自動車生産台数 タイ 2024年
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生産台数速報 2024年
1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月, 12月
2024年12月 生産台数速報
2025年1月28日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、2024年の自動車販売は26.2%減、生産は19.9%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年12月のタイにおける国内新車販売台数は前年同月比20.9%減の5万4,016台だった。2024年通年では前年比26.2%減の57万2,675台となった。減少の要因について、FTIは引き続き高い家計債務と金融機関のローン審査基準厳格化を挙げている。タイの経済成長が鈍化するなか、自動車部門の不良債権も引き続き増加している。さらに鉱工業生産指数の低下も労働者の購買力低下につながっていると述べた。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、2024年のメーカー別販売は、トヨタ(Lexusを含む)が前年比17.1%減の22万356台、シェア38.5%で首位。続いて、いすゞが43.7%減の8万5,582台、ホンダが18.8%減の7万6,574台、三菱は16.4%減の2万7,318台、BYDは11.2%減の2万7,021台となった。中国メーカーでは、MGが36.9%減の1万7,239台で7位、長安が8,549台で10位だった。
・2024年の販売台数を車型別に見ると、乗用車は23.4%減の22万4,148台、商用車は27.9%減の34万8,527台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は38.4%減の20万190台。
・年間のモデル別販売上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で7万6,614台、2位がいすゞ「D-Max」で6万6,267台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で4万7,538台、4位がトヨタ「ヤリス クロス(Yaris Cross)」で3万4,822台、5位がホンダ「シティ(City)」で3万3,700台となった。
・FTIが発表した12月の生産台数は前年同月比17.4%減の10万4,878台だった。2024年通年の生産台数は19.9%減の146万8,997台で、FTIの改訂後予想の150万台を下回った。2024年の生産のうちハイブリッド車(HV)は19万837台、電気自動車(EV)は9,688台となった。
・12月の完成車輸出台数は前年同月比15.5%減の7万6,346台。2024年通年では8.8%減の101万9,213台、金額ベースでは2.9%減の6,992億バーツとなった。
・FTIは、2025年の自動車生産について、2024年比2.1%増の150万台を目標としている。内訳は輸出向けが100万台、国内販売向けが50万台となる。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年12月 | 2023年12月 | 前年同月比 | 2024年 1-12月 |
2023年 1-12月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|---|---|
生産 | 104,878 | 126,921 | -17.4% | 1,468,997 | 1,834,986 | -19.9% |
国内販売 | 54,016 | 68,291 | -20.9% | 572,675 | 775,745 | -26.2% |
輸出 (CBU) | 76,346 | 90,305 | -15.5% | 1,019,213 | 1,117,539 | -8.8% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
・速報値を含むため、数値に修正が入ることがあります。
2024年11月 生産台数速報
2024年12月24日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、11月の自動車販売は31.3%減、生産は28.2%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年11月のタイにおける新車販売台数は前年同月比31.3%減の4万2,309台となった。1-11月の累計販売は26.7%減の51万8,659台だった。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、11月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比21.2%減の1万7,107台、シェア40.4%で首位。続いて、いすゞが41.7%減の6,068台、ホンダが33.5%減の4,874台、三菱が1.4%減の2,155台、BYDが55.7%減の1,998台となった。なお、中国メーカーではMGが45.9%減の1,353台で7位、長安が1,005台で8位、哪吒(Neta)が59.6%減の603台で9位だった。
・11月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は26.7%減の1万8,000台、商用車は34.4%減の2万4,309台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は34.7%減の1万4,435台。FTIは販売減について、金融機関のローン審査基準厳格化が引き続き販売減少の主な要因となっていると述べた。家計債務のGDP比は第2四半期に89.6%を記録し、自動車部門の不良債権も引き続き増加するなど、経済成長は鈍化しているが、タイ・モーターエキスポにおける好調な受注による年末の自動車販売押し上げが期待されるという。
・11月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で4,941台、2位がいすゞ「D-Max」で4,011台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,555台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で2,426台、5位がホンダ「シティ(City)」で2,321台となった。
・FTIが発表した11月の生産台数は前年同月比28.2%減の11万7,251台。 国内販売向け生産が全体の32%、輸出向けが68%を占めた。乗用車、1トンピックアップ、5-10トントラックの生産が前年同月に対して2桁減少した。1-11月の累計生産は前年同期比20.1%減の136万4,119台。
・11月の完成車輸出台数は、前年同月比10.0%減の8万9,646台。北米を除くほぼ全ての仕向地で減少した。FTIは、前年同月のベースが高いこと、イスラエル・ハマス紛争の激化による海運の混乱、中国経済の鈍化が減少の要因だとしている。完成車輸出は金額ベースでは前年同月比11.6%減の580億バーツだった。1-11月の累計自動車輸出台数は前年同期比8.2%減の94万2,867台となった。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年11月 | 前年同月比 | 2024年 1-11月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 117,251 | -28.2% | 1,364,119 | -20.1% |
国内販売 | 42,309 | -31.3% | 518,659 | -26.7% |
輸出 (CBU) | 89,646 | -10.0% | 942,867 | -8.2% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年10月 生産台数速報
2024年11月26日
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タイ、10月の自動車販売は36.1%減、生産は25.1%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年10月のタイにおける新車販売台数は前年同月比36.1%減の3万7,691台となった。1-10月の累計販売は26.2%減の47万6,350台だった。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、10月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比27.3%減の1万5,162台、シェア40.2%で首位。続いて、いすゞが44.4%減の6,092台、ホンダが43.4%減の4,137台、三菱が23.2%増の2,129台、フォードが48.3%減の1,316台となった。なお、中国メーカーではBYDが66.3%減の1,295台で6位、MGが56.5%減の1,174台で7位、哪吒(Neta)が30.9%減の731台で8位だった。
・10月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は29.7%減の1万5,559台、商用車は39.9%減の2万2,132台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は42.0%減の1万3,347台。FTIは販売減について、金融機関のローン審査基準厳格化が主な要因だと述べた。トラックの販売が引き続き減少していることもタイ経済の弱さを反映している。
・10月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で5,060台、2位がいすゞ「D-Max」で3,949台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,405台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で2,511台、5位がホンダ「シティ(City)」で2,249台となった。
・FTIが発表した10月の生産台数は前年同月比25.1%減の11万8,842台。 国内販売向け生産が全体の26.2%、輸出向けが73.8%を占めた。乗用車、1トンピックアップ、5-10トントラックの生産が前年同月に対して2桁減少した。1-10月の累計生産は前年同期比19.3%減の124万6,868台。
・10月の完成車輸出台数は、前年同月比20.2%減の8万4,334台。ほぼ全ての仕向地で減少した。FTIは、前年同月のベースが高いことと、中東向けは引き続き紛争拡大の影響を受けていると指摘。ロシア・ウクライナ戦争の激化も自動車などの輸出に悪影響を及ぼす可能性があり、注視する必要があると述べた。1-10月の累計自動車輸出台数は前年同期比8.0%減の85万3,221台となった。
・FTIは、2024年の自動車生産目標を20万台引き下げ150万台とした。内訳は、輸出向けが105万台、国内販売向けが45万台。従来は輸出向け115万台、国内販売向け55万台、計170万台と設定していた。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年10月 | 前年同月比 | 2024年 1-10月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 118,842 | -25.1% | 1,246,868 | -19.3% |
国内販売 | 37,691 | -36.1% | 476,350 | -26.2% |
輸出 (CBU) | 84,334 | -20.2% | 853,221 | -8.0% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年9月 生産台数速報
2024年10月24日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、9月の自動車販売は37.1%減、生産は25.5%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年9月のタイにおける新車販売台数は前年同月比37.1%減の3万9,048台となった。1-9月の累計販売は25.3%減の43万8,659台だった。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、9月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比27.6%減の1万5,311台、シェア39.2%で首位。続いて、いすゞが44.2%減の6,080台、ホンダが52.1%減の4,365台、三菱が0.8%減の2,093台、フォードが53.4%減の1,374台となった。なお、中国メーカーではBYDが57.9%減の1,359台で6位、MGが46.3%減の1,304台で7位、哪吒(Neta)が12.2%減の838台で8位、長城汽車が36.0%減の660台で9位だった。
・9月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は38.4%減の1万5,668台、商用車は36.2%減の2万3,380台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は40.1%減の1万3,972台。FTIによると、ローン審査が厳格化していることが引き続き販売減の主な要因だという。
・9月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で5,797台、2位がいすゞ「D-Max」で4,192台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,861台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で2,592台、5位がホンダ「シティ(City)」で2,401台となった。
・FTIが発表した9月の生産台数は前年同月比25.5%減の12万2,277台。 国内販売向け生産が全体の28.3%、輸出向けが71.7%を占めた。乗用車、1トンピックアップ、5-10トントラックの生産が前年同月に対して2桁減少した。1-9月の累計生産は前年同期比18.6%減の112万8,026台。
・9月の完成車輸出台数は、前年同月比17.7%減の8万254台。FTIは、中東向けは引き続き紛争拡大の影響を受けていると指摘。豪州以外のほぼ全ての仕向地で減少した。完成車輸出は金額ベースでは前年同月比15.4%減の529億バーツだった。1-9月の累計輸出台数は前年同期比6.4%減の76万8,887台となった。
・FTI自動車部会は、現在170万台としている2024年の自動車生産台数目標を再検討し、11月に下方修正を発表する予定を明らかにした。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年9月 | 前年同月比 | 2024年 1-9月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 122,277 | -25.5% | 1,128,026 | -18.6% |
国内販売 | 39,048 | -37.1% | 438,659 | -25.3% |
輸出 (CBU) | 80,254 | -17.7% | 768,887 | -6.4% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年8月 生産台数速報
2024年9月24日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、8月の自動車販売は25.0%減、生産は20.6%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年8月のタイにおける新車販売台数は前年同月比25.0%減の4万5,190台となった。1-8月の累計販売は23.9%減の39万9,611台だった。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、8月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比14.5%減の1万7,843台、シェア39.5%で首位。続いて、いすゞが46.0%減の6,145台、ホンダが29.3%減の5,005台、BYDが53.6%増の3,457台、三菱が2.9%減の2,041台となった。なお、他の中国メーカーではMGが25.8%減の1,575台で6位、哪吒(Neta)が46.2%増の1,447台で8位だった。
・8月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は22.6%減の1万8,305台、商用車は26.5%減の2万6,885台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は39.2%減の1万4,970台。自動車関連の不良債権増加を背景に、ローン審査が厳格化していることが引き続き販売減の主な要因となっている。
・8月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で6,234台、2位がいすゞ「D-Max」で4,426台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,885台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で2,984台、5位がホンダ「シティ(City)」で2,752台となった。
・FTIが発表した8月の生産台数は前年同月比20.6%減の11万9,680台。 国内販売向け生産が全体の30.8%、輸出向けが69.2%を占めた。乗用車、1トンピックアップ、5-10トントラックの生産が前年同月に対して減少した。1-8月の累計生産は前年同期比17.7%減の100万5,749台。
・8月の完成車輸出台数は、前年同月比1.7%減の8万6,066台。FTIが指摘したマイナス要因には、イスラエルとハマスの戦闘により中東への輸出が妨げられたことなどがある。地域別では豪州、アフリカ、欧州への輸出が減少した。完成車輸出は金額ベースでは前年同月比0.2%増の603億バーツだった。1-8月の累計輸出台数は前年同期比4.9%減の68万8,633台となった。
・2024年第4四半期のタイ経済は、パトンターン新首相の緊急政策と2025年度予算からの財政支出に支えられて改善すると予想される。タイ証券取引所のSET指数も、最近発表された米FRBの利下げに合わせ、年末までに上昇すると見込まれる。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年8月 | 前年同月比 | 2024年 1-8月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 119,680 | -20.6% | 1,005,749 | -17.7% |
国内販売 | 45,190 | -25.0% | 399,611 | -23.9% |
輸出 (CBU) | 86,066 | -1.7% | 688,633 | -4.9% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年7月 生産台数速報
2024年8月27日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、7月の自動車販売は20.6%減、生産は16.6%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年7月のタイにおける新車販売台数は前年同月比20.6%減の4万6,394台となった。1-7月の累計販売は23.7%減の35万4,421台だった。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、7月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比12.9%減の1万7,786台、シェア38.3%で首位。続いて、いすゞが42.2%減の6,784台、ホンダが27.9%減の5,442台、BYDが95.2%増の2,686台、フォードが29.2%減の1,949台となった。なお、他の中国メーカーではMGが39.2%減の1,200台で7位、長城汽車が44.5%減の431台で10位だった。
・7月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は26.4%減の1万6,571台、商用車は16.9%減の2万9,823台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は35.5%減の1万6,125台。
・7月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で6,270台、2位がいすゞ「D-Max」で4,986台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,967台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で3,329台、5位がホンダ「シティ(City)」で2,756台となった。
・FTIが発表した7月の生産台数は前年同月比16.6%減の12万4,829台。 国内販売向け生産が全体の29.9%、輸出向けが70.1%を占めた。1トンピックアップと5-10トンピックアップは2桁の減少となった。1-7月の累計生産は前年同期比17.3%減の88万6,069台。
・7月の完成車輸出台数は、前年同月比22.7%減の8万3,527台。うちハイブリッド車(HV)の輸出は400%超伸長し3,684台に達した。完成車輸出は金額ベースでは前年同月比16.6%減の564億バーツだった。1-7月の累計輸出台数は前年同期比5.4%減の60万2,567台となった。
・FTIは、マイナス要因として、対GDP比91%超という高水準の家計債務や経済成長の鈍化により、金融機関が自動車ローン審査、特にピックアップトラックでの審査を厳格化していると指摘している。また、2024年度予算案の遅れにより、官民での活動や投資が遅れていることにも言及した。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年7月 | 前年同月比 | 2024年 1-7月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 124,829 | -16.6% | 886,069 | -17.3% |
国内販売 | 46,394 | -20.6% | 354,421 | -23.7% |
輸出 (CBU) | 83,527 | -22.7% | 602,567 | -5.4% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年6月 生産台数速報
2024年7月25日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、6月の自動車販売は26.0%減、生産は20.1%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年6月のタイにおける新車販売台数は前年同月比26.0%減の4万7,662台となった。1-6月の累計販売は24.2%減の30万8,027台だった。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、6月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比11.2%減の1万8,542台、シェア38.9%で首位。続いて、いすゞが43.4%減の7,077台、ホンダが13.3%減の6,125台、三菱が23.2%減の2,311台、BYDが1.3%減の1,833台となった。なお、他の中国メーカーではMGが46.4%減の1,270台で7位に入った。
・6月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は27.1%減の1万7,737台、商用車は25.4%減の2万9,925台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は39.0%減の1万6,672台。
・6月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で6,669台、2位がいすゞ「D-Max」で5,004台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,893台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で3,511台、5位がホンダ「シティ(City)」で3,037台となった。
・FTIが発表した6月の生産台数は前年同月比20.1%減の11万6,289台。 国内販売向け生産が全体の29.7%、輸出向けが70.3%を占めた。乗用車、1トンピックアップ、5-10トンピックアップの生産が軒並み対前年同月比2桁台の減少となった。1-6月の累計生産は前年同期比17.4%減の76万1,240台。
・6月の完成車輸出台数は、前年同月比0.3%増の8万9,071台。うちハイブリッド車(HV)の輸出は350%強伸長し3,690台に達した。完成車輸出は金額ベースでは前年同月比12.8%増の631億バーツだった。1-6月の累計輸出台数は前年同期比1.8%減の51万9,040台となった。
・FTIは、高水準の家計債務や経済成長の鈍化により、金融機関による自動車ローン審査が特にピックアップトラックの分野で厳格化していると指摘。2024年下半期の経済回復を予想している。2024年の自動車生産見通しについては従来の190万台から170万台に下方修正すると決定。輸出向けは115万台に据え置くが、国内販売向けを75万台から55万台に引き下げた。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年6月 | 前年同月比 | 2024年 1-6月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 116,289 | -20.1% | 761,240 | -17.4% |
国内販売 | 47,662 | -26.0% | 308,027 | -24.2% |
輸出 (CBU) | 89,071 | 0.3% | 519,040 | -1.8% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年5月 生産台数速報
2024年6月25日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、5月の自動車販売は23.4%減、生産は16.2%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年5月のタイにおける新車販売台数は前年同月比23.4%減の4万9,871台となった。1-5月の累計販売は23.8%減の26万365台だった。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、5月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比8.4%減の1万9,504台、シェア39.1%で首位。続いて、いすゞが40.6%減の7,883台、ホンダが2.5%減の6,527台、三菱が20.7%減の2,383台、BYDが3.3%減の1,958台となった。なお、他の中国メーカーではMGが44.3%減の1,343台で7位に入った。
・5月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は28.1%減の1万8,686台、商用車は20.2%減の3万1,185台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は35.4%減の1万7,651台。
・5月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がいすゞ「D-Max」で8,135台、2位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で6,572台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,964台、4位がホンダ「シティ(City)」で3,097台、5位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で3,025台となった。
・FTIが発表した5月の生産台数は前年同月比16.2%減の12万6,161台。 国内販売向け生産が全体の29.6%、輸出向けが70.4%。乗用車、1トンピックアップ、5-10トンピックアップが減少し、特に国内向けの1トンピックアップが54%超減少している。1-5月の累計生産は前年同期比16.9%減の64万4,951台。
・5月の完成車輸出台数は、前年同月比3.4%増の8万9,284台。うちハイブリッド車(HV)の輸出は373%伸長し4,401台。金額ベースでは前年同月比14.7%増の631億バーツだった。1-5月の累計輸出台数は前年同期比2.3%減の42万9,969台となった。
・FTIは、5月のマイナス要因について、金融機関による自動車ローン審査の厳格化、タイの経済成長の鈍化、政府予算の執行遅れにより公共・民間部門の活動や投資が遅れていることを挙げている。また、多くの工場で人員削減や労働時間の短縮が発表された。生活費の上昇を背景に、人々は支出に対して慎重になっている。FTIは2024年後半の経済回復を予想する。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年5月 | 前年同月比 | 2024年 1-5月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 126,161 | -16.2% | 644,951 | -16.9% |
国内販売 | 49,871 | -23.4% | 260,365 | -23.8% |
輸出 (CBU) | 89,284 | 3.4% | 429,969 | -2.3% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年4月 生産台数速報
2024年5月23日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、4月の自動車販売は21.5%減、生産は11.0%減(詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年4月のタイにおける新車販売台数は前年同月比21.5%減の4万6,738台となった。1-4月の累計販売は23.9%減の21万494台だった。
・Toyota Motor Thailand(TMT)のデータによると、4月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比0.7%減の1万9,422台、シェア41.6%で首位。続いて、いすゞが48.6%減の6,856台、ホンダが10.4%減の5,743台、三菱が22.4%減の2,217台、フォードが29.8%減の2,016台となった。なお、中国メーカーではMGが24.2%減の1,451台で6位、BYDが48.5%減の897台で8位、長城汽車が45.2%減の792台となった。
・4月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は14.4%減の1万7,288台、商用車は25.1%減の2万9,450台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は34.0%減の1万7,689台。
・4月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で6,151台、2位がいすゞ「D-Max」で5,954台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で3,798台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で3,058台、5位がホンダ「シティ(City)」で2,656台となった。
・FTIが発表した4月の生産台数は前年同月比11.0%減の10万4,667台。 国内販売向け生産が全体の31.3%、輸出向けが68.7%。乗用車、1トンピックアップトラック、5-10トントラックの生産が前年同月に対して減少した。1-4月の累計生産は前年同期比17.0%減の51万8,790台。
・4月の完成車輸出台数は、前年同月比12.2%減の7万160台。うちハイブリッド車(HV)の輸出は2,501台。金額ベースでは前年同月比11.3%増の335億バーツだった。1-4月の累計輸出台数は前年同期比3.7%減の34万685台となった。
・FTIは、金融機関のローン審査厳格化とタイの経済成長の鈍化によるタイ自動車産業への悪影響が続いていると述べた。さらに2024年度政府予算の執行遅れにより公共部門・民間部門とも多くの活動や投資も遅れている。失業率は依然として高く、消費者購買力も弱い。2024年度予算が発効すれば、政府は公共投資を加速させ、経済成長を刺激するとFTIは予想する。政府が4月に不動産市場に対する新たな支援策を承認しているため、FTIは政府に対し、タイ国内での自動車販売、特に採用する部品の90%以上がタイ製部品である内燃エンジン車やピックアップトラックの販売を促進するよう要請した。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年4月 | 前年同月比 | 2024年 1-4月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 104,667 | -11.0% | 518,790 | -17.0% |
国内販売 | 46,738 | -21.5% | 210,494 | -23.9% |
輸出 (CBU) | 70,160 | -12.2% | 340,685 | -3.7% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年3月 生産台数速報
2024年4月25日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、3月の自動車販売は29.8%減、生産は23.1%減(詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年3月のタイにおける新車販売台数は前年同月比29.8%減の5万6,099台となった。乗用車、ピックアップトラック、乗用ピックアップ(PPV)、5-10トントラックの販売はいずれも2桁減となった。1-3月の累計販売は24.6%減の16万3,756台だった。FTIによると自動車ローン申請が却下される比率が高いという。販売に悪影響を与える要因として、金融機関によるローン審査の厳格化、高水準の家計債務、景気減速、2024年度政府予算執行の遅れなどを挙げている。下期には自動車市場の回復が見込まれる。
・Toyota Motor Thailand(TMT)のデータによると、3月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比16.1%減の2万1,582台、シェア38.5%で首位。続いて、いすゞが48.3%減の8,861台、ホンダが19.3%減の8,219台、三菱が26.0%減の3,012台、フォードが57.2%減の1,745台となった。なお、中国メーカーではMGが11.0%減の1,707台で6位、BYDが53.5%減の1,132台で7位となった。
・3月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は25.1%減の2万2,342台、商用車は32.6%減の3万3,757台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は45.5%減の1万9,648台。
・3月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で7,790台、2位がいすゞ「D-Max」で6,628台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で4,297台、4位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で3,607台、5位がホンダ「シティ(City)」で3,193台となった。
・FTIが発表した3月の生産台数は前年同月比23.1%減の13万8,331台。国内販売向け生産が全体の33.6%、輸出向けが66.4%。1-3月の累計生産は前年同期比18.4%減の41万4,123台。
・3月の完成車輸出台数は、前年同月比3.3%減の9万5,089台。うちハイブリッド車(HV)の輸出は4,888台に達した。全体の輸出は前年同月に対して減少したが、月間9万台の水準は堅調と言えるとFTIは述べた。豪州、フィリピン、米国、メキシコ、英国などへの輸出は増加したが、国際的な紛争が自動車輸出に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要である。金額ベースでは前年同月比12.0%増の679.3億バーツだった。1-3月の累計輸出台数は前年同期比1.2%減の27万575台となった。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年3月 | 前年同月比 | 2024年 1-3月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 138,331 | -23.1% | 414,123 | -18.4% |
国内販売 | 56,099 | -29.8% | 163,756 | -24.6% |
輸出 (CBU) | 95,089 | -3.3% | 270,525 | -1.2% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年2月 生産台数速報
2024年3月26日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、2月の自動車販売は26.1%減、生産は19.3%減(詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年2月のタイにおける新車販売台数は前年同月比26.1%減の5万2,843台となった。乗用車、ピックアップトラック、乗用ピックアップ(PPV)、5-10トントラックの販売が減少した。FTIは減少の主な要因として、金融機関によるローン審査の厳格化、高水準の家計債務、景気減速、2024年度政府予算執行の遅れなどを挙げている。1-2月の累計販売は21.5%減の10万7,657台。
・Toyota Motor Thailand(TMT)のデータによると、2月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比23.1%減の1万9,702台、シェア37.3%で首位。続いて、ホンダが1.4%減の8,587台、いすゞが50.2%減の7,653台、三菱が26.4%減の2,655台、フォードが38.6%減の2,206台となった。なお、中国メーカーではBYDが46.4%減の1,109台で7位、長城汽車が21.7%増の943台で9位となった。
・2月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は20.1%減の1万9,861台、商用車は29.4%減の3万2,982台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は44.0%減の1万8,839台。
・2月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で8,071台、2位がいすゞ「D-Max」で6,822台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で4,741台、4位がホンダ「シティ(City)」で3,591台、5位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で2,934台となった。
・FTIが発表した2月の生産台数は前年同月比19.3%減の13万3,690台。タイ国内販売向け生産が全体の35.1%、輸出向けが64.9%だった。1-2月の累計生産は前年同期比15.9%減の27万5,792台。
・2月の完成車輸出台数は、前年同月比0.2%増の8万8,720台。仕向地の一部での景気後退などにより、アジア、中東、アフリカ、欧州向けが減少した。また、紅海での海運混乱を考慮して船会社が喜望峰を回るルートを選択するため、輸送リードタイムが長期化した。金額ベースでは前年同月比10.7%増の606.6億バーツだった。1-2月の累計輸出台数は前年同期比0.1%増の17万5,436台となった。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年2月 | 前年同月比 | 2024年 1-2月 |
前年同期比 | |
---|---|---|---|---|
生産 | 133,690 | -19.3% | 275,792 | -15.9% |
国内販売 | 52,843 | -26.1% | 107,657 | -21.5% |
輸出 (CBU) | 88,720 | 0.2% | 175,436 | 0.1% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道
2024年1月 生産台数速報
2024年2月22日
*掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。
タイ、1月の自動車販売は16.4%減、生産は12.5%減 (詳報)
・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年1月のタイにおける国内新車販売台数は前年同月比16.4%減の5万4,814台となった。乗用車販売は増加したが、金融機関によるローン審査の厳格化や高水準の家計債務などを背景に、ピックアップトラックは43.5%減少した。乗用ピックアップ(PPV)も魅力的な新型車投入がないことや一部の顧客が手ごろな価格のハイブリッドSUVに流れていることから、43.9%減となった。このほか、景気の減速や2024年度予算の遅れなども販売に影響を及ぼしている。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、1月販売のメーカー別では、トヨタが前年同月比26.3%減の1万7,526台、シェア32.0%で首位。続いて、ホンダが17.4%増の8,298台、いすゞが45.9%減の7,930台、BYDが650.6%増の7,806台、フォードが41.3%減の1,983台となった。
・1月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は2.4%増の2万3,412台、商用車は26.5%減の3万1,402台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は43.5%減の1万7,938台。
・1月のモデル別販売上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で9,354台、2位がいすゞ「D-Max」で9,325台、3位がトヨタ「ヤリス エイティブ (Yaris ATIV)」で5,948台、4位がホンダ「シティ(City)」で4,083台、5位がトヨタ「ヤリス クロス(Yaris Cross)」で3,223台となった。なお、BYD「ドルフィン(Dolphin)」と「シール(Seal)」がそれぞれ3,175台、3,008台で6位と7位に入っている。
・FTIが発表した1月の生産台数は前年同月比12.5%減の14万2,102台。国内販売向け生産が全体の33.1%、輸出向けが66.9%だった。1トンピックアップトラックと乗用車がともに減少した。
・1月の完成車輸出台数は、前年同月比0.1%減の8万6,716台。自動車船のスペース不足により、アジア、アフリカ、北米向けが減少した。金額ベースでは完成車輸出は前年同月比15.0%増の606億バーツだった。
・FTIは、2024年の自動車生産について、2023年比3.2%増の190万台と予想する。内訳は輸出向けが115万台、国内販売向けが75万台となる。
タイの自動車生産・小売販売台数
2024年1月 | 前年同月比 | |
---|---|---|
生産 | 142,102 | -12.5% |
国内販売 | 54,814 | -16.4% |
輸出 (CBU) | 86,716 | -0.1% |
出所: FTI (Federation of Thai Industries), 各種報道