スズキ、ハンガリーで2020年にEU市場限定のHVを生産

・スズキのハンガリー子会社マジャール・スズキ(Magyar Suzuki)は1月20日、数百万ユーロを投じて新たなハイブリッドモデルの投入準備をしたと発表した。
・同社は2019年12月、エステルゴム (Esztergom)工場でハイブリッド車 (HV)の量産を開始した。
・また、2020年はEU市場限定のHVを生産する。コンパクトSUV「ビターラ(Vitara)」と「SX4 S-Cross」のハイブリッドバージョンはハンガリーおよびEU諸国で2020年1月発売予定。
・新しい48V ISGテクノロジーを搭載したハイブリッドモデルは、従来と比較して燃料消費量と二酸化炭素排出量を15-20%削減する。このハイブリッドシステムは他のハイブリッドシステムやプラグインハイブリッドシステムよりも小型・軽量化を実現している。
・さらに同社は、トヨタと協力してインド市場に電気自動車 (EV)を導入する。ほとんどの共同プロジェクトはスズキ最大の市場で実施しているが、両社は欧州でも協力体制をとるという。両社は特に自動運転システム開発の分野で協業している。

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