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電動車の拡大とICEの改善状況(その2)

2030年に向けて全方位の開発を進める現代自動車

要約

 現代自動車によると、エコカー(HEV(ハイブリッド車)、PHEV (プラグインハイブリッド車)、EV(電気自動車)、FCEV(燃料電池車))は2023年までにグローバルに 900万台の販売規模(グローバル販売全体の9.1%相当)になると期待されているという。なかでもHEVとPHEVが大きく増加(+39%、36%)するとしている。現代グループではひとつの環境対応車を集中開発することはリスクがあるため全方位の開発を行っている。ICE(内燃機関)に対してはダウンサイジング、熱効率向上開発を行ない、CO2排出量を低減。ハイブリッドシステムも燃費最良化と効率向上開発を行っている。 同社は最初のハイブリッド車を2009年に導入、その後2011年にSonata HEV、2013年には同PHEVとラインアップを拡充。またTucsonにFCEVを投入し基礎開発を重点的に行ってきた。さらに2016年からは第3世代のエコカー開発として専用プラットフォームを開発し、IONIQシリーズのHEV、EV、PHEVを投入。2018年には次世代FCEVを投入する。以下、2020年までに28車種(HEV10車種、PHEV8車種、EV8車種、FCEV2車種)の環境対応車を投入すると発表している現代自動車グループのパワートレイン開発動向を紹介する。

(北米2017年型IONIQ HEVとその搭載エンジン:現代自動車プレス資料より) (北米2017年型IONIQ HEVとその搭載エンジン:現代自動車プレス資料より)
(北米2017年型IONIQ HEVとその搭載エンジン:現代自動車プレス資料より)

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