FCA、米国で2019年型の「ラム1500」マイルドハイブリッドの生産開始

・デトロイトフリープレスは8月24日、FCAがV6エンジンもしくは5.7L Hemi V8エンジンとの組み合わせとなる e Torque マイルドハイブリッド(HV)システムを搭載した「ラム(Ram) 1500」の生産をミシガン州スターリングハイツ(Sterling Heights)工場で開始し、ディーラーへの卸売りが始まったと報じた。
・「ラム 1500」は、FCAがマイルドハイブリッドシステムを採用した最初の量産ピックアップとなった。
・同マイルドハイブリッドシステムには、よりスムーズで速い立ち上がりと燃費向上の為に、最大トルク130 lb-ftの強力なモーターを搭載している。
・シティ走行とハイウェイ走行を統合したEPA燃費は、マイルドハイブリッドを搭載したHemiガソリンエンジン車では、2mpg向上し19mpgとなった。
・同マイルドハイブリッド搭載のV6ガソリンエンジンのEPA燃費はまだ公表されていないが、FCAはシティ走行時で3mpg程度燃費向上すると見ている。
・アイドリングストップ機能として、ドライバーがブレーキペダルから足を離すと、キャビンの後部パネルに隠れている48ボルトバッテリーが作動し、モーターがエンジンを始動させる。
・e Torqueマイルドハイブリッド技術は、減速時にエネルギーを発電に使用でき、8速トランスミッションのスムーズなシフトチェンジに繋がる加速を行う。
(Detroit Free press article on August 24, 2018)