名古屋ものづくりワールド2023：軽量化、精密加工、CO2削減

第8回名古屋機械要素技術展、第5回名古屋次世代3Dプリンタ展

2023/04/28

要約

　名古屋ものづくりワールドは、RX Japan主催で、4月12日から3日間の日程で開催された。会場はポートメッセなごやで、第1展示場とコンベンションホールは2022年に新しくなり、建物外観が一新された。

　名古屋ものづくりワールドは、第8回名古屋機械要素技術展、第7回名古屋工場設備・備品展、第7回名古屋航空・宇宙機器開発展、第1回名古屋ものづくりODM/EMS展、第8回名古屋設計・製造ソリューション展、第5回名古屋次世代3Dプリンタ展、第4回名古屋ものづくりAI/IoT展、第4回名古屋計測・検査・センサ展、第1回名古屋製造業DX展の9つの専門展で構成される中部最大級の製造業見本市であり、日本企業の出展はもとより中国や台湾企業の出展もあり、480社の出展となった。またDX、電動化戦略、AI活用事例など最新の技術動向に関するセミナーも開催された。訪問者はこの3年の中では多かったと感じた。

　展示会の中で、機械要素技術展（M-Tech）は、モーター、ベアリング、ねじ、ばねなどの機械部品や、切削、プレスなどの加工技術、表面処理などが出展される展示会であり、次世代3Dプリンタ展は、アディティブ・マニュファクチャリング、3Dプリンター、材料、受託造形サービスなど、AM、3Dプリント技術に関する展示会であるが、これらの中から自動車関係の展示について報告する。