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Tesla Model Y 分解調査:Autopilot 3.0とステアリング、ブレーキシステム

自動運転可能なハードウエア ~Munro社の分解調査データより

要約

  Model YはModel 3を基本的に踏襲し設計されており、車両全部品の点数ベースで約54%がキャリーオーバーである。ステアリング及びブレーキ系も機械的な部分は基本的にModel 3と共通であるが、Munroが過去に調査した2017年式Model 3に対し、運転支援システムが自動運転対応のAutopilot 3.0となり安全性が強化されている(2019年4月~)。

  本稿では、Munro社による2020年モデル5人乗り・AWD・パフォーマンスアップグレード版(456 HP)の分解調査レポートをもとにステアリング、ブレーキの構成部品を示す。本稿で言及しない部品や、全部品の重量・材質・製造工程分析・コスト分析はMunro社のレポート本編に示されている。

Autopilot 3.0 Model Yのステアリングシステム
Autopilot 3.0に関してTeslaホームページでは「自動運転可能なハードウェアを標準装備しており、将来利用可能」と謳っている。
(マークラインズ ベンチマークセンターにて撮影)
Model Yのステアリングシステム
(出所:Munro)

 

  マークラインズは、デトロイトに本拠地を置く車両ベンチマークのエンジニアリング会社Munroと提携している。Munro社は各種車両の分解調査を行い、全ての部品について、重量・寸法など詳細スペック、コスト分析を実施、分析結果のレポートを提供している。詳しい情報をご希望の方は、下記へお問い合わせください。

 


Tesla Model Y 分解調査レポート:
Tesla Model Y 分解調査:サスペンション(2021年6月)
Tesla Model Y 分解調査:ボディ骨格・強度部材(2021年6月)
Tesla Model Y 分解調査:電動パワートレインの技術(2021年5月)


Tesla Model 3 分解調査レポート:
Tesla Model 3 分解調査:シャシー、ボディ(2019年5月)
Tesla Model 3 分解調査:インテリア、HVAC(2019年4月)
Tesla Model 3 分解調査:モーター、インバーター、バッテリー(2019年3月)


関連レポート:
Tesla:2022年に生産・販売100万台体制を目指す(2021年5月)
The Battery Show & EV Tech Digital Days 2020(2020年12月)
Teslaは自動車会社か、テクノロジー企業か?(2020年11月)

 

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