日産e-パワー、エンジンバリエーション拡大 中上級クラス車用も

日産自動車はシリーズハイブリッドシステム「e-パワー」に複数のエンジンをそろえ、リチウムイオン電池(LiB)とモーターの増減でコンパクト車から上級セダンまで対応するシステムを構築する。日産はe-パワーの搭載車種を増やすことにより、電池やモーターのコストを引き下げていく方針。基本ユニットを車のサイズに応じて組み合わせる設計方法を採用することにより、効率的に設定車種を増やす。車種を増やすにあたり、エンジンラインアップを増やし、システムのバリエーションを拡大する。現在の1.2リットルに加え、中上級クラス車用にエンジンを設定する。モーターの数や電池の搭載量も車のサイズに応じて調節することにより、多様なサイズの車に対応していく。(2018年2月13日付日刊自動車新聞より)