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NCAP(新車アセスメントプログラム)の概要と動向(2)

NCAPの評価基準と比較

要約

 NCAP (New Car Assessment Programme 新車アセスメントプログラム)の評価項目は、開始当初の米国では衝突テストによる衝突時乗員保護性能を中心としていたが、その後、他にNCAPが開始されるにつれ、子供の保護、歩行者保護など少しずつ内容を拡げ、更に自動ブレーキによる交通弱者の保護や推奨される安全デバイスの装備など、衝突対策重視から衝突回避へも重点を移し、先進テクノロジーの評価が増え、これらの各項目にそれぞれ重み付けして、総合的な評価とするNCAPが多くなっている。

 (注)衝突時乗員保護:正面衝突、側面衝突、後面衝突テストにおいて、ダミーで測定した乗員の傷害値で乗員保護を評価しているが、ロールオーバーは有効な衝突テスト法が確立されておらず、車両のサイズ、重心高から推定した転倒のし難さを評価している。


 今回のNCAPレポートは2回に分け、前稿のPart 1では各NCAPの特徴、問題点、そしてEuro NCAPのRoadmap2030に代表される将来動向を解説。本稿のPart 2では新項目を含むテスト法の詳細と各NCAPの比較を行う。

 

分析レポート エアバッグ :
分析レポート エアバッグ (日本市場編) (2022年10月)
分析レポート エアバッグ (欧米市場編) (2022年8月)


関連レポート:
NCAPの概要と動向(1)NCAPの地域比較と課題・最新動向(2023年1月)
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NCAPの概要と動向(1)世界の主要NCAPプログラムの総合評価体系の概要と特徴 (2020年5月)

 

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