タイ、7月の自動車販売は7.5%増、生産は3.3%増

・マークラインズが集計したデータによると、2017年7月のタイにおける国内新車販売台数は前年同月比7.5%増の6万5,178台だった。1-7月の累計販売は前年同期比10.7%増の47万5,158台となった。
・ブランド別では、トヨタ(Lexusを除く)が18.0%減の1万6,453台、シェア25.2%で首位。続いて、いすゞが13.8%増の1万2,127台、ホンダが15.4%増の1万501台、三菱は62.4%増の5,168台、日産は37.4%増の4,436台となった。
・7月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は10.0%増の2万6,799台、商用車は5.8%増の3万8,379台だった。商用車のうち1トンピックアップトラックは5.4%増の3万741台。 タイ工業連盟(FTI)は、新型車の投入、観光客の増加、農産物価格の上昇が販売増の背景にあるとしている。
・FTIが発表した7月の生産台数は前年同月比3.3%増の15万9,091台だった。1-7月の累計生産台数は前年同期比3.3%減の111万57台となった。
・完成車輸出台数は前年同月比9.2%減の9万15台だった。1-7月の累計輸出台数は前年同期比9.7%減の62万6,421台となった。
・タイ工業連盟(FTI)自動車部会は、2017年の生産予測を当初予想の200万台から193万台に下方修正した。輸出についても当初120万台と予想していたが、110万台に引き下げた。販売については当初予想の80万台から83万台に上方修正した。

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