自動車業界のカーボンニュートラルに向けた取り組み
人とくるまのテクノロジー展2022 展示取材より
2022/07/27
- 要約
- 新たな脱炭素技術:太陽電池パネル搭載EV(NEDO/シャープ/日産)、メタネーション(日立造船)
- 電動車の導入拡大とカーボンニュートラルへの取り組み(ダイハツ、SUBARU、マツダ)
- 商用車の電動化とカーボンニュートラル燃料を活用した内燃機関車の開発(いすゞ)
- FCシステムの多用途展開と水素利用の拡大(トヨタ、ホンダ)
- 内装材:脱炭素社会、循環型社会への取り組み(豊田合成、トヨタ紡織)
- プラスチックのリサイクル、CO2排出削減に貢献する樹脂素材(三井化学、住友化学)
要約
人とくるまのテクノロジー展2022(会期:2022年5月25日(水)~5月27日(金)、会場:パシフィコ横浜)のテーマは「熱い思いで切り拓こう!カーボンニュートラルへの道」で、横浜展示会のテーマは「新たな脱炭素技術が照らすカーボンニュートラルへの道」であった。
主催者企画展示をはじめ、各社ブースではカーボンニュートラルに向けて「創・蓄・使」の観点から、自動車の電動化技術のほか、環境負荷低減素材や工場における再生可能エネルギーの使用など、様々な取り組みが披露されていた。
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展示会テーマ 「熱い思いで切り拓こう!カーボンニュートラルへの道」 |
横浜展示会のテーマ 「新たな脱炭素技術が照らすカーボンニュートラルへの道」 |
本レポートでは、自動車メーカー各社のカーボンニュートラル目標とその実現に向けた取り組み、部品・素材メーカーによるバイオマス製品や樹脂リサイクルなどCO2削減に向けた取り組みに関する展示内容を紹介する。
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