現代自動車グループ:2010年販売は世界第5位の574万台、2011年は633万台目標
Hyundaiブランドの新しいコンセプトを"Modern Premium"に
2011/02/04
- 要 約
- 2010年の世界販売は23.8%増の574万台、2011年は633万台を目指す
- 米国市場:シェアを7.7%に拡大、中型セダン Hyundai Sonata, CUV Kia Sorentoの販売好調
- 2010年は、現代自動車、起亜自動車とも、売上高・営業利益が過去最高
- Hyundaiブランドの新しいコンセプトを"Modern Premium"に
- モデル計画:現代自動車がSonata Hybridを、起亜自動車がOptima Hybridを発売
- FCEV、EVの実証試験車、コンセプトカーを公開
- 現代自動車、中国に第3工場建設。現代のロシア工場、起亜の米国工場稼働開始
- IHSグローバルインサイト中期生産予測レポート
要 約
現代自動車グループの2010年の出荷台数は、574.2万台と前年に比べ110.4万台(23.8%)増加し、過去最高を記録した。これにより、Ford(531.3万台)を超え、販売台数で世界第5位のメーカーとなった。なお、2010年の販売台数、第1位はトヨタ(841万台)、第2位は GM(838万台)、第3位はルノー・日産(728万台)、第4位は VW(714万台)。
現代自動車の2010年12月期の、売上高(海外法人生産分を含まない、単独)は36.8兆ウォン(約2.7兆円)と前年比15.4%増加、営業利益も同44.4%増加の3.2兆ウォン(約2370億円)を記録し、いずれも過去最高となった。グループ傘下、起亜自動車(単独)の2010年12月期売上げは同26.3%増の23.3兆ウォン(約1.7兆円)、営業利益は同46.8%増の1.7兆ウォン(1240億円)を計上し、これらも過去最高を記録した。
現代自動車グループは2011年の販売計画を、現代自動車が390万台、起亜自動車が243万台の合わせて633万台としている。
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