メキシコ新車販売、10月は10.2%減の12.3万台

・メキシコ自動車工業会(AMIA)が発表した2017年10月の新車販売台数(輸入車を含む)は、前年同月比10.2%減の12万3,318台となった。
・メキシコでは9月にマグニチュード6.1-8.1の大きな地震が3回起き、販売は11.5%減となった。この地震の影響、自動車価格の上昇、自動車ローンの審査の厳格化などで、10月も低調な販売となった。
・メーカー/ブランド別では、首位は日産で23.5%減の2万7,277台でシェア22.1%、2位はGMで14.3%減の2万1,829台でシェア17.7%、3位はVWグループで8.9%減の1万8,739台でシェア15.2%、4位はFCAで1.8%減の8,493台、5位はトヨタで10.0%減の7,713台となった。
・起亜は26.5%増の7,603台と販売を急速に伸ばし、フォードやホンダを抜いて6位となっている。
・セグメント別に見ると、サブコンパクトカーは4万2,797台で、VW「ヴェント(Vento)」が5,258台、シボレー「アベオ(Aveo)」が4,796台、日産「マーチ(March)」が4,528台。コンパクトカーは2万6,057台で、日産「ヴァーサ（Versa）」が6,277台、日産「セントラ(Sentra）」が4,174台、VW「ジェッタ （Jetta）」が3,048台の順となっている。SUVは2万8,400台で、日産「X-Trail」が2,024台、日産「キックス(Kicks)」が1,943台。ピックアップは1万6,510台で、日産「NP300」が5,487台でトップとなっている。
・なお、1-10月累計販売は2.1%減の123万166台となった。
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メキシコの自動車販売台数　（単位： 台）

出所：AMIA
注：輸入車を含む