[EVEX 2017] SIGNET EV、超高出力マルチ充電ステーションのディスペンサーを展示

・韓国の充電器メーカーSIGNET EVは、東京ビッグサイトで開催している「EVEX (EV・PHV普及活用技術展) 2017」で、超高出力マルチ充電ステーションの給電装置 (ディスペンサー) 「DP350K-CC」を出展した。出展は韓国以外での販売を担当している丸紅が行っている。
・SIGNET EVが提案するマルチ充電ステーションは電源装置のパワーバンクと給電装置のディスペンサーが分離されているため、ディスペンサーを駐車場のどの位置にも設置出来ることが特長である。日本では2020年以降の導入を計画している。
・ディスペンサーは2本のコネクターが取り付けられているため、2台同時に充電することができる。また、充電方式はCHAdeMO、CCS (Combined Charging System、コンボ方式)1/2、GB/T、AC Type 2に対応している (展示品はCHAdeMO、CCSに対応)。寸法は高さ1,800mm X 幅738mm X 奥行き260mm。
・パワーバンクはパワーモジュールを追加するだけで容量を50kW~500kWまで拡大することが可能。また、500Vの低電圧から1,000Vの高電圧にも対応している。1セットの寸法は高さ1,980mm X 幅580mm X 奥行き800mm。
・「EVEX 2017」はEV・PHVに特化した専門展で、同時開催の材料・機械・技術の専門展「エヌプラス」、高精度測位・位置情報の専門展「SATEX」も合わせて242社が出展。展示会は9月13日から3日間開催され、来場者数は計38,000人を見込んでいる。