4代目トヨタプリウス車両分解調査(中)
プリウスの走りを変えた新プラットフォームTNGA/シャシー・空力性能技術の進化
2016/03/07
- 要 約
- 吟味されつくした、リヤダブルウィッシュボーンサスペンション
- 高剛性な支持構造のフロントサスペンション
- フロントアクスル
- ステアリング
- ブレーキ
- エンジンマウント
- CD値0.24を達成する空力性能技術
要 約
![]() TNGAプラットフォーム 資料:トヨタ自動車 |
![]() |
前報の「4代目プリウス車両分解調査(上)燃費40km/Lのために高効率化と軽量化されたパワートレーンユニットの進化」に続き、広島県産業振興機構のベンチマーク活動で2016年1月に実施された車両分解調査の内容を報告する。
今回は、プリウスの走りを大きく進化させたTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム、その中でシャシー性能、空力性能に関わる技術を紹介する。前モデルまでは燃費性能を優先していたが、4代目プリウスでは、走りの性能に関する部分でも、欧州車に匹敵する考え抜かれた技術が随所に織り込まれている。
次回レポートでは、新プラットフォームTNGAの車体と遮音材に関する技術を紹介する。
過去の分解レポート:
トヨタ 4代目プリウス
(上)燃費40km/Lのために高効率化と軽量化されたパワートレーンユニットの進化」(2016年2月)
ダイハツムーブ (2015年2/3月掲載) ホンダ アコードハイブリッド (2014年2月掲載) |
ホンダ フィットハイブリッド (2013年12月掲載) 日産 リーフ トヨタ プリウス (2010年3月掲載) |
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。