車の革新と併せてHMIも衣替えをして新たな魅力をユーザーに提供することに腐心している。そこで本稿ではCES 2022で発表されたEVのHMIを中心にレポートし、今後の自動車のHMIの流れについて考察する。


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