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NVIDIAのGPU:トヨタが自動運転車開発から製品化まで幅広く採用

【ものづくり】武蔵精密工業はAIによる外観検査と全自動無人搬送車を事業化

要約

トヨタとNVIDIA
トヨタとNVIDIAが、自動運転車開発で全面的に協力
(資料:NVIDIA)

  本レポ-トは、最近発表された、NVIDIA Corporation(以下NVIDIA)とトヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)及び武蔵精密工業株式会社(以下武蔵精密工業)の提携について報告する。

  トヨタは、2017年以来NVIDIAと提携してきた。NVIDIAは、2019年3月にカリフォルニア州San Jose市で開催されたGTC(GPU Technology Conference)において、トヨタがNVIDIAのシミュレーションシステムであるDRIVE Constellationを採用すると発表した。両社の協業は、自動運転車開発から製品化までの幅広い範囲をカバーすることになる。Constellationの採用は、自動車メーカーで初という。

  トヨタ側では、トヨタ、Toyota Research Institute(TRI)、Toyota Research Institute Advanced Development(TRI-AD)がNVIDIAと協働する。TRI-ADは、2018年3月、トヨタ、デンソー、アイシン精機の3社が共同で、自動運転技術のソフトウェアの研究・開発を行うため東京に設立した。

  武蔵精密工業は、四輪車・二輪車用部品のメーカー。外観検査作業にNVIDIAのJetson AGX Xavierを取り入れ効率化を進めている。さらに工場内外の「全自動無人搬送車(Self Driving Vehicle: SDV)」を開発中。この2件の効率化プロジェクトを新たな事業として開始する計画。

  2019年4月3~5日に開催された第3回AI・人工知能EXPOにおいて、イスラエルのSixEye Interactive Ltd.と合弁で、Musashi AI株式会社を設立すると発表した。SixEye Interactives社は照明、ビデオ処理等に優れ、自動画像検査装置用AIアルゴリズムや全自動無人搬送車(Self Driving Vehicle:SDV)管理システムの共同開発を行っていく。

  ☆NVIDIAは、自動運転車向けに「DRIVE AGX Xavier」、ロボット向けに「Jetson AGX Xavier」と呼ぶSoC(System-on-a-chip)を提供している。


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