分析レポート パワーステアリング (日本市場編)

主要サプライヤーの事業動向

2016/04/15

関連企業

ジェイテクト 日本精工 KYB (旧カヤバ工業) ショーワ
Robert Bosch Automotive Steering 日立オートモティブシステムズ TRWオートモーティブ


Ⅰ. はじめに

ステアリング機構はクルマの基本性能である“走る・曲がる・止まる”のうち、“曲がる”を掌るクルマの商品性のうちの重要要素である操舵性能を左右する重要な製品である。クルマが大衆化を歩んできた歴史を振り返ると、自動変速機やエアコンなどとともにステアリング操作を容易にするパワーステアリングの登場は、運転を容易かつ快適にする仕掛けの一つであると云える。
当初のパワーステアリングは一部の高級車にのみ搭載される贅沢機能であったが、前輪駆動車が大衆車として一般化する中で前輪を駆動するがゆえ重くなる操舵性を補助するパワーステアリングは前輪駆動車とともに普及していき、現在の日本市場では商用車含めて普通車・軽自動車の殆どに標準装備されるに至っている。



Ⅱ. 概要

本稿が扱う日本市場は軽自動車や小型車の比率が高く、中大型乗用車に比べエンジン出力が低い油圧アシスト搭載が見送られてきた。しかし油圧機構を電機化することで配管類が不要となり小型モータで操舵アシストする電動パワーステアリング(EPS)が軽自動車を起点に発展してきた。また2005年の京都議定書締結以降のCO2排出量削減のため主要燃費改善対策としてCVTやアイドリングストップ機構とともに電動パワーステアリングの有効性が中型車から大型車へも普及を加速してきた。
結果として日本市場ではパワーステアリングは殆どのモデルに採用されており、また商用車の一部やエンジン出力に余裕がありハンドリング性能が重視される高級車・スポーツモデルの一部を除いて多くのモデルがモデルチェンジを機に操舵アシストを油圧ポンプ駆動ではなく電動モータアシストによる電動パワーステアリングとなっており、現在では、乗用車の半分以上が電動パワーステアリングとなっている。
また、車線逸脱防止支援システム(レーンデパーチャーウォーニングシステム(LDW)/レーンキープアシストシステム(LKA))などの高度運転支援システム(ADAS)とステアリング操作との協調制御(操作アシスト・誤後進抑制)を行う機能では、パワーステアリングの電動化が不可欠なデバイスであり、さらに、近年では、自動車OEM各社が自動運転システムの研究開発に力を入れており、電動操舵システムにも今後はさらなる機能・性能向上が求められている。また、近年、自動車部品の電気・電子の高性能・複雑化が急激に進み、それらのシステムが故障や誤動作無く安全に機能し、自動車が安全に走行できることが求められ、そのため、IEC61508で国際規格化されていた機能安全の考え方が自動車産業に導入されることになり、2011年に自動車の機能安全の国際規格として、ISO26262が発効された。EPSにおいては、ステアリングロックなどの故障モードは、最もクリティカルなASIL Dに分類され、機能安全、冗長設計の面でも高度な品質が要求される。

次に、アシスト方式分類について述べる。
油圧式では大きく二つのタイプに分類される。

  1. 油圧式パワーステアリング(HPS): 電子制御式を含むエンジン回転動力を利用して油圧ポンプを駆動するコンベンショナルなタイプ
  2. 電動油圧パワーステアリング(EHPS): 高級車やスポーツモデルにのみ採用されている油圧ポンプを電動ポンプ化したタイプ

電動パワーステアリングでは駆動源となるモータの搭載位置で大きく三つのタイプに分類される。

  1. コラムアシストタイプ(C-EPS): 車室内のコラム部分にモータを搭載しコラムシャフトを駆動する
    長所: モータが車室内のためエンジンルーム内のレイアウトに余裕を持たせることができ、特に軽自動車や小型車に有利
    防水性に有利
    短所: モータの大型化=高出力化が難しい
    車室内に近いための作動ノイズがある
    操舵フィーリングにクセが出やすい
  2. ラックアシストタイプ(R-EPS): エンジンルーム内のラックケースに搭載し、ラックバーをダイレクトに駆動する。モータをラックギア同軸上に配置する「ラック同軸式 (RD-EPS)」、ラックギア軸斜めに配置する「ラック交差式 (メーカによってはラッククロス式) (RC-EPS)」、ラックギア軸に平行に配置する「ラック平行式 (ラックパラレル式・ベルトドライブ式) (RP-EPS)」がある。
    長所: ラックを直接駆動することで操舵感が良好
    モータが車室内に無いため作動ノイズが小さい
    高出力化し易く、大型乗用車やスポーツモデルに適している
    短所: コストが高め、レイアウト制約、防水対策要
  3. ピニオンアシストタイプ(P-EPS/DP-EPS): エンジンルーム内のピニオンケースに搭載し、ピニオンギアを駆動するP-EPS、及び、アシスト機構をハンドル軸と分離し、2ヶ所のピニオンがラックと噛合う構造とし、車両搭載性向上と高出力化に対応したDP-EPSがある。
    長所: 操舵感がコラムアシスト式よりも良好
    モータが車室内に無いため作動ノイズが小さい
    高出力化し易く、大型乗用車やスポーツモデルに適している
    短所: レイアウト制約、防水対策要
    ラックアシストタイプに比べラック・アンド・ピニオン部の負荷が高い傾向がある

Ⅵ項の製品搭載状況では、これらの油圧・電動油圧・電動の駆動区分、電動アシスト方式を可能な限り分類する。ステアリング機構以外のパワーステアリングシステム構成部品として油圧・電動油圧式では油圧ポンプ、電動式ではモータ、油圧の機械制御式を除くすべてのパワーステアリングにはECUがシステム構成部品となるが、殆どがパワーステアリングシステムサプライヤで決まってくるため、製品搭載状況の各モデルでは述べず、Ⅲ項の主要パワーステアリングシステムサプライヤ動向の中適宜で述べていく。
最近の傾向としては、ECUとモータをステアリング機構に組み込んだ機電一体タイプ(パワーパック)化され、機能安全対応のための冗長設計に有利なモータのブラシレス化(ブラシ付きの場合、構造上冗長設計は現実的ではない(コンミテータを2つ持たせて両側にブラシを配するような構造が必要)のに対し、ブラシレスの場合は、回転角センサは複数いるが、比較的簡単に冗長設計がでる)、また、ステアバイワイヤを応用した“ダイレクト・アダプティブ・ステアリング”がオプション設定ではあるが2014年2月発売の日産スカイラインV37にて採用された。このように、標準搭載され一般化されてきたパワーステアリングであるが、現在も進化を続けている。



Ⅲ. 主要パワーステアリング部品企業の概要

乗用車・小型商用車用パワーステアリングの日系サプライヤはジェイテクト、NSKステアリングシステムズ、日立オートモティブシステムズ、KYB、ショーワである。また日本市場モデルの一部に搭載されている外資系サプライヤ製では米系TRWオートモーティブジャパン、独系のRobert Bosch Automotive Steeringが挙げられる。
このうち日本市場で日系メーカー向けに油圧式パワーステアリングを現在生産・供給しているのはジェイテクト、日立オートモティブシステムズ、KYB、TRWオートモーティブジャパンの4社のみである。

(株)ジェイテクト

  • 2006年1月に光洋精工と豊田工機が合併し設立された。パワーステアリング関連では日本最大手のトヨタ系部品企業であり、パワーステアリングの国内シェアは約60%を占める。(2014年国内シェア EPS 69.3%、HPS 43%)
    元日産系でステアリングコラム製造の富士機工と資本・業務提携しており、トヨタ系以外のカーメーカーにも幅広く製品納入している。
    光洋精工は1988年に現在では一般的になった電動パワーステアリングの量産化に世界で初めて成功し、軽自動車のスズキ・セルボ(CG72V/CH72V系)に搭載された歴史がある。
  • パワーステアリングのタイプは油圧式、電動油圧式、電動式とも生産しており、電動式のアシストタイプは軽・小型~中型車向けのコラムアシストタイプ(C-EPS)およびピニオンアシストタイプ(DP-EPS/P-EPS)、中型~大型乗用車・スポーツモデル向けのラックアシストタイプ(RP-EPS/RD-EPS)を量産している。
  • 2015年4月、電動パワーステアリング (EPS) の生産が4月で世界累計1億台に到達。現在、ジェイテクトは15社を超える自動車メーカーにEPSを供給しており、世界シェアも30%以上とトップを確保している。
  • コラムアシストタイプ(C-EPS)について、2012年からC-EPS用の一体型モータ/ECUの量産を花園工場で開始している。
  • システム構成コンポーネントサプライヤ
    • ECU/モータ: トヨタ・ダイハツ・富士重工向けの場合は殆どがデンソー、日産・マツダ向けの場合は殆どが三菱電機製となる。
    • 油圧ポンプは自社製が主であるが、一部KYBなど他社製が採用されている。

NSKステアリングシステムズ(株)

  • ベアリングの大手の日本精工(株)がパワーステアリング事業を2001年に分社化し、NSKステアリングシステムズ(株)を設立。翌2002年にはステアリング事業全般を同社に移管統合し、ステアリングシステムメーカーとしての基盤を築いてきている。
  • パワーステアリングの日本市場ではジェイテクトに次ぐ第2位であるがジェイテクトとは大きく開きシェアは15%程度である。
  • 生産拠点は日本(総社プラント、赤城プラント)、アメリカ、ポーランド、インド、タイ、中国(東莞、杭州)の6ヵ国8工場体制。近年の動きとして、イギリスのEPS生産をポーランドに集約、2011年にはタイで生産開始したほか、中国、インドなどでも能力拡充を実施している。
  • パワーステアリングのタイプは電動式のみの生産である。電動式のアシストタイプは軽・小型~中型車向けのコラムアシストタイプ(C-EPS)と大型乗用車・スポーツモデル向けのラックアシストタイプ(R-EPS)、ピニオンアシストタイプ(P-EPS)であるが、量産実績があるのは、C-EPS、P-EPSである。(2014年国内シェア EPS 19.6%、HPS 0%)
  • 2016年1月、世界最軽量のコラム式電動パワーステアリング(C-EPS)を開発したと発表した。トルクセンサーや減速ギアなどを小型化することで、EPSユニット全体で従来比13%軽量化。同時にトルクセンサーの機能向上も図り、電力低下時の作動確保や監視機能の追加により、安全性も高めた。軽自動車からBセグメントの小型車まで対応し、環境性能を高めた次世代製品として2017年に量産を開始する。
  • 2016年1月、ハンドルを直進状態に戻す際の快適性を向上した電動パワーステアリング(EPS)技術「アクティブオンセンタリング制御」を開発したと発表した。制御により常に最適な舵角へ補正を行うことで、ハンドルを戻す際のドライバー負担を軽減する。舵角センサーを搭載すれば専用部品などは不要で、EPSの制御のみで対応できる。コストを抑制しながら快適性を向上できる新技術として、2017年以降の実用化を目指す。
  • システム構成コンポーネントサプライヤ
    • ECU: 自社生産していないため、カーメーカーの要望に合わせてデンソー、日立オートモティブシステムズ、日本電産エレシス、オムロン、三菱電機など電子電装サプライヤのものを使用している。
    • モータ: 日本電産、三菱電機、日立オートモティブシステムズ、ミツバなど電機・電装サプライヤのものを使用している。

日立オートモティブシステムズ(株)

  • 日立グループのパワーステアリング事業は、2001年にユニシアジェックスとボッシュブレーキシステム(旧自動車機器)のパワーステアリング事業を統合する形でユニシアジェーケーシーステアリングシステム社が設立、2008年に日立製作所自動車機器事業部に統合され、2009年に日立製作所から日立オートモティブシステムズが分社化され現在に至っている。
  • パワーステアリングの日本市場ではNSKステアリングシステムズに次ぐ第3位でシェアは10%強である。(2014年国内シェア EPS 6.6%、HPS 26.1%)
  • パワーステアリングのタイプはシェアトップのジェイテクトと同様に油圧式(HPS)、電動油圧式(EHPS)、電動式(EPS)とも生産しているが、近年、日本市場の主流となっている電動式の日本国内販売比率よりも油圧式(電動油圧式を含む)の方が高い実態である。これは、油圧式が日産をはじめマツダ、三菱など複数社に納入されていることに対し、電動式の納入は富士重工業と三菱のみであるためで、今後は油圧式と同様に他社への拡販が期待される。
    • 同社のEHPSの特徴は、操舵時のみモータで油圧を発生させる、エネルギーロスの少ないタイプとなっている。日産自動車と共同で開発されたもので、日産では「電動油圧式電子制御パワーステアリング」として紹介している。この新しいタイプのEHPSは、日産のハイブリッド車「フーガ」「シーマ」に搭載されている。
    • 富士重工業・日立製作所と共同開発した運転支援システム“EyeSight”の新機能として、2014年発売のスバル・レヴォーグに搭載された“EyeSight Ver.3”には電動パワーステアリングと協調制御(ステアリング操作アシスト・誤後進抑制)を行うアクティブレーンキープ機能/車線逸脱抑制機能が、低価格仕様を除いて標準搭載されている。スバルは、2017年に自動車専用道路の同一車線上にて実質自動運転が可能になるアイサイトを進化させた準自動運転搭載車を発売させると発表した。正式名称は発表されなかったものの、アイサイトver.4になると思われる。
  • システム構成コンポーネントサプライヤ
    • ECU: 自社製のほかデンソーなど電子電装サプライヤのものを使用している。
    • モータ: 自社製のほかミツバなど電機・電装サプライヤのものを使用している。
    • 油圧ポンプ: 自社製のほかKYBなど油圧系サプライヤのものを使用している。

KYB(株) (旧カヤバ工業(KYB) (株))

  • 2015年10月1日、正式社名を「KYB株式会社」へ変更。
  • パワーステアリングの日本市場では日立オートモティブシステムズに次ぐ第4位でシェアは3%程度であるが、ショックアブソーバーなどの油圧機器では老舗の大手部品メーカーである。(2014年国内シェア EPS 0.7%、HPS 29.2%)
  • 同社の売上のうち75%強を占めているのが、ショックアブソーバー(油圧緩衝器)であり、残る3割はパワーステアリング製品(HPS・EPS含む)を主とする四輪車用の油圧機器などで構成されている。HPSは、国内のほかタイとスペインにも生産拠点を持ち、グローバルに供給している。一方、市場ではEPSへの置き換えが急速に進んでおり、HPS用油圧ポンプの需要減少が想定され、EPSの開発・生産の拡充が急務となっている。
  • パワーステアリングのタイプは油圧式と電動式を生産しているが、日立オートモティブシステムズと同様に日本国内販売比率は電動式よりも油圧式が高い実態である。しかし2013年よりECUの内製化も開始しており、それを機に電動式は従来のマツダ、三菱、富士重に加え日産向けへも販売を拡大した。
    二輪メーカー向けATV・UTV車用EPS、レース車両向けEPS、電動後輪操舵製品等も供給している。
  • 2012年4月には「電子技術センター」(神奈川県相模原市)を設立、ECUやセンサ、電気回路などのEPSシステムの開発力を集中するほか、EPS専門のエンジニアを増員し、開発力を高める取り組みを行っている。EPSの開発力を強化し、早期に緩衝器事業に次ぐ自動車部門での収益の柱に育成していきたい考えである。次世代のEPSを開発するにあたり、「EV対応」「ステアバイワイヤ」を視野に入れる。
  • 新開発の日産向け電動式は、日産との共同開発により量産自動車としては世界初となるワイヤーハーネスによって操舵信号が電気的に伝達される“ステアバイワイヤ”であり、2014年2月に発売開始されたV37型スカイラインのハイブリッドモデルに搭載されている。日産では“ダイレクト・アダプティブ・ステアリング (DAS)”という商品名のもと、同モデルの先進的技術の売りの一つとなっている。ステアリングの挙動を3つのECUが電気信号としてとらえ、ステアリング・アングル・アクチュエーターを作動させることで自然なハンドリングと不要な反力を受けず疲れない走行との両立が得られる新機構である。同モデルに搭載されているアクティブレーンコントロール (ALC)などの運転支援システムとともに、将来の自動運転へ向けた要素技術となる可能性が考えられる。
  • 2015年7月、KYBは、ステアリングとショックアブソーバーを統合制御する技術の研究に着手したと発表。日産向けなど、一部車種向けに世界で初めて量産化したステアリングの電子制御技術(ステアバイワイヤ)をベースに、電子制御のショックアブソーバーと協調制御することで、車の走行安定性や快適性を向上させる。同技術は高度運転支援システム (ADAS)や将来の自動運転に必要とされる技術と見て、実用化を視野に入れた研究を進める。

(株)ショーワ

  • ホンダが筆頭株主のホンダ系大手部品メーカー。二輪・四輪車向けショックアブソーバーやパワーステアリングシステムなどシャシー系部品を主力製品。EPS事業は、ホンダで行われている開発と製造を移管する形で始まった。ショーワとして初めて生産開始したのは、ラックアシストの同軸タイプのEPSで、97Mアコードに採用された。以降、ピニオンアシストタイプもラインナップに加え、現在は、この2つのタイプを展開。かつて油圧式を生産していたが、搭載モデルが販売終了したため、現在では補給品生産を除き100%電動式となっている。C-EPSの開発については、ショーワは、2012年3月30日付けのプレスリリースにて、TRW Automotiveと戦略的な業務提携関係を結ぶ方向で検討を始めると発表し、以降、C-EPSは、TRW Automotive、DP-EPSはショーワが開発という棲み分けになった模様。
  • パワーステアリングの日本市場ではKYBに次ぐ第5位でシェアは1~2%程度である。(2014年国内シェア EPS 2.1%、HPS 1.7%) 現在のシェアは、小型乗用車向けC-EPSを生産しておらず、ホンダ系でありながらホンダ車の日本市場で売れ筋となっているNシリーズの軽自動車やフイットなどの小型車のビジネスを受注できていないことが、現在のパワーステアリングのシェアの結果の一因と考えられる。
  • 生産拠点はグローバルに9拠点あり、日本・中国(3拠点)・タイ・イギリス・アメリカ・カナダ(2011年生産開始)・メキシコの工場(2015年7月生産開始、投資額は2,000万ドル(約19億8,000万円))でアッセンブリを行っている。2015年5月、新開発したデュアルピニオンアシスト式電動パワーステアリングシステム(DP-EPS)の生産を御殿場工場で開始した。操舵フィールの向上と高出力化を実現し、マツダの新型「ロードスター」に初採用された。パワーアシスト機構をステアリング部から遠ざけることにより操舵フィールを向上させた。ステアリング軸から独立した部分に減速機構を設定することにより減速比の最適化が可能になり、効率良く出力を高めることができる。ロードスターに続き、ホンダが英国で生産する予定の「シビック タイプR」にも搭載される予定で、御殿場工場で生産して輸出する。ショーワは、ホンダの次期「16Mシビック、17M CR-V」向けDP-EPSもグローバルで受注した模様で、北米向けは、メキシコ工場で生産する。さらに、ショーワは北米市場のEPS需要拡大に対応するため、メキシコ工場2018年度に16年度見通しの2倍にあたる年間100万台に増強する。

TRWオートモーティブジャパン(株)

  • 米国の大手総合自動車部品メーカーTRW Automotive社が100%出資する日本法人。主な部品分野はエアバッグ、シートベルト、ステアリングシステム、運転支援システム、ブレーキ、ABS、ESC、電動パーキングシステムなど安全技術に強みを持つ。当面は運転支援システムの高度化による半自動運転を目標としている。
  • 日本での事業展開は1970年代からギアやボールジョイントなどのステアリング関連部品を生産し、日本のカーメーカーや部品メーカーに供給してきている。パワーステアリングでは、グローバル供給をしているマツダや三菱に製品納入している。(2014年国内シェア EPS 1.4%、HPS 0%)
  • パワーステアリングのタイプはジェイテクトや日立オートモティブシステムズと同様に油圧式(HPS)、電動油圧式(EHPS)、電動式(EPS)を扱う。電動式のアシストタイプはコラムアシストタイプ(C-EPS)とラックアシストタイプ(R-EPS)である。このうちラックアシストタイプは、ベルトドライブとボールナットの組み合わせによりラックギヤへパワーアシストするベルトドライブ方式となっている。
    日本では前述のようにマツダや三菱など一部のメーカーへの供給にとどまるが、グローバル市場ではVW/Audi、フォード、ボルボなどへ供給している。
    電動パワーステアリングは2001年より生産されており、2014年時点で延べ2,600万基超が世界に向けオフラインされている。
  • 2014年発売のマツダ6世代デミオ(日本、メキシコ、タイ生産Mazda2)のC-EPSは、TRW中国一極生産でマツダへグローバル供給している。Mazda CX-3(日本生産) C-EPSもTRW中国生産である。EPSの生産拠点は、ポーランド、スペイン、スロバキア、中国、ブラジルの5拠点体制である。
  • 米TRWのグローバル新商品として、ECU/モータ/主要構成部品がモジュール化された第三世代のコラムアシストタイプ電動パワーステアリング(EPS CD)が2014年より欧州および中国市場向けに供給が始まっており、最終的な生産能力として年産100万基超が計画されている。搭載されるモデルはフォルクスワーゲン系列ではVW Polo/up!/e-up!、Audi S1、Skoda Rapid/Fabia/Citigo、Fiat系列ではFiat 500L、Viaggio (中国GAC Fiat)に順次搭載される。
  • 新興国における日本の自動車部品メーカーとの生産拠点の補完や製品の共同開発など事業連携に関する提案活動を強化。特に中国やインドに比べて生産進出が出遅れているブラジルを重点地域に、こうした状況をカバーできる体制を同社が用意して関係強化を図っていくことで、日本における事業規模の拡大を目指している。
  • 2014年11月、米TRW社の株主総会で独ZF社による買収が承認された。買収額は124億ドルで2015年上期に買収手続きが完了の計画。ZF社とBosch社の50:50合弁事業であったステアリング部門ZFLSは、Boschへ売却された。

Robert Bosch Automotive Steering GmbH (旧 ZF Lenksysteme GmbH)

  • 2015年1月30日、ボッシュグループは、独ZF Friedrichshafen AGとの出資比率50:50のジョイントベンチャーであったZF Lenksysteme GmbHを同グループ100%のRobert Bosch Automotive Steering GmbHと完全子会社化した、ボッシュグループのステアリングシステムサプライヤーである。(2014年国内シェア EPS 0.3% (ホンダオデッセイ DP-EPS)、HPS 0%)
  • EPS製造拠点は、欧州、北米、中国、インド、ブラジル、マレーシア。
  • 2016年4月時点での日系自動車OEM日本市場ビジネスは、2013年11月に発売されたホンダオデッセイに採用されたデュアルピニオンアシストタイプ(DP-EPS)、2015年2月に発売されたホンダレジェンドに採用されたラックアシストタイプ(R-EPS)がある。
    • 日本生産は無いが、ホンダ18Mアコードは、北米、中国拠点は、それぞれ、ボッシュの北米、中国工場よりDP-EPSを供給する模様。(タイは、北米からKD)

Thyssenkrupp Presta AG

  • ThyssenKruppはドイツの鉄鋼・工業製品メーカーであり、鉄鋼・ステンレス・合金といった金属製品をはじめ、自動車部品、造船、エレベーター、大型のベアリングといった事業を手がけている。自動車のステアリングに関しては子会社のThyssenKrupp Prestaが担当しており、ステアリングのシャフトやコラムモジュール、パワーステアリング(電動、油圧)などを製品ラインナップに掲げている。
  • EPS市場への参入は2010年発売のBMW X3向けから始まっている。後発ではありながら、BMW X3のほか、BMWやDaimlerのD・Eセグメント車の数車種に搭載を広げている。
  • 2013年当時は、R-EPSのラックパラレルタイプのみを量産していたが(2012年の出荷数量は45万台前後と推計)、現在までに、C-EPSを量産ラインナップに加えている。
  • 同社は、日本の自動車メーカーへも積極的に提案しており、例えばマツダの7世代目アクセラ(Mazda3)に対しても、中国生産ベースで競争力が高く日本市場参入の可能性があるようである。


Ⅳ. 主要パワーステアリング部品企業の世界展開

1) 世界事業拠点展開状況

製造拠点/研究開発 (R&D) 拠点
ジェイテクト 日本精工 KYB ショーワ 日立オートモティブ
システムズ
TRW
オートモーティブ
アジア・大洋州
日本 製造拠点
R&D拠点
製造拠点
R&D拠点
製造拠点
R&D拠点
製造拠点
R&D拠点
製造拠点
R&D拠点
製造拠点
R&D拠点
中国 製造拠点
R&D拠点
製造拠点 製造拠点 製造拠点 製造拠点 製造拠点
R&D拠点
インド 製造拠点 製造拠点
インドネシア 製造拠点
マレーシア 製造拠点 製造拠点
韓国
台湾 製造拠点
タイ 製造拠点 製造拠点 製造拠点 製造拠点 製造拠点
ベトナム
米州
アルゼンチン 製造拠点
ブラジル 製造拠点 製造拠点
カナダ 製造拠点
米国 製造拠点
R&D拠点
製造拠点
R&D拠点
製造拠点
メキシコ 製造拠点
欧州
ドイツ
チェコ 製造拠点
フランス 製造拠点
R&D拠点
ポーランド 製造拠点 製造拠点
スロバキア 製造拠点
スペイン 製造拠点 製造拠点
英国 製造拠点 製造拠点 製造拠点

注) パワステ部品およびパワステ関連部品の生産拠点のみ記載。

2) 世界事業拠点展開詳細 (拠点名、ローケーション、主要納入先など)

3) 主な提携・合弁関係図






Ⅴ. 主要パワーステアリング部品企業と納入先カーメーカー (日本生産車)

パワーステアリング (他社製OEMモデル含む)

トヨタ 日産 ホンダ マツダ 三菱 富士重 ダイハツ スズキ
ジェイテクト
NSKステアリング
システムズ
日立オートモティブ
システムズ
KYB
ショーワ
TRWオートモーティブ
ジャパン
Robert Bosch
Automotive Steering


Ⅵ. 主要パワーステアリング部品企業の製品搭載状況

カーメーカー モデル サプライヤー 部品
Toyota 86 ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Allion ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Alphard ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Aqua ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Auris ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota bB NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Toyota Belta ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Camry ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Century ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Coaster ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Corolla ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Crown ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Crown Comfort ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Crown Sedan ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Dyna ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Estima ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota FJ Cruiser ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Harrier ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Hiace Wagon ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota iQ NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Toyota Isis ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota ist ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Land Cruiser ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Mark X ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Noah ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Passo NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Toyota Porte ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Premio ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Prius ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Prius α ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Prius PHV ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Probox ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Ractis ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota RAV4 NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Toyota SAI ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Scion xB ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Scion tC ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Scion xD ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Sienta ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Spade ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Succeed ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Toyoace ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Toyota Vellfire ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Voxy ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Wish ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Lexus CT ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Lexus GS ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Lexus HS ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Lexus IS ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Lexus LS ジェイテクト 電動パワーステアリング
Toyota Lexus RX ジェイテクト 電動パワーステアリング
Daihatsu Atrai Wagon KYB 油圧パワーステアリング
Daihatsu Be-go ジェイテクト 電動パワーステアリング
Daihatsu Boon NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Daihatsu Hijet Cargo KYB 油圧パワーステアリング
Daihatsu Hijet Truck KYB 油圧パワーステアリング
Daihatsu Mira ジェイテクト 電動パワーステアリング
Daihatsu Move ジェイテクト 電動パワーステアリング
Daihatsu Tanto ジェイテクト 電動パワーステアリング
Daihatsu Terioskid NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Nissan Cube ジェイテクト 電動パワーステアリング
Nissan Dualis NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Nissan Elegrand ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Nissan Juke ジェイテクト 電動パワーステアリング
Nissan Leaf NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Nissan Note ジェイテクト 電動パワーステアリング
Nissan NV200 Vanette ジェイテクト 電動パワーステアリング
Nissan Rogue NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Nissan Serena NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Nissan Skyline KYB 電動パワーステアリング
Nissan Sylphy ジェイテクト 電動パワーステアリング
Nissan Teana NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Nissan Wingroad ジェイテクト 電動パワーステアリング
Nissan X-Trail NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Nissan Infiniti Q50 KYB 電動パワーステアリング
Honda Accord ショーワ 電動パワーステアリング
Honda Acty Truck NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Honda Acty Van NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Honda CR-Z NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Honda Fit ジェイテクト 電動パワーステアリング
Honda Fit Hybrid ジェイテクト 電動パワーステアリング
Honda Fit EV ジェイテクト 電動パワーステアリング
Honda Fit Shuttle ショーワ 電動パワーステアリング
Honda legend Robert Bosch Automotive Steering 電動パワーステアリング
Honda Life ショーワ 電動パワーステアリング
Honda N-BOX NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Honda N-ONE NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Honda N-WGN NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Honda Odyssey Robert Bosch Automotive Steering 電動パワーステアリング
Honda Vezel ジェイテクト 電動パワーステアリング
Honda Acura TSX ショーワ 電動パワーステアリング
Suzuki Alto ジェイテクト 電動パワーステアリング
Suzuki Escudo KYB 油圧パワーステアリング
Suzuki Every Wagon ジェイテクト 電動パワーステアリング
Suzuki Hustler NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Suzuki Jimny NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Suzuki Jimny Sierra ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Suzuki Kizashi NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Suzuki Lapin NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Suzuki MR Wagon ジェイテクト 電動パワーステアリング
Suzuki Solio ジェイテクト 電動パワーステアリング
Suzuki Spacia ジェイテクト 電動パワーステアリング
Suzuki Swift NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Suzuki SX4 ジェイテクト 電動パワーステアリング
Suzuki SX4 ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Suzuki Wagon R NSKステアリングシステムズ 電動パワーステアリング
Mitsubishi Delica D:5 ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Mitsubishi Galant Fortis ジェイテクト 電動パワーステアリング
Mitsubishi i KYB 電動パワーステアリング
Mitsubishi i-MiEV KYB 電動パワーステアリング
Mitsubishi Lancer Evolution X ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Mitsubishi Minicab MiEV KYB 電動パワーステアリング
Mitsubishi Outlander ジェイテクト 電動パワーステアリング
Mitsubishi Pajero ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Mitsubishi Pajero KYB 油圧パワーステアリング
Mazda Atenza ジェイテクト 電動パワーステアリング
Mazda Axela ジェイテクト 電動パワーステアリング
Mazda Biante ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Mazda Bongo KYB 油圧パワーステアリング
Mazda CX-5 ジェイテクト 電動パワーステアリング
Mazda CX-7 ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Mazda CX-9 日立オートモティブシステムズ 油圧パワーステアリング
Mazda Demio TRWオートモーティブジャパン 電動パワーステアリング
Mazda MPV 日立オートモティブシステムズ 油圧パワーステアリング
Mazda Premacy ジェイテクト 油圧パワーステアリング
Mazda Roadster 日立オートモティブシステムズ 油圧パワーステアリング
Mazda Verisa KYB 電動パワーステアリング
Subaru BRZ ジェイテクト 電動パワーステアリング
Subaru Exiga 日立オートモティブシステムズ 電動パワーステアリング
Subaru Forester 日立オートモティブシステムズ 電動パワーステアリング
Subaru Impreza 日立オートモティブシステムズ 電動パワーステアリング
Subaru Legacy KYB 電動パワーステアリング
Subaru XV 日立オートモティブシステムズ 電動パワーステアリング

各社広報資料、聞き取り調査から作成。(一部マークラインズ推定を含む)



Ⅶ. 主要パワーステアリング企業の売上比較

売上高 (連結ベース)
(百万円) 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期
ジェイテクト 1,067,526 1,260,192 1,355,992
日本精工 732,842 871,742 974,885
KYB 305,752 352,710 370,425
ショーワ 232,962 272,794 268,490
日立オートモティブシステムズ 806,800 892,100 936,900

各社広報資料、聞き取り調査等から作成



世界事業拠点展開状況 (詳細)

注)パワステ部品およびパワステ関連部品の生産拠点のみ記載。

形態:○地域統括 ●製造拠点 ★開発・技術拠点
拠点会社名 ロケーション 形態 出資
比率
(%)
合弁相手先/
主要株主
主要納入先 製造品目
(備考)
(株)ジェイテクト
アジア
日本 ジェイテクト(株) 奈良工場 橿原 (奈良) ★● 電動パワーステアリング、
電動ポンプ式油圧パワーステアリング用電動ポンプ、
油圧パワーステアリング、
マニュアルステアリング
ジェイテクト(株) 豊橋工場 豊橋 (愛知) 油圧パワーステアリング、
マニュアルステアリング、
安全ハンドルコラム
ジェイテクト(株) 花園工場 岡崎 (愛知) 電動パワーステアリング、
油圧パワーステアリングポンプ、
制御コンピュータ
ジェイテクト(株)
JTEKT伊賀試験場
伊賀 (三重)
富士機工(株) 新居工場 湖西 (静岡) 33.6 タチエス 24.4 ステアリングコラム
光洋機械工業(株) 八尾 (大阪) 100 インターミディエイトシャフト
(株)CNK 刈谷 (愛知) 100 パワーステアリングラックシャフト、
ピニオンシャフト、シャフトカップリング
(株)豊幸 額田郡 (愛知) 100 パワーステアリングリザーバタンク用キャップ
中国 捷太格特(中国)投資有限公司
JTEKT (China) Co., Ltd.
上海 100 地域統括
捷太格特汽車部件(天津)有限公司
JTEKT Automotive (Tianjin) Co., Ltd.
天津 95
(10)
(捷太格特(中国)投資) 10、
豊田通商 5
パワーステアリング用ポンプ、
等速ジョイント、タンク配管
捷太格特(佛山)汽車部件有限公司
JTEKT Automotive Parts (Foshan) Co., Ltd.
佛山 100 パワーステアリング配管
捷太格特転向系統(厦門)有限公司
JTEKT Steering Systems (Xiamen) Co., Ltd.
厦門 95
(66.5)
(捷太格特(中国)投資) 66.5、
豊田通商 5
天津一汽トヨタ、
東風日産乗用車、
GAC Toyota
電動パワーステアリング
捷太格特科技中心(大連)有限公司
JTEKT Automotive Science and Technology Center (Dalian) Co., Ltd.
大連 100
(10)
(捷太格特(中国)投資) 10 テクニカルセンター
光洋連接器(厦門)有限公司
Koyo Joint (XIAMEN)Co., Ltd.
厦門 インターミディエイトシャフト
インド JTEKT Sona Automotive India Ltd. Rewari, Haryana 60.9
(9.9)
(Sona Koyo Steering Systems Ltd.) 49 コラムタイプ電動パワーステアリングシステム
インド
ネシア
PT. JTEKT Indonesia Cikarang Barat,
Bekasi
100
(55)
JTEKT (Thailand) Co., Ltd. 55 ステアリング、各種ベアリング、
スタータークラッチ
マレーシア JTEKT Automotive (Malaysia) SDN. BHD. Shah Alam,
Selangor Darul Ehsan
90 UMW Toyota Motor Sdn.Bhd. 10 電動ポンプタイプ油圧パワーステアリング、
マニュアルステアリング
タイ JTEKT (Thailand) Co., Ltd. Amphur Bangpakong,
Chachoengsao
95.8 Toyoda Tsusho (Thailand) Co., Ltd. 2.9 ステアリング、ユニバーサルジョイント、
各種ベアリング、等速ジョイント
JTEKT Automotive (Thailand) Co., Ltd. A.Pluakdaeng Rayong 95 Toyoda Tsusho (Thailand) Co., Ltd. 5 コラムタイプ電動パワーステアリングシステム、
油圧ポンプ、スタータークラッチ
Koyo Joint (Thailand) Co,. Ltd. Amphur Bangpakong,
Chachoengsao
インターミディエイトシャフト
韓国 JTEKT Korea Co., Ltd. Seoul 韓国本社
米州
アルゼンチン JTEKT Automotive Argentina S.A. Buenos Aires 100
(100)
(JTEKT Europe S.A.S.) 69.7,
(JTEKT Automotive Brasil Ltda.) 30.3
電動ポンプタイプ油圧パワーステアリング、
マニュアルステアリング
ブラジル JTEKT Automotive Brasil Ltda. José dos Pinhais,
Parana
●★ 100
(30.5)
(JTEKT Europe S.A.S.) 30.5 コラムタイプ電動パワーステアリング用マニュアルステアリングギア、
テクニカルセンター
米国 JTEKT North America, Inc. Plymouth (MI) ○★ 100
(100)
(Koyo Corp. of U.S.A.) 100 地域統括会社 (ステアリング)、
テクニカルセンター
JTEKT Automotive Tennessee-Vonore Co. Vonore (TN) 100
(100)
(JTEKT North America, Inc.) 100 電動パワーステアリング、
電動ポンプタイプ油圧パワーステアリング、
マニュアルステアリング、油圧ホース
JTEKT Automotive Tennessee-Morristown, Inc. Morristown (TN) 91.2
(91.2)
(JTEKT North America, Inc.) 91.2、
豊田通商 8.8
油圧ポンプ、AT用オイルポンプ、
鋳造製品
JTEKT Automotive Texas L.P. Ennis (TX) 100
(100)
(JTEKT North America, Inc.) 95、
(光洋機械工業) 5
電動パワーステアリング、
電動ポンプタイプ油圧パワーステアリング、
マニュアルステアリング、油圧ホース、インターミディエイトシャフト
欧州
チェコ JTEKT Automotive Czech Plzen, s.r.o. Plzen - Skvrnany 97.2
(97.2)
(JTEKT Europe S.A.S.) 100 電動パワーステアリング、
マニュアルステアリング
フランス JTEKT Europe S.A.S. Irigny ★○ 97.2 Renault 2.8 地域統括会社 (ステアリング)、テクニカルセンター
JTEKT HPI S.A.S. Chennevieres-Sur-Marne Cedex 97.2
(97.2)
(JTEKT Europe S.A.S.) 100 自動車/産業機械用ポンプ
JTEKT Automotive Dijon Saint-Etienne S.A.S. Chevigny Saint Sauveur 97.2
(97.2)
(JTEKT Europe S.A.S.) 100 エンジン駆動ポンプタイプ油圧パワーステアリング、
電動パワーステアリング
JTEKT Automotive Lyon S.A.S. Irigny 97.2
(97.2)
(JTEKT Europe S.A.S.) 100 電動パワーステアリング、
エンジン駆動ポンプタイプ油圧パワーステアリング、
マニュアルステアリング
英国 JTEKT Automotive UK Ltd. Neath
(West Glamorgan)
100 パワーステアリングギア、
油圧ポンプの組付、アクスル部品の加工
日本精工(株)/NSKステアリングシステムズ(株)
アジア
日本 NSKステアリングシステムズ(株)
総社プラント
前橋 (群馬) 100 機電一体型コラムタイプ電動パワーステアリング、
コラムタイプ電動パワーステアリング、
電動チルト・テレスコピックステアリングコラム、
ピニオンタイプ電動パワーステアリング、
スライドタイプ中間シャフト、ボールローラスライダー
NSKステアリングシステムズ(株)
赤城プラント
前橋 (群馬) 100 機電一体型コラムタイプ電動パワーステアリング、
コラムタイプ電動パワーステアリング、
電動チルト・テレスコピックステアリングコラム、
ピニオンタイプ電動パワーステアリング、
スライドタイプ中間シャフト、ボールローラスライダー
(株)ADTech 品川 (東京) 51 東芝
中国 東莞恩斯克転向器有限公司
NSK Steering Systems Dongguan Co., Ltd.
東莞 (広東) 100
(89.5)
自動車部品の製造
杭州恩斯克万達電動転向系統有限公司
NSK-WANDA Electric Power Assisted Steering Systems Co., Ltd.
杭州 90 浙江万達汽車零部件有限公司
Zhejiang Wanda Autoparts Co., Ltd. 10
自動車部品の製造
NSK中国
NSK (China) Investment Co., Ltd.
昆山 中国関係会社の統括
昆山恩斯克有限公司
Kunshan NSK Co., Ltd.
昆山 自動車関連製品の製造
インド Rane NSK Steering Systems Ltd. Bawal (Haryana) 51 Rane Group 49 Suzuki 自動車部品の製造・販売
Guduvancherry
(Tamil Nadu)
タイ Siam NSK Steering Systems Co., Ltd. Bangpakong
(Chachoengsao)
74.9 Siam Motors 25.1 自動車部品の製造・販売
米州
米国 NSK Steering Systems America, Inc. Bennington (VT) 100
(100)
(NSK Corporation) 100 自動車部品の製造
NSK Steering Systems America, Inc.
Dyersburg Plant
Dyersburg (TN)
NSK American
Technology Center
Ann Arbor (MI) 100
NSK American, Inc. Ann Arbor (MI) 地域統括
欧州
英国 SK Europe Ltd. Berkshire 地域統括
NSK Steering Systems Europe Ltd. Berkshire 自動車部品の製造
ポーランド NSK Steering Systems Europe (Polska) Sp.Zo.O Walbrzych 100
(100)
自動車部品の製造
KYB(株)
アジア
日本 KYB(株) 岐阜北工場 可児 (岐阜) パワーステアリング、
ショックアブソーバ、自動車用油圧機器
KYB(株) 開発実験センター 加茂郡川辺町
(岐阜)
KYB金山(株) 下呂 (岐阜) パワーステアリング用油圧ベーンポンプ、
CVT用油圧ベーンポンプ、
電動パワーステアリング用部品加工
中国 凱迩必機械工業(鎮江)有限公司
KYB Industrial Machinery (Zhenjiang) Co., Ltd.
鎮江 100
(100)
(凱迩必貿易(上海)有限公司) 100 東南(福建)汽車工業、
Shanghai Volkswagen Automotive Co., Ltd.
自動車事業製品の製造・販売
凱迩必(中国)投資有限公司
KYB (China) Investment Co., Ltd.
鎮江 地域統括
欧州
ドイツ KYB Europe Headquarters GmbH Krefeld, Germany 地域統括
(株)ショーワ
アジア
日本 (株)ショーワ 御殿場第一工場 御殿場 (静岡) ホンダ、スズキ、
三菱、富士重、
マツダ、ダイハツ、
トヨタ、日産
電動パワーステアリング
(株)ショーワ 御殿場第二工場 御殿場 (静岡) パワーステアリング用部品、
油圧パワーステアリング、
油圧機器
(株)ショーワ 栃木開発センター 芳賀郡芳賀町 (栃木) R&D
(株)九州ショーワ 宇城 (熊本) 100 パワステ用焼結部品部品、
四輪車用ショックアブソーバ、
焼結部品の製造
(株)ショーワ精工 秦野 (神奈川) 100 精密部品加工、チタンコーティング
中国 広州昭和汽車零部件有限公司
Guangzhou Showa Autoparts Co., Ltd.
広州 62.5 広州汽車集団零部件 31.4、
兼松 6.1
四輪車用ショックアブソーバ、
油圧・電動パワーステアリング
広州昭和汽車零部件有限公司
武漢分公司
Guangzhou Showa Autoparts Co., Ltd.
Wuhan Plant
武漢 四輪車用ショックアブソーバ、
油圧パワーステアリング
成都寧江昭和汽車零部件有限公司
Chengdu Ningjiang Showa Autoparts Co., Ltd.
成都 50 中国南方工業汽車 50 四輪車用・二輪車用ショックアブソーバ、
電動パワーステアリング
タイ Showa Autoparts (Thailand) Co., Ltd. Ampur Sriracha
(Chonburi)
76 油圧・電動パワーステアリング、
二輪用ショックアブソーバの製造
米州
カナダ Showa Canada, Inc. Schomberg (ON) 100 プロペラシャフト、油圧パワーステアリングポンプ、
電動パワーステアリング
米国 American Showa, Inc.
Sunbury Plant
Sunbury (OH) 91.4 American Honda Motor Co., Inc. 8.6 四輪車用・二輪車用ショックアブソーバ、
油圧パワーステアリング部品
American Showa, Inc.
Blanchester Plant
Blanchester (OH) パワーステアリング部品、
電動・油圧パワーステアリングの製造
メキシコ Showa Autoparts Mexico, S.A. de C.V. グアナフアト州 100 電動式パワーステアリングの製造販売
欧州
英国 Showa UK Ltd. Aberdare,
Mid Glamorgan
64.3 日信工業 35.7 Toyota Manufacturing UK,
Honda UK Manufacturing
四輪車用ショックアブソーバ、
油圧・電動パワーステアリング
日立オートモティブシステムズ(株)
アジア
日本 日立オートモティブシステムズ
ステアリング(株)
本社・埼玉事業所
比企郡滑川町 (埼玉) 100 電動パワーステアリングシステム、
油圧パワーステアリングシステム、
パワステギア、
パワステポンプ
日立オートモティブシステムズ
ステアリング(株)
秋田事業部
横手 (秋田)
日立オートモティブシステムズ
ステアリング(株)
新潟工場
胎内 (新潟)
中国 日立汽車系統部件(広州)有限公司
Hitachi Automotive Systems Products (Guangzhou) Ltd.
広州 100 パワーステアリングシステム、
ABS
台湾 台湾厚木工業股份有限公司
TAMP Auto Parts Industrial Co., Ltd.
平鎮 (桃園縣) 62.1 パワーステアリングシステム、
ストラット
タイ Hitachi Automotive Systems Asia, Ltd. Ampur Plangyao
(Chachoengsao)
100 日産、三菱 パワーステアリングシステム
TRWオートモーティブジャパン(株)
日本 TRWオートモーティブジャパン(株)
エンジニアリングセンター
横浜 (神奈川) 日産、マツダ、
ホンダ、三菱、
トヨタ、ワイテック、
カワダ
エンジニアリングセンター
TRWオートモーティブジャパン(株)
三次工場
三次 (広島) パワーステアリング

注)
合弁相手先の( )は出資子会社
出資比率の( )内の数値は間接所有の割合で内数。

<自動車産業ポータル マークラインズ>