Ningbo Joyson Electronic Corporation[寧波均勝電子股份有限公司] 2020年12月期の動向

業績

(単位:百万元)
2020年12月期 2019年12月期 増減率(%) 要因
売上高 47,889.84 61,698.90 (22.38) -主に中国国外の新型コロナウイルス感染拡大による影響、及び2019年末の延鋒百利得の一部資産買収の影響を受け、2020年12月期の売上高は前年同期比22%減の479億元となった。コロナ禍の影響が鈍化した2020年第4四半期の売上高は約140億元となり、第3四半期に比べ4.9%の増加となった。
営業利益 487.06 1,538.94 (68.35)
経常利益 493.84 1,511.04 (67.32)
純利益 203.83 1,452.23 (85.96)

 -2020年12月期の売上の事業別割合は自動車安全システムが76.29%、自動車用電子システムが12.13%、電子機能・組立品が6.22%、インテリジェントビークルコネクティビティシステムは4.34%を占めている。また、地域別では中国国内が21.49%、海外が77.49%となった。

事業別ハイライト

  • セーフティシステム
    -タカタの優良資産買収を完了。ハンガリーのMiskolcエアバッグ工場拡張とJoyson Safety Systemsの上海臨港工場建設によりグローバル化を推進。
  • 自動車エレクトロニクス(ヒューマンマシンインターフェース (HMI)及び新エネルギー車パワーコントロール)
    -2020年の自動車エレクトロニクス分野における新規受注は約140億元。うち、新エネルギー車製品においては、欧州ではVolvoから新規受注を獲得。またPorscheにワイヤレス充電および高圧急速充電製品を継続的に提供。中国ではVWのMEBプラットフォーム採用新型車向けを受注し、EVにバッテリーマネジメントシステムとモニタリングユニットを提供。
  • コネクテッドシステム
    ‐2020年、コネクテッド業務を再編し新会社「均聯智行(JOYNEXT)」を設立。外部からの戦略的投資を受け入れた。
    -Joyson Electronicは新たに本社研究施設の建設に着手し、主要技術の自主開発を行った。
    ‐コネクテッドに関する受注額は約10億元。うち、蔚来汽車(NIO)の5G-V2Xプラットフォーム全ライフサイクルの受注が約6.6億元を占めた。製品はV2Xの5G-TBOXと5G-VBOX。
    Joyson ElectronicはLiDARメーカーInnovusion, Inc. (図達通) に対する戦略的投資を完了。子会社JOYNEXTが Innovusionと連携し、蔚来汽車(NIO)に超遠距離高精度LiDARを提供。将来、Joyson ElectronicとInnovusionはLiDARセンサフュージョン、V2Xデータフュージョン、自動運転ドメインコントローラーなどの領域で連携する。JOYNEXTのV2X車載端末は試験段階から量産へ向かっており、蔚来(NIO)、華人運通(Human Horizons)などに向け納入する。
  • 自動車用機能部品及びアセンブリ
    -2020年12月、機能部品業務の売却を完了し、業務をインテリジェント運転、スマートコックピット、新エネルギーコントロールシステムなどの領域へ集約させることとした。

  

Joyson Quin Automotive Systemを売却

-同社は2020年11月、広東香山衡器集団股份有限公司[Guangdong Senssun Weighing Apparatus Group Ltd.](香山股份)と株式売買に関する協定を締結したと発表した。香山股份は、Joyson Electronicの子会社である寧波均勝群英汽車系統股份有限公司[Ningbo Joyson Quin Automotive System Co., Ltd.]の株式51%を取得する。買収額は20.4億元。Quinの経営状況は良好であるが、Joyson Electronicの下では資源に限りがあった。Joyson Electronicは今回の株式売却で、会社の戦略と将来性に焦点を当てた分野に経営資源を集約させる。またQuinは、より多くの資源の獲得が可能になり、急速な発展が可能になるという。 (2020年11月26日付プレスリリースより)

 

新製品

5G-V2XとLiDAR
-コネクテッドカー技術を手掛ける均聯智行(JOYNEXT)が5G-V2XとLiDARの生産計画を整え、2021年末までに量産を開始すると発表した。今後1年以内に順次、複数製品の生産に着手する計画。初の5G-V2X製品は、2021年内に華人運通傘下の高合HiPhi1に搭載される。また、蔚来 (NIO) にも5G-V2XおよびLiDARを供給する計画で、蔚来「ET7」にまず搭載される予定。なお、今回蔚来に供給するLiDARはJOYNEXTとLiDARメーカーであるInnovusion, Inc. (図達通)が共同開発したものであるという。(2021年3月15日付プレスリリースより)

電動化及びスマートモビリティ向けの生産能力増強
-非公開株式発行による資金調達を完了し、総額約25億元を調達、電動化及びスマートモビリティ向けの生産能力増強に投じる。この生産能力増強には主に、新エネルギー車用バッテリーマネジメントシステム及びスマートコックピット用電子部品の生産能力拡大が含まれており、具体的には新エネルギー車用バッテリーマネジメントシステムを90万台、スマートコックピット電子部品を1,420万台 (空調制御システム1,070万台、ドライブ制御システム及びセンターコンソールパネル350万台) の年生産能力確保が計画されている。このプロジェクトは、Joyson Electronicの完全子会社寧波普瑞均勝汽車電子有限公司[Ningbo Preh Joyson Automotive Electronics Co., Ltd.]が担当、工期を36ヶ月と見込んでいる。(2020年11月18日付けリリースより)

高圧分配ユニット (PDU: Power Distribution Unit)
-Joyson Electronicは、同社初の高圧分配ユニット (PDU: Power Distribution Unit) の生産を開始すると発表した。プロジェクトライフサイクルでの生産量は15万セットを超える見込み。この製品は充電用ウォールボックス、車載充電コネクター、スマート充電ソケット、高圧充電ケーブルなどの製品と共に一汽VW、上汽VW、上汽GM、上汽乗用車などのOEMから複数の開発権と受注を獲得している。プロジェクトライフサイクルでの受注額は40億元を超える。これらのうち、一汽VWおよび上汽VWの MEBプラットフォーム向け充電用ウォールボックス (スマート充電器) は本年末に量産に入る予定。(2020年10月12日付けリリースより)

 

工場拡張

-子会社均勝汽車安全系統 (湖州) 有限公司[Joyson Safety Systems (Huhou) Co., Ltd.](均勝安全湖州)が第3期拡張工事を開始した。今回の拡張工事では4億元近くをかけ、建物8棟を建設して新たに自動化生産ラインを10本導入し、エアバッグ用インフレータの年産能力を約1,200万個増強する。同時に2400平方メートルの実験室を新たに建設する計画。また、全自動の無人原材料倉庫も建設し、生産、倉庫管理体系、AGV(無人搬送車)などを活用した全自動の工場内物流システムを構築する。拡張工事完了後、3,000万個のインフレータ年産能力が形成される。均勝電子傘下の均勝安全は自動車セーフティシステムのサプライヤー。均勝安全湖州は均勝安全の完全子会社で、現在の生産ライン数は20本を超え、インフレータ1,800万個の年産能力を有している。(2020年7月3日付けリリースより)

 

事業提携

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア
-シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア[Siemens Digital Industries Software]と製品開発、製造、テクニカルサービスの領域における戦略的協力協定を締結。Joyson Electronicはシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの製品ライフサイクル管理、予測分析エンジニアリング、電子装置及びソフトウェア開発管理、自動運転設計などのプラットフォーム型ソフトウェアを利用し、同社の製品開発プラットフォームを構築し、開発プロセス全体の統合管理を行い、セキュリティ、自動運転、新エネルギー車向けエレクトロニクス製品、コネクテッドカーコア技術、知能化製造設備の革新的開発を進める。今回の戦略的提携により、Joyson Electronicは中国でのデジタル化事業を推進する。また、デジタル化工業ソフトウェアの製造と開発ソリューションを採用し、自動車セキュリティ、エレクトロニクス、IoV製品の生産能力拡大を図り、OEM顧客への対応力を引き上げる。(2021年1月15日付プレスリリースより)

LiDARメーカーInnovusion, Inc. (図達通)
-LiDARメーカーInnovusion, Inc. (図達通) に対する戦略的投資を完了。子会社均聯智行(JOYNEXT)を通してInnovusionと連携し、蔚来汽車初のセダン「ET7」に超遠距離高精度LiDARを提供し、運転支援から自動運転へのステップアップを実現する。将来、Joyson ElectronicとInnovusionはLiDARセンサフュージョン、V2Xデータフュージョン、自動運転ドメインコントローラー決定アルゴリズムなどの領域で連携し、これらの技術の事業化と普及を進める。(2021年1月12日付プレスリリースより)

48Vリチウム電池システムおよび高電圧電池パック事業でEVE Energy と提携
-傘下の寧波普瑞均勝汽車電子有限公司[Ningbo Preh Joyson Automotive Electronics Co., Ltd.](Preh Joyson)と恵州億緯鋰能股份有限公司[EVE Energy Co., Ltd.](億緯鋰能)が48Vリチウム電池システムおよび高電圧電池パック事業で提携すると発表した。Preh Joysonはバッテリーマネジメントシステム (BMS) を、EVE Energyはバッテリーやバッテリーパックソリューションを提供し、中国内外の市場開拓を行う。両社は、ダイムラーやBMWの新エネルギー車用に動力部品を供給するグローバルサプライヤー。Preh Joysonは2014年にBMW iシリーズ向けBMSを、2016年からはメルセデス・ベンツのマイルドハイブリッド車 (MHV) に48Vシステム向けBMSを供給している。このほかPreh Joysonの製品は、VW、吉利、奇瑞などの新エネルギー車にも搭載されている。2019年からはVWの中国生産のMEBプラットフォームの車両にBMS部品を供給しており、同年には新エネルギー車向けエレクトロニクス事業を高電圧急速充電およびパワーエレクトロニクスの分野にまで拡大した。(2020年12月24日付プレスリリースより)

Microsoft中国(微軟中国)
-Microsoft中国(微軟中国)と戦略的提携覚書を締結した。双方は自動車産業クラウドアプリケーション、インテリジェント音声コントロール、最新シェアオフィス、研究開発体制整備などの領域で提携し、Joyson Electronicのグローバル化、デジタル化への転換を後押しする。提携した覚書に基づき、双方は自動車産業向けの革新的なソリューション開発、戦略提携パートナーシップ構築、クラウド技術開拓の三方面で協業する。(2020年4月2日付けプレスリリースより)

 

受注

高合ブランドの「HiPhi X」に5G-V2X製品を提供
-子会社均聯智行(JOYNEXT)が2021年5月に量産開始される高合ブランドの「HiPhi X」に5G-V2X製品を提供すると発表した。JOYNEXTの5G-V2X車載端末はQualcomm Snapdragon車載5Gプラットフォームに統合されており、「HiPhi X」の車対車 (V2V) と車対インフラ (V2I) 通信規格を含め、様々なシーンに5GとV2Xサービスを提供し、C-V2X (Cellular V2X) 通信を実現する。(2021年3月23日付プレスリリースより)

VWのMEBの2つの電気自動車 (EV) プラットフォームに新エネルギー車部品ソリューションを提供
-Audiの J1及びVWのMEBの2つの電気自動車 (EV) プラットフォームに新エネルギー車部品ソリューションをグローバルかつ継続的に提供すると発表した。製品はバッテリーマネジメントシステム (BMS)、高圧急速充電昇圧器、DC/DCマルチ機能コンバーターなど。Joyson Electronicは更にVWのMEBプラットフォームモデルにセーフティー関連製品とコネクテッド製品も提供する。そのうち、VW「ID.4」にはフロントシートサイドエアバッグを、「ID.4」の欧州販売モデルと中国販売モデルにそれぞれエアバッグとシートベルトを提供する。また、中国生産の「ID.4」のデジタルコックピットには、均勝電子が開発した10余りのシステムソフトウェアが搭載されるという。(2021年3月10日付プレスリリースより)

GMのスーパークルーズシステムに複数の技術を提供
-子会社の均勝汽車安全系統[Joyson Automotive Safety Systems] (均勝安全)がGMのスーパークルーズシステムに複数の技術を提供すると発表した。均勝安全は、ドライバー注意力維持システムとともにステアリングも提供する。このステアリングシステムはマルチゾーンハンドホールドセンシングシステムとライトストリップ技術を融合させたもので、カメラがドライバーの注意力が散漫になったことを検知すると、視覚的な信号により警報を発する。なお、GMは2020年度財務報告で、2023年には22のモデルにスーパークルーズを搭載する予定であるとしている。(2021年2月21日付プレスリリースより)

Mustang Mach-Eの中国生産モデルにスマートコックピットHMI製品を提供
-傘下のPrehがフォード初の電気SUV 「マスタング マッハE (Mustang Mach-E)」の中国生産モデルにスマートコックピットHMI製品を提供すると発表した。新型車は上海モーターショーで発表され、本年第3四半期に発売される予定。(2021年2月2日付プレスリリースより)

Joyson Automotive Safety SystemsがTeslaに複数製品を提供
-子会社均勝汽車安全系統[Joyson Automotive Safety Systems] が2021年中頃から中国生産のTesla「Model 3」向けフロントエンジンフードリフターの量産を開始すると発表した。この製品は均勝安全中国区寧波工場で量産し、年産50万個を見込む。均勝安全系統は現在Tesla向けにステアリング、運転席・助手席エアバッグ、カーテンエアバッグ、サイドエアバッグ、ニーエアバッグ、シートベルトなどのパッシブセーフティシステムをグローバルに供給している。(2021年1月19日付プレスリリースより)

-Joyson Automotive Safety Systems の臨港工場が10月からテスラ中国に製品を供給すると発表した。同時に、この工場は蔚来など国内新興カーメーカーにも同様の製品を供給する。現在、Teslaからのセーフティシステム関連受注額は全ライフサイクルで75億元に上っている。(2020年9月22日付けリリースより)

-JSS臨港工場はテスラ上海ギガファクトリーから3kmほどの距離にある。敷地面積は約6万平方メートル。現在の従業員数は1300名余りで、そのうち約200名は研究開発者である。(2020年2月21日付けリリースより)

中国市場向けVW「ID.4」にバッテリーマネジメントシステムほか複数製品を提供
-Joyson Electronicは、中国市場向けVW「ID.4」に複数製品を供給している。VW「ID.4」はMEBプラットフォーム採用車。
子会社のPrehは、MEBプラットフォームおよびMQB向けにバッテリーマネジメントシステム、バッテリーマネジメントユニットとバッテリーセルモニタリングユニットなどの製品を供給している。また、Joyson Safety Systemsは、側方からの衝突被害を軽減し運転手と助手席乗員の頭部を守る前列サイドエアバッグおよび、エアバッグ、シートベルトを供給。エアバッグとシートベルトに関しては、欧州向けモデルにも供給している。Joyson QUINは車載充電器(および充電スタンド)を供給するほか、コネクテッド技術を担うJOYNEXTは音声認識システム等を含む10以上のアプリを提供する。(2020年11月4日付けリリースより)

新型「ゴルフ (Golf)」に車載システムを供給
-VWの新型「ゴルフ (Golf)」に子会社均聯智行(JOYNEXT)の車載システムCNS 3.0が搭載されると発表した。この車載システムは、高度にカスタマイズされたHOMEインターフェイスをサポートし、スマホと連携するCarPlayとCarLifeに対応する。中国語の手書き入力、リアルタイムナビ、音声識別などの機能も備える。同時にスマートホームやスマート車両コントロールの機能も備え、車両のドアのリモート解錠、ライト点灯とクラクションのリモートコントロール、車両の状態と位置の確認、車両検査報告などを実現するという。(2020年10月22日付プレスリリースより)

 

受賞

-当社は、長安福特汽車有限公司[Changan Ford Automobile Co., Ltd.](長安Ford)が開催した2020年度グローバルパートナー大会で、子会社のJOYNEXTが2020年度長安フォード「サプライヤーイノベーション賞」を受賞したと発表した。今回イノベーション賞を受賞したIVI (in-vehicle infotainment) システムは、JOYNEXTと北京梧桐車聯科技有限責任公司[Beijing Phoenix Auto Intelligence Co., Ltd.]が共同で長安Ford向けにオーダーメイドしたもの。音声ノイズリダクションプログラムを採用したIVIシステムは、統一されたインターフェースのカスタマイズが可能なほか、車載WeChatアプリ、QQ Musicアプリといったシーンと人間化に注目したテンセント (Tencent、騰訊) TAI3.0エコシステム、さらにインターネットラジオ、スマートホーム、ロードサービスなどを統合した。なおIVIシステムは、アプリストアのオンラインアップデートにも対応する。(2020年12月24日付プレスリリースより)

-子会社寧波均勝群英汽車系統股份有限公司 が一汽VWより「価値共創(Co-Creation)賞」を受賞したと発表。(プレスリリースより)

  

特許

-2020年末現在、世界で5,000件余りの特許を取得。関連エンジニア数は5,300名余り。

 

研究開発体制

2つのグローバルコア研究所を建設
Joyson Electronicは、本年中に中国国内に2つのグローバルコア研究所を建設すると発表した。新エネルギー車とインテリジェントドライブの2大分野の研究開発を主とするもので、現在準備作業がほぼ終わっている段階だという。新エネルギー車分野ではバッテリーマネジメントシステム、蓄エネルギー技術に重点を置き、インテリジェント運転技術分野では、スマートコックピットに重点を置くという。(2021年3月15日付プレスリリースより)

‐上記の新設研究施設のうち、インテリジェント運転技術分野を担う新研究施設は自動車知能化領域の先端技術の発展推進に注力し、最新の研究成果の産業化を加速するとともに、次世代重要技術の研究とインキュベーションに取り組む。具体的には、自動運転ドメインコントローラー、マシンビジョン(Machine Vision、MV)、機械学習(Machine Learning)、AR/VR、マルチモーダル型HMI、先進センシング、車載ソフトウェアなどに注力する。

水素エネルギーと燃料電池産業に参入
-Joyson Electronicは将来的に、中国内外の先進的な研究開発と生産の資源を集約し、燃料電池コントロールシステムを突破口として水素エネルギーと燃料電池産業に参入するという。機能安全及び自動車業界の要件を満たす燃料電池コントロールシステムハードウェア、AUTOSAR標準に適合する下層ソフトウェアとアプリケーション層コントロールソフトウェア及び鍵となるアルゴリズム、高効率、軽量化、高出力密度、低コストの車載充電と電源切替システムソリューションなどの製品を開発し、燃料電池コントロールシステム技術の大規模な応用を更に後押しする。

 

研究開発費用

(単位:百万元)
2020年12月期 2019年12月期 2018年12月期
研究開発費用 3,210.26 3,533.43 3,899.54
売上高に占める割合(%) 6.70 5.73 6.94

-2020年末現在、研究開発スタッフの従業員数に占める割合は9.61%となる。
 

子会社関連

-傘下の均勝安全[Joyson Safety Systems](JSS)は、日本の子会社ジョイソン・セイフティ・システムズ[Joyson Safety Systems Japan](JSSJ)がカーメーカーにシートベルトの不合格品を提供したとの報道について、次の通り公式に声明を発表した。JSSはJSSJ彦根シートベルト工場の測定データについて調査を行った。報道された問題は2018年4月にタカタから当該工場を買収する以前にすでに発生していた。JSSは関連する領域における問題をまだつかんでおらず、目下調査の最中である。JSSは関係するOEM各社の監督管理機構にすでに通知をしている。(2020年10月14日付プレスリリースより)