自動車販売台数 フィリピン 2024年
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販売台数速報 2024年
1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月, 12月
2024年12月 販売台数速報
2025年1月15日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
・2024年通年のフィリピンの自動車販売は前年比8.7%増の46万7,252台となり、過去最高を記録した。2024年はフィリピン市場にとって好調な一年となったものの、目標販売台数である46万8,300台にはわずかに届かなかった。フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、フィリピン現地メディアPhilstarが1月15日に報じた。
・車型別では商用車が前年比8.1%増の34万6,482台、乗用車が10.5%増の12万770台だった。
・メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア46.7%)が首位を維持し、三菱自(同19%)、フォード(同6%)、日産(同5.7%)、スズキ(同4.4%)が続いた。
・2024年12月単月では前年同月比7.4%増(前月比2.8%増)の4万2,044台となった。車型別では商用車が前年同月比8.0%増の3万1,919台、乗用車が5.5%増の1万125台だった。
フィリピンの新車販売台数
車種 | 2024年12月 | 2023年12月 | 前年同月比 | 2024年 1-12月累計 |
2023年 1-12月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 10,125 | 9,599 | 5.5% | 120,770 | 109,264 | 10.5% |
Commercial Vehicles | 31,919 | 29,554 | 8.0% | 346,482 | 320,543 | 8.1% |
Total | 42,044 | 39,153 | 7.4% | 467,252 | 429,807 | 8.7% |
*CAMPIの発表に基づく数値
2024年11月 販売台数速報
2024年12月23日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
フィリピン販売、11月は8.5%増の4.1万台(CAMPI・TMA)
・12月23日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2024年11月のフィリピンの自動車販売は前年同月比8.5%増(前月比2.2%増)の4万898台となったと報じた。車型別では商用車が前年同月比10.5%増の3万1,062台、乗用車が2.8%増の9,836台だった。
・2024年1-11月の累計販売台数は前年同期比8.8%増の42万5,208台となった。車型別では商用車が8.1%増の31万4,563台、乗用車は11.0%増の11万645台だった。メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア46.5%)が引き続き首位となり、三菱自(同19.1%)、フォード(同6.1%)が続いた。
・Rizal Commercial Banking Corp.のチーフエコノミストによると、フィリピンの新車販売はGDP成長率を上回る伸びとなっている。フィリピンの人口動態が良好であることや、経済の基礎的条件が回復したことが要因であると分析した。
車種 | 2024年11月 | 2023年11月 | 前年同月比 | 2024年 1-11月累計 |
2023年 1-11月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 9,836 | 9,569 | 2.8% | 110,645 | 99,665 | 11.0% |
Commercial Vehicles | 31,062 | 28,114 | 10.5% | 314,563 | 290,989 | 8.1% |
Total | 40,898 | 37,683 | 8.5% | 425,208 | 390,654 | 8.8% |
2024年10月 販売台数速報
2024年11月18日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
フィリピン販売、10月は4.9%増の4.0万台(CAMPI・TMA)
・10月16日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2024年10月のフィリピンの自動車販売は前年同月比4.9%増(前月比1.2%増)の4万3台となったと報じた。車型別では商用車が前年同月比6.8%増の2万9,959台、乗用車が0.4%減の1万44台だった。
・2024年1-10月の累計販売台数は前年同期比8.9%増の38万4,310台となった。車型別では商用車が7.8%増の28万3,501台、乗用車は11.9%増の10万809台だった。メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア46.4%)が首位を維持し、三菱自(同19.1%)、フォード(同6.1%)が続いた。
・CAMPI会長によると、好調な販売と良好な在庫状況が、台風20号「クリスティン」の現地ディーラーへの影響を相殺したという。さらに年末商戦や新モデルの発売によって需要拡大が見込まれるとしている。
車種 | 2024年10月 | 2023年10月 | 前年同月比 | 2024年 1-10月累計 |
2023年 1-10月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 10,044 | 10,087 | -0.4% | 100,809 | 90,096 | 11.9% |
Commercial Vehicles | 29,959 | 28,041 | 6.8% | 283,501 | 262,875 | 7.8% |
Total | 40,003 | 38,128 | 4.9% | 384,310 | 352,971 | 8.9% |
*CAMPIの発表に基づく数値
2024年9月 販売台数速報
2024年10月17日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
フィリピン販売、9月は2.4%増の4.0万台(CAMPI・TMA)
・10月17日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2024年9月のフィリピンの自動車販売は前年同月比2.4%増(前月比1.0%増)の3万9,542台となったと報じた。車型別では商用車が前年同月比0.1%増の2万9,104台、乗用車が9.2%増の1万438台だった。
・2024年1-9月の累計販売台数は前年同期比9.4%増の34万4,307台となった。車型別では商用車が8.0%増の25万3,542台、乗用車は13.4%増の9万765台だった。メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア46.2%)が首位を維持し、三菱自(同19.2%)、フォード(同6.2%)が続いた。
・CAMPI会長によると、9月は新車の投入がなく、ディーラーへの入荷やプロモーション活動が販売に貢献したという。自動車各社は、10月24日に開幕する第9回フィリピン国際モーターショー(PIMS)2024への参加に向けて準備を進めている。
車種 | 2024年9月 | 2023年9月 | 前年同月比 | 2024年 1-9月累計 |
2023年 1-9月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 10,438 | 9,558 | 9.2% | 90,765 | 80,009 | 13.4% |
Commercial Vehicles | 29,104 | 29,070 | 0.1% | 253,542 | 234,834 | 8.0% |
Total | 39,542 | 38,628 | 2.4% | 344,307 | 314,843 | 9.4% |
2024年8月 販売台数速報
2024年9月18日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
・9月18日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2024年8月のフィリピンの自動車販売は前年同月比6.6%増(前月比0.4%減)の3万9,155台となったと報じた。車型別では商用車が前年同月比11.3%増の2万9,626台、乗用車が5.6%減の9,529台だった。
・2024年1-8月の累計販売台数は前年同期比10.3%増の30万4,765台となった。車型別では商用車が9.1%増の22万4,438台、乗用車は14.0%増の8万327台だった。メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア46.2%)が首位を維持し、三菱自(同19.2%)、フォード(同6.2%)が続いた。
・Rizal Commercial Bankingのチーフ・エコノミストによると、フィリピンの新車販売(需要)が堅調に推移したのは、新車投入と新ブランド、電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)に対する需要、ここ数ヶ月の雇用の改善が影響したという。
・さらに、2022年以降金利が上昇し、借入コストが上がったにもかかわらず、特に自動車ローンなどの消費者ローンが2桁の伸びを示したことも、販売の押し上げに貢献した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げとフィリピンの政策金利の引き下げが、自動車ローンの貸出と消費者の購入意欲を改善させたとみられる。
フィリピンの新車販売台数
車種 | 2024年8月 | 2023年8月 | 前年同月比 | 2024年 1-8月累計 |
2023年 1-8月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 9,529 | 10,094 | -5.6% | 80,327 | 70,451 | 14.0% |
Commercial Vehicles | 29,626 | 26,620 | 11.3% | 224,438 | 205,764 | 9.1% |
Total | 39,155 | 36,714 | 6.6% | 304,765 | 276,215 | 10.3% |
2024年7月 販売台数速報
2024年8月15日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
フィリピン販売、7月は6.1%増の3.9万台(CAMPI・TMA)
・8月9日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2024年7月のフィリピンの自動車販売は前年同月比6.1%増(前月比でも0.6%増)の3万9,331台となったと報じた。車型別では商用車が前年同月比3.0%増の2万8,408台、乗用車が14.9%増の1万923台だった。
・CAMPI会長によると、7月後半に大型台風のカリーナがマニラ近郊を襲ったものの、新車投入、モデルの選択肢拡大、好調に推移する販売、供給改善などが、マイナス影響を相殺したという。
・2024年1-7月の累計販売台数は前年同期比10.9%増の26万5,610台となった。車型別では商用車が8.7%増の19万4,812台、乗用車は17.3%増の7万798台だった。メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア46.2%)が首位を維持し、三菱自(同19.1%)、フォード(同6.3%)が続いた。
車種 | 2024年7月 | 2023年7月 | 前年同月比 | 2024年 1-7月累計 |
2023年 1-7月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 10,923 | 9,509 | 14.9% | 70,798 | 60,357 | 17.3% |
Commercial Vehicles | 28,408 | 27,577 | 3.0% | 194,812 | 179,144 | 8.7% |
Total | 39,331 | 37,086 | 6.1% | 265,610 | 239,501 | 10.9% |
2024年6月 販売台数速報
2024年7月16日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
フィリピン販売、6月は7.6%増の3.9万台(CAMPI・TMA)
・7月13日付のフィリピン現地メディアPhilstarの報道によると、2024年6月のフィリピンの自動車販売は3万9,088台となり、前年同月比で7.6%増、前月比で2.9%減となった。フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき報道された。
・CAMPI会長は、消費者需要の落ち込み、車両の入荷遅れや人気車種(バージョン)の供給制約などが対前月比での減少要因となったと指摘した。
・車型別では商用車が前年同月比4.2%増の2万8,460台、乗用車が18.3%増の1万628台。
・2024年1-6月の累計販売台数は前年同期比11.8%増の22万6,279台となった。車型別では、商用車が9.8%増の16万6,404台、乗用車は17.8%増の5万9,875台だった。
・メーカー別ではトヨタ(シェア46.1%)が首位を維持し、三菱自(同18.8%)、フォード(同6.4%)がこれに続いた。
車種 | 2024年6月 | 2023年6月 | 前年同月比 | 2024年 1-6月累計 |
2023年 1-6月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 10,628 | 8,986 | 18.3% | 59,875 | 50,848 | 17.8% |
Commercial Vehicles | 28,460 | 27,325 | 4.2% | 166,404 | 151,567 | 9.8% |
Total | 39,088 | 36,311 | 7.6% | 226,279 | 202,415 | 11.8% |
2024年5月 販売台数速報
2024年6月13日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
フィリピン販売、5月は前年同月比5.5%増の4.0万台(CAMPI・TMA)
・6月12日付のフィリピン現地メディアPhilstarの報道によると、2024年5月のフィリピンの自動車販売は前年同月比5.5%増の4万271台となった。フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき報道された。
・車型別では商用車が前年同月比3.2%増の2万9,304台、乗用車が12.0%増の1万967台。
・CAMPI会長によると、5月の販売増は供給の改善と需要の高まり、自動車ファイナンスサービスの増加と販促活動の活性化に起因するという。
・2024年1-5月の累計販売台数は前年同期比12.7%増の18万7,191台となった。車型別では、商用車が11.0%増の13万7,944台、乗用車は17.6%増の4万9,247台だった。
・メーカー別ではトヨタ(シェア46.1%)が首位を維持し、三菱自(同18.8%)、フォード(同6.5%)がこれに続いた。
車種 | 2024年5月 | 2023年5月 | 前年同月比 | 2024年 1-5月累計 |
2023年 1-5月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 10,967 | 9,792 | 12.0% | 49,247 | 41,862 | 17.6% |
Commercial Vehicles | 29,304 | 28,385 | 3.2% | 137,944 | 124,242 | 11.0% |
Total | 40,271 | 38,177 | 5.5% | 187,191 | 166,104 | 12.7% |
2024年4月 販売台数速報
2024年5月30日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
フィリピン販売、4月は前年同月比21.8%増の3.7台(CAMPI・TMA)
・5月30日付のフィリピン現地メディアPhilstarの報道によると、2024年4月のフィリピンの自動車販売は前年同月比21.8%増の3万7,314台となった。CAMPI会長は、消費者心理や企業マインドの改善に加え、自動車金融の安定化がプラス成長を後押ししたとみている。
・車型別では商用車が前年同月比16.9%増の2万7,272台、乗用車が37.6%増の1万69台。フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき報道された。
・2024年1-4月の累計販売台数は前年同期比14.8%増の14万6,920台となった。車型別では、商用車が13.4%増の10万8,667台、乗用車は19.4%増の3万8,280台だった。メーカー別ではトヨタが首位、三菱自が2位、フォードが3位となった。
・エネルギー省の発表に基づき、2024年10月1日からディーゼル車におけるバイオディーゼルの配合比率が3% (B3)に引き上げられるところ、CAMPIは現在販売されている新車はすでに対応済みであると述べた。一方、ガソリンにエタノールを20%混ぜたE20については任意で使用可能となっている。
・電気自動車(EV)、EV部品やコンポーネントの輸入関税を免除する「大統領令第12号(2023年)」の見直しによって、輸入関税免除の適用範囲がハイブリッド車(HV)/プラグイン・ハイブリッド車(PHV)を含む他の電動車にも拡大されたことで、CAMPIは2024年通年の電動車販売比率が増加すると見通している。
車種 | 2024年4月 | 2023年4月 | 前年同月比 | 2024年 1-4月累計 |
2023年 1-4月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 10,069 | 7,317 | 37.6% | 38,280 | 32,070 | 19.4% |
Commercial Vehicles | 27,272 | 23,326 | 16.9% | 108,667 | 95,857 | 13.4% |
Total | 37,314 | 30,643 | 21.8% | 146,920 | 127,927 | 14.8% |
*CAMPIの発表に基づく数値
2024年3月 販売台数速報
2024年4月23日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
・4月23日付のフィリピン現地メディアPhilstarの報道によると、2024年3月のフィリピンの自動車販売は前年同月比1.6%増の3万7,474台となった。車型別では商用車が2.0%増の2万7,347台、乗用車が0.7%増の1万127台。フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき報道された。
・2024年第1四半期の累計販売台数は前年同期比12.7%増の10万9,606台となった。車型別では、商用車が前年同期比12.2%増の8万1,395台、乗用車は14.0%増の2万8,211台だった。メーカー別ではトヨタが首位、次いで三菱自が2位、日産が3位となった。
・CAMPI会長によると、第1四半期の実績は供給網の改善、堅調な新車需要が支えとなったという。2024年通年の販売目標46万8,300台の達成に向けて順調に推移していると評価した。
フィリピンの新車販売台数
車種 | 2024年3月 | 2023年3月 | 前年同月比 | 2024年 1-3月累計 |
2023年 1-3月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 10,127 | 10,058 | 0.7% | 28,211 | 24,753 | 14.0% |
Commercial Vehicles | 27,347 | 26,822 | 2.0% | 81,395 | 72,531 | 12.2% |
Total | 37,474 | 36,880 | 1.6% | 109,606 | 97,284 | 12.7% |
2024年2月 販売台数速報
2024年3月29日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
・3月28日付のフィリピン現地メディアPhilstarの報道によると、2024年2月のフィリピンの自動車販売は前年同月比23.2%増の3万8,072台となった。車型別では商用車が19.9%増の2万8,434台、乗用車が34.1%増の9,638台。フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき報道された。
・メーカー別ではトヨタが首位を維持し、三菱自、フォードが続いた。
・また、2024年1-2月の累計販売台数は前年同期比19.4%増の7万2,132台。うち商用車は5万4,048台(前年同期比18.2%増)、乗用車は1万8,084台(23.1%増)となった。
・CAMPI会長は、早期のマーケティング・キャンペーン、在庫状況の改善、金利の安定が消費者の安心感を高めていることをプラス要因として挙げた。好調な勢いは3月も続くと予想され、第1四半期は好調な結果に終わると述べた。
フィリピンの新車販売台数
車種 | 2024年2月 | 2023年2月 | 前年同月比 | 2024年 1-2月累計 |
2023年 1-2月累計 |
前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|---|
Passenger Cars | 9,638 | 7,189 | 34.1% | 18,084 | 14,695 | 23.1% |
Commercial Vehicles | 28,434 | 23,716 | 19.9% | 54,048 | 45,709 | 18.2% |
Total | 38,072 | 30,905 | 23.2% | 72,132 | 60,404 | 19.4% |
2024年1月 販売台数速報
2024年2月22日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
フィリピン販売、1月は15.5%増の3.4万台(CAMPI・TMA)
・2月22日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2024年1月の販売台数は前年同月比15.5%増の3万4,060台となったと報じた。車種別でみると、乗用車販売は12.5%増の8,446台、商用車販売は16.5%増の2万5,614台だった。
・ブランド別販売上位は、トヨタ、三菱、フォード、日産、スズキとなった。
・CAMPIは、2024年の通年見通しが控えめに見ても前年比約9%増の46万8,300台に達すると予想している。CAMPI会長によると、インフレリスクやダブルキャブ・ピックアップへの物品税の免除措置廃止に伴う課税への懸念がある中でも、新車投入や、ハイブリッド車(HV)をはじめとする電動車セグメントでのラインアップの拡充、フィリピン市場への新規参入ブランドの増加など、楽観視できる要因が複数あるという。
・さらに、2024年下半期に開催されるフィリピン国際モーターショー(PIMS 2024)が新車販売の押し上げにつながると期待を示す。これにより、CAMPIによる上記の当初通年見通しを上回る50万台に達する可能性もあると述べた。
フィリピンの新車販売台数
車種 | 2024年1月 | 2023年1月 | 前年同月比 |
---|---|---|---|
Passenger Cars | 8,446 | 7,506 | 12.5% |
Commercial Vehicles | 25,614 | 21,993 | 16.5% |
Total | 34,060 | 29,499 | 15.5% |
出所: Chamber of Automotive Manufacturers of the Philippines, Inc. (CAMPI)、Truck Manufacturers Association (TMA)