米自動車販売、7月は7.0%減の141.5万台  [ 米国 ]

・オートデータが1日に発表した7月の米国新車販売台数(速報値)は、前年同月比7.0%減の141万5,139台となった。7月の季節調整済み年率換算(SAAR)は1,677万台/年だった。1-7月の米国市場の累計販売は986万7,276台で前年同期比2.9%減となった。
・車型別の販売では、乗用車が前年同月比13.8%減、ライトトラックは2.5%減となった。乗用車の販売減少が続いており、乗用車工場は生産調整を開始している。
・安定した労働市場、低金利、低いガソリン価格、高い消費者心理など販売を後押しする環境は続いているものの全体として少しずつ需要が減少しており、顧客を呼び込むため自動車メーカーはインセンティブを増やしてきている。

米国の新車販売台数(2017年7月)

2017年
7月
2016年
7月
増減率
2017年
1-7月
2016年
1-7月
増減率
乗用車
525,020
609,228
-13.8%
3,748,570
4,246,644
-11.7%
ライトトラック
890,119
912,615
-2.5%
6,118,706
5,912,145
3.5%
合計
1,415,139
1,521,843
-7.0%
9,867,276
10,158,789
-2.9%

出所:Autodata, U.S. Market Light Vehicle Deliveries - July 2017 (August 1, 2017)より抜粋

・米国メーカーの7月販売は、GMが前年同月比15.5%減、フォードは7.4%減、FCA US (クライスラー)は10.5%減となった。GMは個人向け販売は約14%減だったが、ライトトラックの販売比率が80%となり製品ミックスは最も良くなっているとしている。フォードは個人向け販売は1.0%減、フリート販売が26.4%減だった。FCAはモデルチェンジに伴う工順変更などでジープブランドが12%減となっている。
・日本車は、トヨタが前年同月比3.6%増となりフォードを抜いて全体の2位となった。ホンダは1.2%減、日産は3.2%減、スバルは6.9%増、マツダは3.0%減、三菱は1.7%増だった。
・韓国車は、現代自動車が27.9%減、起亜は5.9%減となった。
・米国VWグループは2.6%減、ディーゼル車排気規制の不正スキャンダル解決の目処がついたVWが5.8%減、アウディが2.5%増だった。アウディは79カ月連続で前年同月比増を更新している。
・高級車では、レクサスが3.6%増の2万8,902台で首位、メルセデス・ベンツが9.2%減の2万5,909台で2位、BMWブランドが14.8%減の2万1,965台で3位だった。

<2017年08月02日(水)>