VW、独Gehringのガソリンエンジン生産用レーザー技術を採用
・ドイツのGehring Technologiesは9月20日、VWグループが北米および中国でコーティングするEA 211 evoエンジン生産にGehringのレーザーおよびホーニング技術が採用されたと発表した。
・EA211 evoエンジンは効率を改善する最新技術が搭載されており、天然ガスモデルおよびプラグインハイブリッド車(PHV)にも適用できる。
・VWは中国拠点にシリンダーライナーのコーティングを行う生産ラインを導入する。これらのラインについて、Gehringはレーザー粗面加工機とホーニング盤を供給する受注を獲得した。
・シリンダーボアのサーマルコーティングは内燃機関の効率を高めるための人気技術。Gehringのレーザー加工技術はコスト削減と環境管理の改善に加えて、生産関連にも利益をもたらすという。
・Gehringのレーザー粗化装置は2シリンダーライナーを同時に加工する2つのスピンドルを備え、アルミニウムと鋳鉄の前処理が可能。
Gehringのリリースをみる