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IAA 2017 : 欧州メーカー、SUVラインナップを強化

欧州市場の変化に対応する戦略モデルを披露

要約

  ドイツのフランクフルトで910日から24日まで、開催された国際モーターショー(IAA)2017は、916日から一般公開日となった。50以上の乗用車ブランドが出展、来場者数は約81万人となった。IAA 2017のスローガンは「Future now」で、革新技術の展示は過去最高の363件に達した。

Skoda's exhibit at IAA
2017
IAA 2017:Skodaの展示ブース

  IAA 2017に出展したドイツメーカーと同様に、SUVセグメントの需要が伸びていることから、欧州メーカーもSUVやクロスオーバーを展示していた。出展モデルには、Ford EcoSportなどのサブコンパクトクロスオーバーや、Jaguar F-PaceCitroen C3 AircrossDacia DusterSkoda KaroqなどのコンパクトSUVがある。またLand Rover Discovery SVXSkoda Kodiaqなど、より大型のモデルを出展したメーカーもあった。全体的に展示モデルがクロスオーバーやSUVに集中したことは、欧米メーカーが欧州における事業計画を重視していることを示している。

 SUVやクロスオーバーの出展数よりも重要なのは、複数のメーカーが将来の自動車市場に向けた戦略を示すコンセプトを示したことである。Renault Symbiozはコネクティビティを強調し、Skoda Vision Eは電気自動車の重要性をアピール、Borgward Isabellaコンセプトは同社のデザインスタディを表していた。

  本稿はIAA 2017の展示車両に焦点を当てたレポートの第3弾。Skoda、Citroen、Opel、Jaguar Land Rover、Renault、Ford、SEAT、Dacia、Borgwardなど、ドイツ系以外の欧州メーカーを中心に展示内容を取り上げる。ドイツOEMのEVやICE (内燃機関車)については先行レポートで報告している。アジアメーカーの展示については今後リリース予定のレポートで報告する。


関連レポート:
IAA 2017:ドイツメーカーはEVシフト強化を前面に (201710)
IAA 2017:ドイツメーカーのICE(内燃機関車)、ブランド強化とラインナップ拡充 (2017年10)

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