Ningbo Joyson Electronic Corporation
[寧波均勝電子股份有限公司]

会社概要

■URL

http://www.joyson.cn

■本社所在地

No. 99 Qingyi Road, Gaoxin, Ningbo, Zhejiang 315040, China

業容

-中国の大手自動車部品サプライヤー。前身は中国寧波を本拠とするエンジン吸気システムなどのサプライヤー。
-主要納入先はBMW、Daimler、Audi、Tesla、GM、Ford、トヨタ、ホンダ、日産、マツダなど世界の完成車メーカーおよび中国国内ローカルブランド。
-以下の4領域:自動車セーフティシステム、ヒューマンマシンインタラクション (HMI)、新エネルギー車パワーコントロール、コネクテッドシステムに注力
  • 自動車セーフティシステム
    Joyson Safety Systems (JSS:均勝安全系統) を主体に展開。中国、ドイツ、日本、米国に営業本社を保有。
    ADAS、エアバッグ、シートベルト、ステアリングなどの自動車セーフティシステム及びその他重量部品の設計、開発、製造を行う。
    世界60社以上、300を超えるモデルに製品を提供。均勝臨港工場は2020年2月にTeslaの中国よりサプライヤー指定通知を受領し、中国生産のModel 3 とModel Y向けにエアバッグ、シートベルト、ステアリングなど多くの製品を供給している。
  • ヒューマンマシンインターフェイス (HMI)
    センターコンソール、クライメートコントロール、センサーシステム、ECU、コネクテッドカー向けエレクトロニクス製品等を扱う。コネクテッドにかかわる製品の開発はドイツ子会社のJOYNEXTが主に行っている。
  • 新エネルギー車パワーコントロール
    バッテリーマネジメントシステムを主に扱い、48Vマイルドハイブリッド向け、およびワイヤレス充電などのソリューションを提供。
    BMW、Mercedes-Benz、Geelyなどに製品を提供するほか、VWのMEBプラットフォーム、Mercedes-BenzのMFA2プラットフォーム等にバッテリーマネジメントソリューションを提供。日産、Ford向けのEV、HEV及び48Vマイルドハイブリッド車用バッテリーマネジメントシステムは量産済。
    EVE Energy (億緯鋰能) と12Vリチウム電池システム、48Vリチウム電池システム及び高圧バッテリーパック開発で提携している。
  • コネクテッドシステム
    JOYNEXT (Ningbo Joynext Technology Co., Ltd.)を中心に展開。
    インテリジェントコックピット、コネクテッドシステム、スマートクラウド、ADAS及びナビ、ソフトウェアサービスを提供。

 

車両機能部品事業等を扱うQuinを売却

-ターボチャージャーエンジン吸排気システム、ステアリング、内装トリムなどを扱っていたNingbo Joyson Quin Automotive System (均勝群英)の事業を2020年末に売却した。

 

企業変遷

-2011年-2020年で買収を行った企業は以下の通り

合併時間 された元会社名 業務内容
2011年 Preh 製品ラインナップを拡充、グローバル化が加速。
2014年 Quin GmbH 電子機能部品及びアセンブリ部品分野でMercedes-Benz、BMW、Audi などのグローバルサプライヤーとなった。
2016年 KSS Holdings, Inc. 自動車セーフティシステム業務の運用拡大。
2016年 TechniSat Digital GmbH, Daun 自動車情報システムモジュールの開発と供給、ナビドライブ、インテリジェントネットワークなどの事業を拡大
2018年

タカタ(硝酸アンモニウムガス発生器(PSAN)業務を除く)

自動車セーフティシステム業務を拡大。

-2020年末に子会社である寧波均勝群英汽車系統股份有限公司[Ningbo Joyson Quin Automotive System Co., Ltd.](均勝群英) の株式51%の譲渡を完了。均勝群英は2021年1月より均勝電子の連結対象外となった。

資本構成

-上海証券取引所上場 (2020年12月31日現在)
氏名または名称 出資比率 (%)
均勝集団有限公司
[Joyson Group Co., Ltd.]
34.85
その他 65.15
合計 100.00

主要製品

自動車セーフティーシステム (Auto Safety System) (JSS)
アクティブセーフティーシステム (Active safety systems)

-自動運転技術 (Autonomous technology)

  • 顔認識システム (Facial recognition technology)
  • ドライバーアテンションモニタリング (Driver attention monitoring)
  • 乗員位置センサー (Occupant positioning sensors)
  • アーリーメカトロニクスリストレイントプリペアードネス (Early mechatronic restraint preparedness)
  • サラウンドビュービジョンシステム (Surround view vision systems)
  • インテリジェントセンサー (Intelligent sensors)
  • アドバンスドドライバーアシストシステム (ADAS:Advanced Driver Assist Systems)
  • 駐車アシストシステム (Park Assist system)
  • 事故記録システム (Accident recording system)

-イベントプロテクション (Event protection)

  • アクティブボティパネル (Active body panels)
  • 消火プロテクション (Fire suppression protection)
  • 緊急回避メカトロニック デバイス (Rapid interruption mechatronic devices)
  • 高圧ラインカッター (High voltage line cutters)

-緊急回避メカトロニック デバイス (Integrated safety & electronics)

パッシブセーフティーシステム (Passive safety systems)

-エアバッグ (Airbags)

  • 運転席用エアバッグ (Driver airbags)
  • 助手席用エアバッグ (Passenger airbags)
  • アダプティブエアバッグ (Adaptive passenger airbags)
  • 骨盤胸郭サイドエアバッグ (Pelvis-thorax side airbags)
  • ニーエアバッグ (Knee airbags)
  • カーテンエアバッグ (Curtain airbags)
  • 乗員間エアバッグ (Occupant to Occupant (OTO) airbags)

-インフレーター (Inflators)

  • 運転席用インフレーター (Driver inflators)
  • 助手席用インフレーター (Passenger inflators)
  • コールドガスインフレーター (Cold gas inflators)
  • コールドガスカーテンインフレーター (Cold gas curtain inflators)
  • 側面および膝用インフレーター (Side and knee inflators)

-シートベルト (Seat belts)

  • バックル内蔵型シートベルトテンションセンサー (Buckle Seatbelt Tension Sensor - SBTS)
  • バックル (Buckles)
  • バックルプリテンショナー (Buckle pretensioners)
  • シルエンドプリテンショナー (Sill-end pretensioners)
  • 3-ドアシルエンドプリテンショナー (3-door sill-end pretensioners)
  • グローバルモジュールリトラクター (Global Modular Retractors - GMR)
  • 小型プリテンショナーリトラクター (Compact Pretensioner (CPT) retractors)
  • マルチレベルロードリミッター付きリトラクター (Multi-Level Load Limiter (MLL) retractors)
  • インフレータブルシートベルト (Inflatable seat belts)

-エアバッグ内蔵シートベルト (Inflatable seat belts)

-ステアリングホイール (Steering wheels)

  • ヒーター付きステリングホイール (Heated steering wheels)
  • エアバック一体型ステアリングホイール (Airbag integrated steering wheels)
  • 一体型電動ステアリングホイール (Integrated electronic steering wheels)
  • 木製・ウッドシェル製ステアリングホイール (Solid wood and wood shell steering wheels)
  • 革巻ステアリングホイール (Leather wrapped steering wheels)

特殊製品 (Specialty products)

ヒューマンマシンインタラクション (HMI:Human-Machine Interface) (Preh GmbH)
クライメートコントロールシステム (Climate control systems)

カーコネクト (Car connect)

ドライバーコントロールシステム (Driver control systems)
   -セントラルコントロールシステム (Central control systems)
   -センタースタック (Center stacks)
   -多機能スイッチ (Multifunction switches)

センサーシステム (Sensors systems)
   -デフォッガーセンサー (Defogging sensors)
   -ポジションセンサー (Position sensors)

電子制御ユニット (Electronic control units)
   -バッテリーマネジメントECU (Battery management ECUs)

新エネルギー車パワーコントロール (E-Mobility power control)
-
新エネルギー車BMS ソリューション(BMS solutions for New energy Vehicles)

-48VマイルドハイブリッドシステムBMS製品 (48V hybird BMS products)

-ワイヤレス充電技術 (Wireless charging technology)

沿革

2004年 前身の「寧波均勝汽車零部件公司」を設立、エンジン吸気システムなどの生産を開始。
2006年 VW、GM、Fordへ納入開始。
2007年 社名を「寧波均勝汽車零部件公司」から「寧波均勝汽車電子股份有限公司」に変更。現在「寧波均勝汽車零部件公司」は同社の子会社となった。
2008年 VWのTier 1サプライヤー、GMのグローバルサプライヤーとなった。
2010年 独Preh GmbHと合弁会社「寧波普瑞均勝汽車電子有限公司」を設立。
2011年6月 独Preh GmbHを買収。これまでの中国国内拠点(寧波、上海、長春、成都)を中心とした事業にドイツ、米国、ポルトガル、ルーマニア、メキシコ拠点を取得したことで、グローバル化が加速。
2011年12月 「遼源得亨股份有限公司」の名義で上海証券取引所上場。
2013年4月 完全子会社「浙江博声電子有限公司」は、Bosen (China) Holding Limited が保有する「寧波均勝電子股份有限公司」の株式25%を21,286万元で取得。これにより、寧波均勝電子股份有限公司は同社の完全子会社となった。
2013年8月 独子会社Prehのドイツバイエルン州ヴュルツブルク(Würzburg)にあるソフトウェア開発会社 Innoventisを買収。
2014年2月 「遼源均勝電子股份有限公司」から「寧波均勝電子股份有限公司」に社名変更。
2014年3月 全額出資子会社「武漢均勝汽車零部件有限公司」を設立。
2014年12月 ドイツの高級車向けステアリングおよび内装部品メーカー Quin GmbH を90百万ユーロ余りで買収。
2015年4月 全額出資子会社「均勝智能車聯有限公司」を設立。
寧波産城投資管理有限公司および寧波南新実業投資発展有限公司 と寧波市鄞州区 に合弁会社 「寧波産城均勝新能源科技有限公司 [Ningbo Chancheng Joyson New Energy Science & Technology Co., Ltd.]」 を設立。
2015年6月 寧波工業投資集団有限公司、寧波梅山島開発投資有限公司と「寧波勝芯電子科技有限公司」を設立。
2015年12月 華徳塑料制品有限公司の株式95%を4.4億元で寧波勝菲特投資管理有限公司に譲渡。
子会社長春均勝汽車零部件有限公司が保有する浙江博声電子有限公司の全株式を取得。浙江博声電子有限公司は社名を「寧波均勝科技有限公司」に変更。
2016年2月 独子会社Preh Holding GmbHと、独TechniSat Digital GmbH, Daunの自動車情報事業部門を買収。
2016年5月 全額出資子会社Preh IMA Automation GmbHは、Phillips Service Industries Inc.が保有するEVANA Automationの株式すべてを買収。
2016年6月 KSSの買収手続きを完了。
2016年12月 子会社寧波勝芯電子科技有限公司は、中芯晶圓股権投資(上海)有限公司、北京集成電路設計与封測股権投資中心(有限合伙) とともに合弁会社「中芯集成電路(寧波)有限公司」を設立。
2017年6月 子会社Preh GmbHが保有するPreh IMA Automation GmbHの全株式を1.3億ユーロで関連会社PIA Automation Holding GmbHに譲渡。
傘下のKSS Holdings, Inc.タカタと資産買収の覚書に調印し、タカタの硝酸アンモニウムガス発生器業務を除く資産を買収。
2018年2月 「新工業城」の運用を開始。
2018年3月 グローバル研究開発センターを独Stuttgartに開設。
2019年5月 子会社寧波均勝汽車電子股份有限公司の社名を「寧波均勝群英汽車系統股份有限公司」に変更。
2020年12月 子会社である寧波均勝群英汽車系統股份有限公司[Ningbo Joyson Quin Automotive System Co., Ltd.]の株式51%を売却。

補足 1