2012年12月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万元)
2012年12月期 2011年12月期 増減率(%) 要因
売上高 5,358.46 3,389.15 58.11 -2012年、独Preh GmbHおよびその子会社を買収が、売上高の増加に貢献。
営業利益 300.14 258.23 16.23 -
経常利益 311.71 268.45 16.11 -
純利益 248.85 220.64 12.79 -

主な受注

-Preh GmbHは2012年11月5日、Ford 「Fusion」向け統合型センターコンソールを供給すると発表した。Prehが受注したのはFusionのS、SE、Titaniumの3バージョンの統合型センターコンソール。基本バージョンはPreh GmbHのメキシコ法人が、ミドルバージョンはドイツ本社が、ハイエンドバージョンはポルトガル法人が生産する。またミドルバージョンのタッチパネル用ソフトウェアもPreh GmbHが開発した。(2012年11月27日付けプレスリリースより)

受賞

-Preh GmbHはシュトゥットガルトのPorsche本社より2012年度優秀サプライヤー賞を授与され、Porscheのコアサプライヤーベストテンにランクインした。(2012年12月27日付けプレスリリースより)

-子会社「寧波均勝電子股份有限公司 [NingboJoyson Electronics Co., Ltd.]」は上海VWの2011年度エクセレント品質賞銅賞を受賞するとともに、3年連続でAクライスサプライヤーに選出されたと発表した。(2012年1月18日付けプレスリリースより)

開発動向

研究開発費

-2012年度の研究開発費は187.22百万元。(2012年12月期売上高の3.49%に相当)。2011年の92.11百万元に比べて103.26%増。

研究開発体制

-寧波、上海、長春に製品開発センターを保有。国内外の納入先と並行して開発を行なえる体制を整備。研究開発の分野は以下の通り:
  • 製品の早期モデル化
  • 製品の設計・開発
  • 金型の設計・開発
  • 治工具設備の設計・開発
  • 技術開発
  • ハード・ソフトウェアの開発
  • 電子情報の開発
-子会社Preh GmbHはドイツR&Dセンターを保有。製品設計や、構造設計、ハード・ソフトウィエアの開発とテスト、センシング技術、産業エンジニアリング、金型、治工具技術などが行われる。Prehのドイツにある製品開発部門の従業員数は364名。

設備投資

設備投資額

(単位:百万元)
項目 2012年12月期
治工具 94.55
「遼源均勝」 工場建設 第1フェーズ 12.61
機械および設備 23.28
「長春均勝」 工場建設 第2フェーズ 27.12
改築など 12.52