デトロイトモーターショー2016(3):日韓メーカーの展示取材
未来を示唆するコンセプト車、過去のフィードバックを踏まえたモデルの出展
2016/02/19
要 約
![]() Acuraの展示 |
![]() Infiniti Q60 の展示 |
アジアのメーカーはデトロイトモーターショー2016で数多くのコンセプト車を発表し、各メーカーそれぞれの方向性を示唆した。日産のTitan Warriorコンセプトは、Titan XDのオフロード向けデザインの可能性を示し、IDSは自動運転システムを垣間見せた。ホンダAcuraのPrecisionコンセプトは、スタイリスティックなデザインの方向性を示し、KiaのTellurideは先進技術を前面に打ち出していた。
デトロイトモーターショー2016には、過去に別の形で発表されたモデルも多数出展され、メーカーがフィードバックをどのように受け止めたかが窺えた。Infiniti Q60とLexus LC500は、いずれも過去のモーターショーで公開されたコンセプト車をベースとする量産モデルである。第2世代のホンダRidgelineは、2014年に初代モデルの生産が終了してから発表された。マイナーチェンジを施したInfiniti Q50とQX60、Kia ForteとForte5も出展された。
本レポートは、デトロイトモーターショー2016を取材した3本のレポートの3本目で、日産、トヨタ、ホンダ、Hyundai-Kiaなどアジアのメーカーが出展したモデルを紹介する。米国メーカーと欧州メーカーの展示を取材した1本目と2本目のレポートは既に掲載済みである。
関連レポート:
デトロイトモーターショー2016
米国メーカーの展示取材
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