日系メーカー、8月の中国新車販売は引き続き好調を維持

・日系メーカー4社は、5日までに8月の中国新車販売台数を発表した。各社とも前年同月比で増加となった。中でも日産、トヨタ、ホンダは2桁増を達成、ホンダが4社の中で販売台数首位を維持した。
・日産は5日、8月の販売台数は前年同月比17.8%増の12万2,319台だったと発表した。中高級クラスのセダン「ティアナ(Teana、天籟)」、好評の小型セダン「シルフィ(Sylphy、軒逸)」、SUV「エクストレイル(X-TRAIL、奇駿)」、「キャシュカイ(Qashqai、逍客)」及び「ムラーノ(Murano、楼蘭)」の販売が好調だった。1-8月の累計販売台数は前年同期比9.0%増の87万7,638台。
・トヨタの8月の販売台数は前年同月比13.2%増の10万8,500台で引き続き成長を保った。モデル別では、小型車「カローラ(Corolla、卡羅拉)」と「ヴィオス(Vios、威馳)」、コンパクトセダン「レビン(Levin、雷凌)」、SUV「ハイランダー(Highlander、漢蘭達)」の販売が好調だった。1-8月の累計販売台数は7.1%増の84万1,400台。
・ホンダは4日、8月の販売台数は前年同月比20.6%増の12万8,671台だったと発表、8月の月間販売台数記録を更新した。モデル別では、「シビック(Civic、思域)」の販売が引き続き好調で、「エリシオン(Elysion、艾力紳)」、「ジェイド(Jade、傑徳)」、「XR-V」の販売が大きく増えた。1-8月の累計販売台数は18.0%増の88万6,641台。
・マツダは4日、8月の販売台数は前年同月比8.4%増の2万5,612台であったと発表した。SUV「CX-4」や中型セダン「アクセラ(Mazda3 Axela、昴克賽拉)」の販売が引き続き好調だった。1-8月の累計販売台数は13.2%増の18万4,184台で、1-8月の累計販売記録を更新した。
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