インドオートエキスポ 2020:インド系・欧州系メーカーは新型SUVやEVを発表
Tata、Mahindra、Renault、Skoda、Volkswagen、Mercedes-Benzの展示
2020/03/10
- 要約
- Tata Motors:ALFAとOMEGAプラットフォームを採用した新型SUV、「Sierra EV Concept」とEVラインナップを披露
- Mahindra:ロードスターコンセプト「Funster」、都市モビリティ「ATOM」、「eXUV300」、「eKUV100」など幅広いEVラインナップを公開
- Renault:未来のモビリティ「SYMBIOZ Concept」、インド市場向けSUV「Triber」
- Skoda:「VISION IN」コンセプト、「KAROQ」などインド市場向けSUVを披露
- VW:「Taigun」、「T-Roc」などインド市場向けに多様なSUVモデルを導入
- Mercedes-Benz:高級モデルと新型「GLA」を披露
要約
Indian Auto Expo 2020は、インド自動車工業会 (SIAM) 、インド工業連盟 (CII) 、インド自動車部品工業会 (ACMA) による共同開催で、2月5日から12日までGreater NoidaのIndia Expo Martで開催された。23万5,000平方メートルの展示ホールに主要自動車メーカーが一堂に集結した。
本稿は、Tata、Mahindra、Renault、Skoda、Volkswagen、Mercedes-Benzが展示したコンセプトカーを中心に報告する。TataはSUVの「Gravitas」を世界初公開し、インド最大のEVラインナップを披露した。Mahindraは新型電気自動車 (EV) となる「eKUV100」、「eXUV 300」、「ATOM」を発表。
Renaultはグローバルラインナップを出展した。Skodaはコンセプト「VISION IN」をワールドプレミア。Volkswagenはインド市場向けの4つのSUVを出展し、「Taigun」を世界初公開した。Mercedes-Benzはインド市場に投入予定の高級車を披露した。
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グローバルプレミアとなったTataのSUV「Gravitas」 | Mahindraの新型EVモデル |
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