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LMC Automotive 2022年3月自動車市場月報(欧州)

2022年3月の西欧販売は19.6%減の102万台、季節調整済年率換算販売は900万台/年に低下

西欧主要17ヵ国の販売状況と直近の市場予測

※当レポートは自動車、パワートレイン分野の市場予測サービス専門の調査会社 LMC Automotive によるライトビークル市場トレンドレポートをマークラインズが翻訳したものです。

 

  • 西欧の2022年3月の乗用車販売台数は季節調整済み年率換算で900万台/年となり、2月の1,000万台/年から低下した。この結果、2022年第1四半期(1~3月)の年率換算販売は平均で960万台/年となった。自動車産業が供給制約の問題に引き続き苦しむ中で、2022年の立ち上がりは非常に厳しいものとなった。更に悪いことに、ウクライナ紛争がこの問題に拍車をかけている。
  • ドイツ、英国、フランス、スペイン、イタリア
    ドイツの3月の季節調整済み年率換算販売は240万台/年となり、2月の270万台/年からわずかに減少した。英国では3月に120万台/年となり、2月の190万台/年から落ち込んだ。フランスでは3月に140万台/年となり、引き続き低調な水準となった。スペインではトラック運転手によるストライキによって納車に遅れが生じた影響もあり、3月は57.4万台/年となり、2月の70万台/年から低下した。最後にイタリアでは3月に110万台/年となり、2月の120万台/年から低下した。
  • 今後の展望
    今後の販売予測について、戦争の影響によって供給面のボトルネックが悪化し、登録台数の伸び悩みが見られるため、先月から下方修正した。2022年を通して各月の年率換算販売は今後改善していくと引き続き想定しているが、そのペースは2月時点の見立てよりも緩やかになると見る。戦争は強いインフレの長期化と実質所得の低下を通して新車の基礎的需要を下押しすると見られるが、現時点では需要が供給を上回る状況が持続しており、当面は供給制約が一段と悪化する形で販売に影響が現れると見ている。

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