Zeekrの発表会

　第21回上海国際汽車工業展覧会(2025年上海モーターショー)が2025年4月23日から5月2日まで、上海国家会展中心(National Exhibition and Convention Center (Shanghai))で開催された。展示スペースの総面積は36万平方メートルを超え、26の国と地域から約1,000社近くの企業が出展した。今回のモーターショーには国内外から延べ101万人が来場し、うち海外からは延べ6.3万人が訪れた。主催者によると、23日と24日のプレスデー期間に新車100モデル以上が初公開され、150以上の記者会見が行われた。

　本レポートは、吉利控股集団と奇瑞集団が上海モーターショー2025で出展した新型NEVモデルを紹介する。

　吉利グループ傘下の吉利(Geely)、極氪(Zeekr)、領克(Lynk&Co)のブースでは、計34モデルのスマートカーが展示されていた。吉利銀河(Geely Galaxy)はオフロードSUVのプロトタイプ「銀河戦艦」と「星耀(Xingyao)8」を初公開した。極氪はラグジュアリーフラッグシップSUV「9X」と4人乗りラグジュアリーフラッグシップ「009 光輝(Grand)」のコレクター版を初公開。領克はフラッグシップモデルの6人乗り「900」を発表。LotusはEVスポーツカーのコンセプトモデル「Theory 1」を披露した。

　奇瑞グループは傘下の奇瑞(Chery)、星途(EXEED)、捷途(Jetour)、iCAR、智界(Luxeed)の5ブランドとグローバルブランドなどで、53のNEVモデルを出展。奇瑞はフルモデルチェンジする「QQ」と量産型コンセプトカー「瑞虎(Tiggo)9L」を、EXEEDブランドは新型コンセプトカー「天璣(Tianji)」を世界初公開した。Jetourブランドも「縦横(Zongheng)G700」、「縦横G900」などオフロード系ラインアップを初公開した。iCARは「V23」シリーズのピックアップトラック/コンバーチブルのコンセプトカーを出展するとともに、グローバルブランド「iCAUR」を発表し、ピックアップトラックの新シリーズ「HIMLA」を発表した。

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